【特別企画】Mission連続レポート第2回
再上陸した英国老舗ブランド“Mission”のエントリースピーカー「MXシリーズ」を聴く
英国のスピーカーブランド「Mission」が2014年秋より日本に再導入された。2回にわたってお届けするMissionレビュー、前編では上位モデルの「SXシリーズ」をレポートした(レビューはこちら)。後編では、エントリーモデルであるMXシリーズからフロア型「MX-3」とブックシェルフ型「MX-1」をピックアップ。野村ケンジ氏がそのサウンドをレポートしていく。
■再上陸する英国ブランド“Mission”のエントリークラス「MXシリーズ」
1975年に英国ケンブリッジで創業したMissionは、当時主流だったBBCモニター系のスピーカーとは方向性の異なる、オリジナリティ溢れるスピーカー作りが特徴だった。たとえば、いまや一般的となったポリプロピレン振動板を他社に先駆けて初採用するなど、最新技術を積極的に取り入れるコンセプトは評判を呼び、1980年代にはスピーカーブランドとして確固たる評価を得ていたという。実際、日本国内でも1980年代〜1990年代にかけて人気を集めていたが、残念ながらここ10年は諸事情によって大々的な展開は行われていなかった。それがこのたび、ラックスマンの手によって販売が再開されることとなったのだ。
一世を風靡したスピーカーブランドの再始動だけに、最新モデルの実力のほどは大いに気になるところ。そこで今回は、日本国内での展開がスタートした2シリーズ(「SXシリーズ」と「MXシリーズ」)のうち、エントリークラスに位置する「MXシリーズ」にフォーカスして紹介していこう。
■MXシリーズもMissionの中核技術「インバーテッドジオメトリー」方式を採用
Missionの最新モデルには、トゥイーターをウーファーの下部に配置するなどの工夫を行うことで位相を最適化する独自技術「インバーテッドジオメトリー」方式が採用されている。もちろん、この技術はエントリーラインであるMXシリーズにも搭載されていて、Missionスピーカーならではの外観上の特徴ともなっている。
一方で、数多くの製品バリエーションを用意していることもMissionブランドの特徴といえる。このMXシリーズにおいても、ブックシェルフ型が3モデル、フロアスタンディング型が4モデル、センタースピーカーが2モデルという幅広いラインナップを用意する。
さらに、カラーバリエーションもオーソドックスなブラックに加えて、チェリー、ローズウッド、ウォールナットという4種類を設定。様々なユーザーが、自分にとって最適なモデルを選び出せるよう、充分に配慮されているのだ。こういったバリエーションの豊富さは、とても実際に導入するユーザーにとってありがたい。
■再上陸する英国ブランド“Mission”のエントリークラス「MXシリーズ」
1975年に英国ケンブリッジで創業したMissionは、当時主流だったBBCモニター系のスピーカーとは方向性の異なる、オリジナリティ溢れるスピーカー作りが特徴だった。たとえば、いまや一般的となったポリプロピレン振動板を他社に先駆けて初採用するなど、最新技術を積極的に取り入れるコンセプトは評判を呼び、1980年代にはスピーカーブランドとして確固たる評価を得ていたという。実際、日本国内でも1980年代〜1990年代にかけて人気を集めていたが、残念ながらここ10年は諸事情によって大々的な展開は行われていなかった。それがこのたび、ラックスマンの手によって販売が再開されることとなったのだ。
一世を風靡したスピーカーブランドの再始動だけに、最新モデルの実力のほどは大いに気になるところ。そこで今回は、日本国内での展開がスタートした2シリーズ(「SXシリーズ」と「MXシリーズ」)のうち、エントリークラスに位置する「MXシリーズ」にフォーカスして紹介していこう。
■MXシリーズもMissionの中核技術「インバーテッドジオメトリー」方式を採用
Missionの最新モデルには、トゥイーターをウーファーの下部に配置するなどの工夫を行うことで位相を最適化する独自技術「インバーテッドジオメトリー」方式が採用されている。もちろん、この技術はエントリーラインであるMXシリーズにも搭載されていて、Missionスピーカーならではの外観上の特徴ともなっている。
一方で、数多くの製品バリエーションを用意していることもMissionブランドの特徴といえる。このMXシリーズにおいても、ブックシェルフ型が3モデル、フロアスタンディング型が4モデル、センタースピーカーが2モデルという幅広いラインナップを用意する。
さらに、カラーバリエーションもオーソドックスなブラックに加えて、チェリー、ローズウッド、ウォールナットという4種類を設定。様々なユーザーが、自分にとって最適なモデルを選び出せるよう、充分に配慮されているのだ。こういったバリエーションの豊富さは、とても実際に導入するユーザーにとってありがたい。