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【特別企画】オーディオで定評のモデルがAVも強化

QNAPからDTCP-IP対応NAS「HS-210-D」登場 − 折原一也がさっそく使い倒す

公開日 2015/04/01 11:55 折原一也
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BDレコーダーからHS-210-Dへ録画番組をダビング

HDDを内蔵するBDレコーダーについても、録画できる容量には限りがあるため、録画番組を外部のNASに移動して運用できると便利だ。東芝のBDレコーダーである“REGZAブルーレイ”「BDR-T550」は、内蔵HDDに録画した番組をネットワーク上のNASにダビングすることができる。

東芝のREGZAサーバー「BDR-T550」との組み合わせでダビングも検証

まず、「スタートメニュー」から「ダビング」を開き、ダビング先に「LAN」を選ぶとネットワーク上のHS-210-Dを自動認識するので、あとは番組を選択してダビングを実行するだけだ。こちらも“ダビング10”のダビング回数を1回使用して転送が行われる。


<BDプレーヤーからHS-210-Dへ録画番組をダビング>

HS-210にダビングするにはBDR-T550の「スタートメニュー」から「ダビング」を選択

ダビング元に「HDD」、ダビング先に「LAN」を選択


ネットワーク上の機器が自動で検索されるので「QNAP HS210」を選択

HDDの録画リストからダビングしたいタイトルを選択


ダビングを実行。DRの録画番組もAVCの録画番組も問題なく実行できた



BDR-T550もタイムシフトマシン機能を搭載するが、こちらの録画番組も一度「保存する」から内蔵HDDの通常録画領域にダビングすることで、HS-210-Dへダビングが実行できた。

また、BDR-T550との組み合わせでHS-210-Dにダビングする際の注意点がある。BDR-T550は家庭内ネットワーク上の録画番組にアクセスする手段(DLNAクライアント機能)が搭載されていないのだ。よって筆者宅の場合ならば50Z10Xの再生機能を使うなど、再生手段をあらかじめ考えておきたい。

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