【特別企画】スリムな新サウンドバーと台座型システム
“スタンダードクラスのシアターシステム決定版”。ソニー「HT-CT780」など3機種を折原一也が体験
■圧倒的な空間再現性と映画の世界への没入感を実現する「HT-CT780」
それでは、「HT-CT780」の実力を体験してみよう。
『ベイマックス』で、主人公のヒロが初めて科学オタクのラボに足を踏み入れ、ベイマックスと出会うシーンを鑑賞。グッと空間を広げて、仲間達の声が行き交うラボの様子がより伝わってくる。セリフがテレビ画面の中心から聞こえるような効果があり、キャラの感情もしっかりと伝わる。
ベイマックスを追いかけてヒロがサン・フランソウキョウの雑踏へと踏み出すシーンも、都市の息遣いを感じるほど。劇場で一度本作を鑑賞した人でも、本機を利用して自宅でもう一度作品を見直すことで、よりいっそう『ベイマックス』の世界へと入り込めること間違いなしだ。
続いて鑑賞したのは『GODZILLA ゴジラ』。ヘリコプターの移動音は、まるで本物が耳元をかすめていくような臨場感あるサラウンド空間を見事に生み出す。
ゴジラの咆哮、そして行き交う戦車や戦闘機の爆音は、“震動”とも呼びたくなる地鳴りのようなパワフルさで、ワイヤレスサブウーファーが迫力たっぷりに再現してくれた。なお、サブウーファーの音量だけを(つまりサウンドバー本体とは別に)調整することもできるため、周囲への騒音が気になるような場合も安心だ。
そのほかの面では、4K放送対応チューナーとの接続に必須の著作権保護規格「HDCP2.2」、および「4Kパススルー」にも対応。このため、例えば「今はフルHDテレビだけど、4Kテレビへの買い替えを検討している」といったような場合でも、将来まで接続互換性は心配ナシ。ホームシアターシステムはもちろんのこと、4Kテレビでもトップブランドのソニーだからこそ成せる作り込みだ。
さらに、NFC対応でスマートフォンなどをワンタッチペアリングしてのBluetoothオーディオ再生も可能。テレビを観ないときにも活用できてしまう。このように、実売5万円以下で今サウンドバーに欲しい機能がすべて揃ったスタンダードモデルが「HT-CT780」なのだ。
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