<短期集中連載第2回>
AVオンチのデジタルライターが挑戦!低予算ホームシアターを構築する − スクリーン編
数年前に家を建てたとき、密かに企んでいた野望。それが仕事部屋のホームシアター化です。もちろん、家を建てるだけで予算いっぱいだったので、仕事部屋は防音をはじめとしてシアター作りのための準備はゼロ。そんな状態でもやっぱりシアターを作りたいと、低予算でスタートしました。前回はヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでお話を伺い、ホームシアター作りに必要な製品を教えてもらいました。ちょっと間が空いてしまいましたが、その第二弾となる今回は、いろいろな製品を決めたいと思います。
■100インチにこだわるか80インチにするか…
前回、ヨドバシカメラでお話を伺ったことで買うべきモノが見えてきた。まずはすでに持っている機器と買うべき機器を整理してみよう。
買うべき機器の1番はプロジェクターだ。第1候補となるのは、前回紹介してもらったエプソンの“dreamio”「EH-TW5200(関連ニュース)」。発売日が2013年8月とすでに約2年前となっており、そろそろ後継モデルが出そうというのが不安なところ。しかし、逆にいうと実売価格はかなりこなれており、80インチスクリーンセットでも10万円を割る価格で購入できるのがポイントだ。
そして2つ目の購入製品がスクリーンだ。できれば天井か壁設置で100インチを希望。電動にも憧れていたりする。しかし、スクリーンは価格帯が広すぎて選ぶのが本当に難しい。
アンプとフロントスピーカーはすでに所有済み。AVアンプは昨年、ホームシアターを作りたいと衝動買いしてしまったヤマハの「RX-V577(関連ニュース)」、フロントスピーカーはJBLの「STUDIO 280(関連ニュース)」だ。AVアンプは前回紹介してもらったような、ドルビーアトモス対応製品に買い換えるかもしれないが、それはおそらく遠い先のことになりそうだ。それより先に、センタースピーカーとサブウーファーを追加するべきだろう。
今回決めなければならないのがスクリーンだ。決めるべき要素は非常に多い。サイズ、設置位置、設置方法、そしてブランド、駆動方法などなど。しかも、プロジェクターやスピーカー、アンプに関してはさまざまな記事がネット上で見つけられるのに、スクリーンに関しては本当に情報が少ないのだ。
スクリーンメーカーやショップのサイトを見て回ることで、いくつかのことがわかった。まずサイズについて。映画を中心に見るとなるとアスペクト比16:9のスクリーンがトレンド。通常の4:3のスクリーンに比べると横長になり、100インチサイズで2,214mmとなる。実際のスクリーンでは両サイドに黒縁がつくため、これよりも大きくなることが多いようだ。
実はこの時点で元々考えていた使い方ができないことがわかった。それは、ゲーム用に使っている42インチの古い液晶テレビの前に、映画を見るときだけスクリーンを下ろすという使い方だ。これなら42インチテレビとスクリーンが両立できる。使いたい時だけ電動でスクリーンが下りてくるというギミックもたまらない。
しかし、仕事部屋は7畳ほどの大きさがあるものの、細長い作りとなっており、部屋の幅は約2,600mmほどしかないのだ。一応、100インチスクリーンの横幅よりは大きいものの、黒縁などを考えるとギリギリだ。しかも、テレビの両サイドにはスピーカーを置いているため、そのスピーカー間は2,000mmほどしかない。少なくともテレビの前に100インチのスクリーンを下ろすのは無理ということだ。
では別の策を考えよう。考えられるのはスクリーンのサイズを小さくするか、テレビとの併用をあきらめるかだ。まずスピーカー間が約2,000mmということは、横幅1,771mmの80インチスクリーンなら想定通りに下ろせるということになる。もう一つの案は42インチテレビをあきらめて、壁面に100インチスクリーンを設置することだ。ただし、それでもスピーカーはちょっと前にかぶることになる。
このほか、スクリーンの後ろにスピーカーを設置しても音を通せるサウンドスクリーンという商品もあるのだが、これは高級すぎて選択肢にも入れられなかった。
■100インチにこだわるか80インチにするか…
前回、ヨドバシカメラでお話を伺ったことで買うべきモノが見えてきた。まずはすでに持っている機器と買うべき機器を整理してみよう。
買うべき機器の1番はプロジェクターだ。第1候補となるのは、前回紹介してもらったエプソンの“dreamio”「EH-TW5200(関連ニュース)」。発売日が2013年8月とすでに約2年前となっており、そろそろ後継モデルが出そうというのが不安なところ。しかし、逆にいうと実売価格はかなりこなれており、80インチスクリーンセットでも10万円を割る価格で購入できるのがポイントだ。
そして2つ目の購入製品がスクリーンだ。できれば天井か壁設置で100インチを希望。電動にも憧れていたりする。しかし、スクリーンは価格帯が広すぎて選ぶのが本当に難しい。
アンプとフロントスピーカーはすでに所有済み。AVアンプは昨年、ホームシアターを作りたいと衝動買いしてしまったヤマハの「RX-V577(関連ニュース)」、フロントスピーカーはJBLの「STUDIO 280(関連ニュース)」だ。AVアンプは前回紹介してもらったような、ドルビーアトモス対応製品に買い換えるかもしれないが、それはおそらく遠い先のことになりそうだ。それより先に、センタースピーカーとサブウーファーを追加するべきだろう。
今回決めなければならないのがスクリーンだ。決めるべき要素は非常に多い。サイズ、設置位置、設置方法、そしてブランド、駆動方法などなど。しかも、プロジェクターやスピーカー、アンプに関してはさまざまな記事がネット上で見つけられるのに、スクリーンに関しては本当に情報が少ないのだ。
スクリーンメーカーやショップのサイトを見て回ることで、いくつかのことがわかった。まずサイズについて。映画を中心に見るとなるとアスペクト比16:9のスクリーンがトレンド。通常の4:3のスクリーンに比べると横長になり、100インチサイズで2,214mmとなる。実際のスクリーンでは両サイドに黒縁がつくため、これよりも大きくなることが多いようだ。
実はこの時点で元々考えていた使い方ができないことがわかった。それは、ゲーム用に使っている42インチの古い液晶テレビの前に、映画を見るときだけスクリーンを下ろすという使い方だ。これなら42インチテレビとスクリーンが両立できる。使いたい時だけ電動でスクリーンが下りてくるというギミックもたまらない。
しかし、仕事部屋は7畳ほどの大きさがあるものの、細長い作りとなっており、部屋の幅は約2,600mmほどしかないのだ。一応、100インチスクリーンの横幅よりは大きいものの、黒縁などを考えるとギリギリだ。しかも、テレビの両サイドにはスピーカーを置いているため、そのスピーカー間は2,000mmほどしかない。少なくともテレビの前に100インチのスクリーンを下ろすのは無理ということだ。
では別の策を考えよう。考えられるのはスクリーンのサイズを小さくするか、テレビとの併用をあきらめるかだ。まずスピーカー間が約2,000mmということは、横幅1,771mmの80インチスクリーンなら想定通りに下ろせるということになる。もう一つの案は42インチテレビをあきらめて、壁面に100インチスクリーンを設置することだ。ただし、それでもスピーカーはちょっと前にかぶることになる。
このほか、スクリーンの後ろにスピーカーを設置しても音を通せるサウンドスクリーンという商品もあるのだが、これは高級すぎて選択肢にも入れられなかった。