TIDAL連携からクラシックでの検索活用まで
ネットオーディオの革命? 総合音楽鑑賞ソフト「Roon」“実践”レビュー
ローカルとTIDALをシームレスに管理/鑑賞
というわけで、続いてはTIDALの音源を「Roonのライブラリとして」統合してみよう。
まずはTotoの新譜『Toto XIV』をTIDALのライブラリから選択する。前回の記事でも紹介したが、TIDALのアカウントを持っている場合、Roon上からTIDALの音源を表示・検索・再生することができる。
そして『Toto XIV』を選択すると…さすがの情報量である。ローカルに保存している音源と同様に、TIDALの音源にも様々な情報が付加される。Roonの魔法は、TIDALの音源にも等しくかかっている。パッと見ただけでは、ローカルの音源とTIDALの音源を区別するものはアルバムアートの左下に小さく表示されるTIDALのアイコンくらいのものだ。Roonはローカルとクラウドの音源を区別することなく、美しく、楽しく提示する。
TIDALの音源は、Roonのインターフェースの中でローカルの音源と同じように表示され、聴き、楽しむことができる。しかし、ただTIDALの楽曲を表示するだけで「Roonのライブラリ」に統合されるわけではなく、この時点では「音源に対してできること」についてはローカルの音源と差がある。
そこで「Add To Library」を選択して、TIDALの音源をライブラリに追加する。TIDALの楽曲のライブラリ追加は、アルバム1枚ずつでも、1曲ずつでも、右クリックによる複数選択によって一度に行うこともできる。そしてTIDALの音源をライブラリに追加すると、表示がこのように変わる。
TIDALのアイコンはそのままに、類似するアルバムを表示する「Focus On Similar」、ライブラリ内の同一アーティストによるアルバムの表示など、ローカルの音源と同じ機能が使えるようになる。
また、画面右のペンのアイコンから、TIDAL音源の情報を編集することが可能になる。ここでは一例として、ジャンルに「ROCK」を新たに付け加えてみる。
ちなみに編集可能な項目はジャンルに限らない。アーティスト名や楽曲名を変更することさえ可能だ。
このように、Roonでは本来ならばクラウドにあって手の出しようがないTIDALの音源に対しても、いわばRoonというレイヤーを用いることで、ローカルの音源と同じようにユーザー自身の意思を反映させることができる。
こうしてTIDALの音源はRoonのライブラリの中に統合され、ローカルの音源と完全にシームレスとなる。
なお、RoonではTIDALの各ジャンルから厳選された音源「TIDAL Collections」を一括で追加し、一気にライブラリを充実させることもできる。
TIDALの楽曲は、ライブラリ上でシームレスに管理できることはもちろん、同一のプレイリスト上で、ローカルの音源とシームレスに再生することができる。
というわけで、続いてはTIDALの音源を「Roonのライブラリとして」統合してみよう。
まずはTotoの新譜『Toto XIV』をTIDALのライブラリから選択する。前回の記事でも紹介したが、TIDALのアカウントを持っている場合、Roon上からTIDALの音源を表示・検索・再生することができる。
そして『Toto XIV』を選択すると…さすがの情報量である。ローカルに保存している音源と同様に、TIDALの音源にも様々な情報が付加される。Roonの魔法は、TIDALの音源にも等しくかかっている。パッと見ただけでは、ローカルの音源とTIDALの音源を区別するものはアルバムアートの左下に小さく表示されるTIDALのアイコンくらいのものだ。Roonはローカルとクラウドの音源を区別することなく、美しく、楽しく提示する。
TIDALの音源は、Roonのインターフェースの中でローカルの音源と同じように表示され、聴き、楽しむことができる。しかし、ただTIDALの楽曲を表示するだけで「Roonのライブラリ」に統合されるわけではなく、この時点では「音源に対してできること」についてはローカルの音源と差がある。
そこで「Add To Library」を選択して、TIDALの音源をライブラリに追加する。TIDALの楽曲のライブラリ追加は、アルバム1枚ずつでも、1曲ずつでも、右クリックによる複数選択によって一度に行うこともできる。そしてTIDALの音源をライブラリに追加すると、表示がこのように変わる。
TIDALのアイコンはそのままに、類似するアルバムを表示する「Focus On Similar」、ライブラリ内の同一アーティストによるアルバムの表示など、ローカルの音源と同じ機能が使えるようになる。
また、画面右のペンのアイコンから、TIDAL音源の情報を編集することが可能になる。ここでは一例として、ジャンルに「ROCK」を新たに付け加えてみる。
ちなみに編集可能な項目はジャンルに限らない。アーティスト名や楽曲名を変更することさえ可能だ。
このように、Roonでは本来ならばクラウドにあって手の出しようがないTIDALの音源に対しても、いわばRoonというレイヤーを用いることで、ローカルの音源と同じようにユーザー自身の意思を反映させることができる。
こうしてTIDALの音源はRoonのライブラリの中に統合され、ローカルの音源と完全にシームレスとなる。
なお、RoonではTIDALの各ジャンルから厳選された音源「TIDAL Collections」を一括で追加し、一気にライブラリを充実させることもできる。
TIDALの楽曲は、ライブラリ上でシームレスに管理できることはもちろん、同一のプレイリスト上で、ローカルの音源とシームレスに再生することができる。