<山本敦のAV進化論 第86回>
ソニーのICレコーダー「ICD-SX2000」レビュー。旅の思い出をハイレゾでスナップ!
職業柄、メーカーの開発者の方に会って商品の開発背景をうかがったり、発表会の取材メモを取る際、ボイスレコーダーを活用する機会が多い。先日ソニーのICレコーダーのラインナップにハイレゾ録音対応の新機種が加わった。ハイレゾ音源はよく聴いているが、自分で録音までしたことはない。気軽にハイレゾ録音が楽しめるなら一度試してみたいと、ソニーのハイレゾ対応ボイスレコーダー「ICD-SX2000」を借りて使ってみることにした。
■ハイレゾ録音・再生に対応したICレコーダー
現在ソニーは、ビジネス向けのICレコーダー「ICDシリーズ」や、より本格的な音楽録音にも使えるリニアPCMレコーダー「PCMシリーズ」をラインナップしている。
今回の主役である「ICD-SX2000」は、型番からも明らかな通りICDシリーズの新顔だが、最大96kHz/24bitのハイレゾ録音にも対応したリニアPCMレコーダーとしても使えるプレミアムモデルだ。両シリーズの中間的位置付けにある製品と言えるかもしれない。
実機を使ってみると、ビジネスの即戦力であるICDシリーズならではの使い勝手の良さが感じられる。本体を直接PCにつなげられるよう、スライド式USB端子を採用。PCに接続すればUSB充電ができる。本体には16GBのメモリーを内蔵しているが、最高品質の96kHz/24bit・WAVで録音してしまうと、1件あたりのファイルサイズが大きくなり、たちまち内蔵メモリーがいっぱいになる。そこで外部記憶媒体としてmicroSDカードも使えるようにしている。
ハイレゾは録音だけではなく、プレーヤー機能も備えているのが良い。今どきはスマホでもハイレゾが聴けるので、本機をメインプレーヤーとして選ぶ理由は特にないかもしれないが、本体が小さくてスリムなので携帯性は非常に良い。ちょっとした外出時に音楽プレーヤーとして持ち歩くには程よいサイズ感だ。最大192kHz/24bitのWAV・FLACファイルを各ストレージに保存して再生できる。
■録音シーンに合わせてマイクのポジションが変更できる
ICDシリーズのトップモデルらしくマイクにも贅を尽くした。トップにはL/Rに1基ずつの独立した可動式のハイレゾ対応マイクユニットが搭載されており、録音シーンに合わせてポジションが変えられる。
■ハイレゾ録音・再生に対応したICレコーダー
現在ソニーは、ビジネス向けのICレコーダー「ICDシリーズ」や、より本格的な音楽録音にも使えるリニアPCMレコーダー「PCMシリーズ」をラインナップしている。
今回の主役である「ICD-SX2000」は、型番からも明らかな通りICDシリーズの新顔だが、最大96kHz/24bitのハイレゾ録音にも対応したリニアPCMレコーダーとしても使えるプレミアムモデルだ。両シリーズの中間的位置付けにある製品と言えるかもしれない。
実機を使ってみると、ビジネスの即戦力であるICDシリーズならではの使い勝手の良さが感じられる。本体を直接PCにつなげられるよう、スライド式USB端子を採用。PCに接続すればUSB充電ができる。本体には16GBのメモリーを内蔵しているが、最高品質の96kHz/24bit・WAVで録音してしまうと、1件あたりのファイルサイズが大きくなり、たちまち内蔵メモリーがいっぱいになる。そこで外部記憶媒体としてmicroSDカードも使えるようにしている。
ハイレゾは録音だけではなく、プレーヤー機能も備えているのが良い。今どきはスマホでもハイレゾが聴けるので、本機をメインプレーヤーとして選ぶ理由は特にないかもしれないが、本体が小さくてスリムなので携帯性は非常に良い。ちょっとした外出時に音楽プレーヤーとして持ち歩くには程よいサイズ感だ。最大192kHz/24bitのWAV・FLACファイルを各ストレージに保存して再生できる。
■録音シーンに合わせてマイクのポジションが変更できる
ICDシリーズのトップモデルらしくマイクにも贅を尽くした。トップにはL/Rに1基ずつの独立した可動式のハイレゾ対応マイクユニットが搭載されており、録音シーンに合わせてポジションが変えられる。