専用アプリの使い勝手から音質までを検証
【レビュー】デノン「DNP-2500NE」と専用アプリで実現する“快適ネットワーク再生”
「Hi-Fi Remote」がインストールできる端末は、iOSであれば、iPhone/iPad/iPod touchに対応しており、Androidであればスマートフォン、タブレット、Kindle Fireに対応している。またネットワーク再生のほか、本体電源のON/OFF、入力切り替え、ボリューム調整等も可能な多機能アプリでもある。
iPadなどタブレットで使えば、大きな画面による視認性の高さが魅力となる。しかし今回は、より多くのユーザーが持っていることが想定でき、かつより身近な端末と言えるスマートフォンで検証を行いたい。iPhone 5SにHi-Fi Remoteをインストールして、アプリを立ち上げてみた。
■[音源の選択画面]では再生までがスムーズに行える
ネットワーク再生では、NASから音源を見つけてスムーズに再生できるかが重要だ。今回はAKB48の楽曲を選択して再生してみた。NAS内の音源を[音源の選択画面]で確認し、再生の指示を出す。Hi-Fi Remoteはこの部分のユーザーインターフェイスとレスポンスが良く、スムーズに再生までたどり着けた。また、曲を選ぶ時にただ再生するだけではなく、「すぐに再生」「今演奏中の曲の次に再生」「リストの最後に再生」など、複数の方法が選べる点も良い。NASの選択を音源選択の最上層で行う仕様になっているため、複数NASを持っているユーザーでも直感的に使うことができるだろう。
■曲の入れ替えや消去、検索がスムーズに行える[プレイリスト(キュー)画面]
プレイリスト(キュー画面)画面とは、プレーヤー上で再生する曲が表示される画面のこと。筆者と同期の評論家、逆木一氏が「カラオケの予約リストみたいなものだよね」と話していたがまさにその通りだ。[音源の選択画面]から曲をプレイリストに追加する。予約リストが画面に出ないカラオケマシンは想像できないと思うが、この機能がない操作アプリも存在するのが実情だ。
Hi-Fi Remoteのプレイリストはアルバムアートが表示され、曲の入れ替えや個別消去、楽曲の検索、プレイリストの保存も可能で、かなり優秀な操作性を備えている。試しに検索ウインドウを開いて“miwa”と入力してみると、アーティストもしっかり出てきたし、名前から紐付いたアルバムも表示できて、とても便利。欲を言えば、アルバムアートの縦横比率が正方形で固定される点が改善されるとより良いのではないだろうか。
■再生中の曲の情報がわかりやすく表示される[ステータス表示画面]
「ステータス表示画面」では、アルバムアート、楽曲、アーティスト名、ファイル形式やスペックなど、現在再生中の楽曲の情報が表示される。リピートやランダム再生も可能だ。個人的にはもう少しアルバムアートが大きく表示されるとなお嬉しい。
■[音源の選択画面][プレイリスト画面][ステータス表示画面]が切り替えしやすい
前記した通り、ネットワークプレーヤーの操作では主に[音源の選択画面][プレイリスト(キュー)画面][ステータス表示画面]の3つの画面を使用する。この3画面をスムーズに切り替えできると、優秀な操作アプリと言えるだろう。今回Hi-Fi Remoteを使って一番感心したのがこの部分で、画面右上の3つのアイコンが必ず同じ場所に表示されているため、直感的な操作で切り替えが可能だ。
■基本操作以外のメニューが1ヶ所にまとめられている
普段は使わない設定画面は、画面上に分散せず1ヶ所に配置、そして、すぐに呼び出せる場所に入り口を表示するのが好ましい。Hi-Fi Remoteは左上のバー・アイコンからすぐに全ての設定画面にたどり着けるので、初心者にも安心感がある。この画面から、ファームウェアの更新や、IPアドレスなどのネットワーク情報の確認なども行える。
■操作アプリを画面上から閉じても再生の終了しない
Hi-Fi Remoteで操作を行ってDNP-2500NEから再生を行っているときに、スマホやタブレット上のHi-Fi Remoteを閉じてしまっても、本体の再生が終了しない。当たり前のことのようだが、いまだにこの仕様が実装できていないネットワークプレーヤーもまだ見受けられるのが現状だ。DNP-2500NEはこの点もしっかりとカバーしている。
iPadなどタブレットで使えば、大きな画面による視認性の高さが魅力となる。しかし今回は、より多くのユーザーが持っていることが想定でき、かつより身近な端末と言えるスマートフォンで検証を行いたい。iPhone 5SにHi-Fi Remoteをインストールして、アプリを立ち上げてみた。
■[音源の選択画面]では再生までがスムーズに行える
ネットワーク再生では、NASから音源を見つけてスムーズに再生できるかが重要だ。今回はAKB48の楽曲を選択して再生してみた。NAS内の音源を[音源の選択画面]で確認し、再生の指示を出す。Hi-Fi Remoteはこの部分のユーザーインターフェイスとレスポンスが良く、スムーズに再生までたどり着けた。また、曲を選ぶ時にただ再生するだけではなく、「すぐに再生」「今演奏中の曲の次に再生」「リストの最後に再生」など、複数の方法が選べる点も良い。NASの選択を音源選択の最上層で行う仕様になっているため、複数NASを持っているユーザーでも直感的に使うことができるだろう。
■曲の入れ替えや消去、検索がスムーズに行える[プレイリスト(キュー)画面]
プレイリスト(キュー画面)画面とは、プレーヤー上で再生する曲が表示される画面のこと。筆者と同期の評論家、逆木一氏が「カラオケの予約リストみたいなものだよね」と話していたがまさにその通りだ。[音源の選択画面]から曲をプレイリストに追加する。予約リストが画面に出ないカラオケマシンは想像できないと思うが、この機能がない操作アプリも存在するのが実情だ。
Hi-Fi Remoteのプレイリストはアルバムアートが表示され、曲の入れ替えや個別消去、楽曲の検索、プレイリストの保存も可能で、かなり優秀な操作性を備えている。試しに検索ウインドウを開いて“miwa”と入力してみると、アーティストもしっかり出てきたし、名前から紐付いたアルバムも表示できて、とても便利。欲を言えば、アルバムアートの縦横比率が正方形で固定される点が改善されるとより良いのではないだろうか。
■再生中の曲の情報がわかりやすく表示される[ステータス表示画面]
「ステータス表示画面」では、アルバムアート、楽曲、アーティスト名、ファイル形式やスペックなど、現在再生中の楽曲の情報が表示される。リピートやランダム再生も可能だ。個人的にはもう少しアルバムアートが大きく表示されるとなお嬉しい。
■[音源の選択画面][プレイリスト画面][ステータス表示画面]が切り替えしやすい
前記した通り、ネットワークプレーヤーの操作では主に[音源の選択画面][プレイリスト(キュー)画面][ステータス表示画面]の3つの画面を使用する。この3画面をスムーズに切り替えできると、優秀な操作アプリと言えるだろう。今回Hi-Fi Remoteを使って一番感心したのがこの部分で、画面右上の3つのアイコンが必ず同じ場所に表示されているため、直感的な操作で切り替えが可能だ。
■基本操作以外のメニューが1ヶ所にまとめられている
普段は使わない設定画面は、画面上に分散せず1ヶ所に配置、そして、すぐに呼び出せる場所に入り口を表示するのが好ましい。Hi-Fi Remoteは左上のバー・アイコンからすぐに全ての設定画面にたどり着けるので、初心者にも安心感がある。この画面から、ファームウェアの更新や、IPアドレスなどのネットワーク情報の確認なども行える。
■操作アプリを画面上から閉じても再生の終了しない
Hi-Fi Remoteで操作を行ってDNP-2500NEから再生を行っているときに、スマホやタブレット上のHi-Fi Remoteを閉じてしまっても、本体の再生が終了しない。当たり前のことのようだが、いまだにこの仕様が実装できていないネットワークプレーヤーもまだ見受けられるのが現状だ。DNP-2500NEはこの点もしっかりとカバーしている。