[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第185回】“Bluetoothリモコン”を使えばポータブルオーディオがちょっと便利、だいぶ便利
■ただのリモコン!だから便利!なBluetoothリモコン
昨今のポータブルプレーヤーの中には、Wi-FiやBluetoothを利用してスマートフォンアプリからのリモコン操作を可能としている製品がいくつかある。メーカーがそういった機能を提供してくる背景には、「ポータブルプレーヤーをカバンから出して手に持って操作するのは面倒なシチュエーション」というのを、少なからずのユーザーが実感しているということがあるはずだ。
例えば、電車内でスマホ片手に音楽を聴いている時。ちょっと次の曲にスキップさせたくても、電車の中で片手はスマホという状況だと、ポータブルプレーヤーを取り出して操作するのも、カバンの中に入れたまま手探りで操作するのもやりにくい。スマホ内でプレイヤーの操作も行えれば、そのシチュエーションはスマートにクリアできる。
しかしスマホアプリでの操作さえ厄介になるシチュエーションもある。例えば「歩きながら音楽を聴いている時」だ。スマホもカバンなどの中だろうから、それを取り出すなら別にプレーヤーを取り出すのと変わらない。そもそも歩きながらの操作は危険なので立ち止まるべきであり、さらに億劫だ。
そこで今回紹介するのがこちら、Bluetoothリモコン!
●Sony「RMT-NWS20」 実売目安:5,250円程度
●Satechi「Media Button」 実売目安:3,700円程度
これらがどういう機能を持つのかというと……見たままのものなので詳しい説明の必要はないだろう。ポータブルプレーヤーとワイヤレス接続して使う、音楽再生操作専用Bluetoothリモコンだ。
コンパクトなので、歩いている時に手に持っていてもストラップで吊るしておいても、上着のポケットに入れておいても邪魔になりにくく、歩行中でもブラインドでさっと操作しやすい。ただそれだけのアイテムだが、その“ただそれだけ”が便利なのだ。
ただ最初に一つ、大切な注意点がある。Satechi「Media Button」は汎用のBluetoothアクセサリーとして販売されているもの。普通にBluetooth対応なプレーヤーやスマートフォンとの組み合わせなら問題なく動作すると考えて良い。しかしSony「RMT-NWS20」の方は、同社「ウォークマン」NW-A30シリーズ、NW-WM1A、NW-WM1Zの専用アクセサリーとしてのラインナップ。汎用Bluetoothリモコンとして販売されている製品ではないのだ。
今回はそれを勝手に他社のプレーヤーと組み合わせて使ってみているが、メーカーはその場合の動作を保証していないし、こちらの記事も「今回のテストではこういう動作でした」という参考程度に受け取ってほしい。
実際RMT-NWS20は、他社プレーヤーとの組み合わせだと必ずしも動作してくれるわけではないようだ。今回はAstell&Kern「AK70」「AK300」、Onkyo「DP-X1A」の3モデルとの組み合わせを試したが、AKとはペアリングができなかった。
昨今のポータブルプレーヤーの中には、Wi-FiやBluetoothを利用してスマートフォンアプリからのリモコン操作を可能としている製品がいくつかある。メーカーがそういった機能を提供してくる背景には、「ポータブルプレーヤーをカバンから出して手に持って操作するのは面倒なシチュエーション」というのを、少なからずのユーザーが実感しているということがあるはずだ。
例えば、電車内でスマホ片手に音楽を聴いている時。ちょっと次の曲にスキップさせたくても、電車の中で片手はスマホという状況だと、ポータブルプレーヤーを取り出して操作するのも、カバンの中に入れたまま手探りで操作するのもやりにくい。スマホ内でプレイヤーの操作も行えれば、そのシチュエーションはスマートにクリアできる。
しかしスマホアプリでの操作さえ厄介になるシチュエーションもある。例えば「歩きながら音楽を聴いている時」だ。スマホもカバンなどの中だろうから、それを取り出すなら別にプレーヤーを取り出すのと変わらない。そもそも歩きながらの操作は危険なので立ち止まるべきであり、さらに億劫だ。
そこで今回紹介するのがこちら、Bluetoothリモコン!
●Sony「RMT-NWS20」 実売目安:5,250円程度
●Satechi「Media Button」 実売目安:3,700円程度
これらがどういう機能を持つのかというと……見たままのものなので詳しい説明の必要はないだろう。ポータブルプレーヤーとワイヤレス接続して使う、音楽再生操作専用Bluetoothリモコンだ。
コンパクトなので、歩いている時に手に持っていてもストラップで吊るしておいても、上着のポケットに入れておいても邪魔になりにくく、歩行中でもブラインドでさっと操作しやすい。ただそれだけのアイテムだが、その“ただそれだけ”が便利なのだ。
ただ最初に一つ、大切な注意点がある。Satechi「Media Button」は汎用のBluetoothアクセサリーとして販売されているもの。普通にBluetooth対応なプレーヤーやスマートフォンとの組み合わせなら問題なく動作すると考えて良い。しかしSony「RMT-NWS20」の方は、同社「ウォークマン」NW-A30シリーズ、NW-WM1A、NW-WM1Zの専用アクセサリーとしてのラインナップ。汎用Bluetoothリモコンとして販売されている製品ではないのだ。
今回はそれを勝手に他社のプレーヤーと組み合わせて使ってみているが、メーカーはその場合の動作を保証していないし、こちらの記事も「今回のテストではこういう動作でした」という参考程度に受け取ってほしい。
実際RMT-NWS20は、他社プレーヤーとの組み合わせだと必ずしも動作してくれるわけではないようだ。今回はAstell&Kern「AK70」「AK300」、Onkyo「DP-X1A」の3モデルとの組み合わせを試したが、AKとはペアリングができなかった。
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