【特別企画】音質も他を寄せ付けない
これがUHD BDの最高画質。OPPO ユニバーサルプレーヤー「UDP-205」驚異の実力
OPPO Digitalから、UHD BDプレーヤーの上位モデル「UDP-205」(公式サイト)が登場した。UHD BD再生への対応に加え、「ES9038PRO」採用や筐体のさらなる強化など多くのトピックを備えるこの注目モデルを大橋伸太郎がチェックした。
■オーディオ・ビジュアルファンが待ち望んだUHD BD対応プレーヤー上位機
Ultra HD Blu-ray(UHD BD)のローンチから約2年を経て、OPPOのUHD BD対応ユニバーサルプレーヤーの上位機「UDP-205」(公式サイト製品詳細ページ)がついに発売された。多くのオーディオ・ビジュアルファンが本機の登場を待ち望んでいたはずで、ことに「BDP-105D Japan Limited(以下、BDP-105DJPL)」のユーザーは一日千秋の想いだったに違いない。BDP-105DJPLに取って替わるプレーヤーは、OPPO以外には考えられないからだ。
光学映像ディスク登場以来、この分野はずっと日本製品の独壇場だった。システムのブランド統一にこだわるハイエンドユーザー向けの製品(ゴールドムンド、マークレビンソン、etc.)はあっても、リファレンスに使える海外製品は存在しなかった。その常識をOPPOはひっくり返した。ディスクプレーヤーのメッカ、日本を席巻する前代未聞の快挙は、まさにオーディオ・ビジュアルの黒船といっていい。BDP-105DJPLはそれほど画期的だった。
■UHD BDディスクから22.6MHz DSDデジタルファイルまで。再生ソースの幅広さに驚く
UDP-205のプロフィールをざっとおさらいしておこう。本機はUltra HD Blu-rayからSACD、22.6MHz DSDやマルチch音源を含むデジタルファイルの再生にまで対応するユニバーサルプレーヤーだ。再生に対応するフォーマットの幅広さは他の追随を許さない。4K映像はH.265だけでなく、VP9やHi10Pといったコーデックまで、現時点の主要な4Kフォーマットが再生可能だ。
HDR、BT.2020、4K60pはもちろん、ドルビービジョンにも対応するなど、最新規格にも万全の構えだ。弟モデル「UDP-203」に初搭載され好評のHDR to SDR変換機能も当然備えており、テレビ側の最大輝度をベースにターゲット輝度を選ぶことで、テレビがHDR未対応でもバランスのいいコントラストで映像が再現できる。
DACチップは、ESS Technology「ES9038PRO」をステレオ用とマルチチャンネル用に2基搭載している。ES9038PROはご存じの通りESSの最新世代フラグシップDACであり、ダイナミックレンジは140dB以上を達成している。
デジタルファイル再生も進化を果たした。USB-B(PC)入力はPCM 768kHz/32bitやDSD 22.6MHzのネイティブ再生に対応する。Macとの接続では最大DSD 11.2MHzまでのDoP再生に対応する。
ネットワークやUSBメモリー経由では、192kHz/24bitまでのAIFF、WAV、ALAC、APE、FLACなどの再生に対応。DSDも5.6MHzまで再生可能だ(2.8MHzまでネイティブ再生が可能、5.6MHzはPCM変換)。5.1chまでのマルチチャンネル再生も可能だ。
■「Japan Limited」相当の筐体強化策を設計段階から投入
ところで、UDP-205に関心を持つ多くの方々にとって気がかりなのは、BDP-105Dのときのように、バージョンアップされた「Japan Limited」が追って発売になるのではないかということではなかろうか。
■オーディオ・ビジュアルファンが待ち望んだUHD BD対応プレーヤー上位機
Ultra HD Blu-ray(UHD BD)のローンチから約2年を経て、OPPOのUHD BD対応ユニバーサルプレーヤーの上位機「UDP-205」(公式サイト製品詳細ページ)がついに発売された。多くのオーディオ・ビジュアルファンが本機の登場を待ち望んでいたはずで、ことに「BDP-105D Japan Limited(以下、BDP-105DJPL)」のユーザーは一日千秋の想いだったに違いない。BDP-105DJPLに取って替わるプレーヤーは、OPPO以外には考えられないからだ。
光学映像ディスク登場以来、この分野はずっと日本製品の独壇場だった。システムのブランド統一にこだわるハイエンドユーザー向けの製品(ゴールドムンド、マークレビンソン、etc.)はあっても、リファレンスに使える海外製品は存在しなかった。その常識をOPPOはひっくり返した。ディスクプレーヤーのメッカ、日本を席巻する前代未聞の快挙は、まさにオーディオ・ビジュアルの黒船といっていい。BDP-105DJPLはそれほど画期的だった。
■UHD BDディスクから22.6MHz DSDデジタルファイルまで。再生ソースの幅広さに驚く
UDP-205のプロフィールをざっとおさらいしておこう。本機はUltra HD Blu-rayからSACD、22.6MHz DSDやマルチch音源を含むデジタルファイルの再生にまで対応するユニバーサルプレーヤーだ。再生に対応するフォーマットの幅広さは他の追随を許さない。4K映像はH.265だけでなく、VP9やHi10Pといったコーデックまで、現時点の主要な4Kフォーマットが再生可能だ。
HDR、BT.2020、4K60pはもちろん、ドルビービジョンにも対応するなど、最新規格にも万全の構えだ。弟モデル「UDP-203」に初搭載され好評のHDR to SDR変換機能も当然備えており、テレビ側の最大輝度をベースにターゲット輝度を選ぶことで、テレビがHDR未対応でもバランスのいいコントラストで映像が再現できる。
DACチップは、ESS Technology「ES9038PRO」をステレオ用とマルチチャンネル用に2基搭載している。ES9038PROはご存じの通りESSの最新世代フラグシップDACであり、ダイナミックレンジは140dB以上を達成している。
デジタルファイル再生も進化を果たした。USB-B(PC)入力はPCM 768kHz/32bitやDSD 22.6MHzのネイティブ再生に対応する。Macとの接続では最大DSD 11.2MHzまでのDoP再生に対応する。
ネットワークやUSBメモリー経由では、192kHz/24bitまでのAIFF、WAV、ALAC、APE、FLACなどの再生に対応。DSDも5.6MHzまで再生可能だ(2.8MHzまでネイティブ再生が可能、5.6MHzはPCM変換)。5.1chまでのマルチチャンネル再生も可能だ。
■「Japan Limited」相当の筐体強化策を設計段階から投入
ところで、UDP-205に関心を持つ多くの方々にとって気がかりなのは、BDP-105Dのときのように、バージョンアップされた「Japan Limited」が追って発売になるのではないかということではなかろうか。