これがUHD BDの最高画質。OPPO ユニバーサルプレーヤー「UDP-205」驚異の実力

UDP-205によるハイレゾ音源の再生では、広大な空間表現がいかんなく発揮される。アンナ・ネトレプコの肉付きのいい豊麗な美声は、深い音場にストレスなく息づく。帯域が広く倍音の伸びが豊かなことも特徴で、CDでも聴いた高橋アキのハイレゾ（96kHz/24bit）は、ファツィオリピアノのどっしりした重厚な低音を土台に、共鳴弦の放射する倍音の白銀色の響きが空気に滲んで美しい。

仕上げに日本人歌手の日本語の歌、いしだあゆみの歌謡曲（96kHz/24bit）を聴いた。エレキベースの野太い低音といしだのしゃくり上げるような唱法、孤愁を湛え凛と響く美声のコントラストが美しい。

■現時点で世界最高、史上最高性能のディスクプレーヤーと断言する

結論。UDP-205を現時点で世界最高、史上最高性能のディスクプレーヤーと断言する。画質に関しては、本機と肩を並べるプレーヤーは存在しない。DVD、BD、そしてUHD BDと20年間進化してきた光学映像ディスク再生の頂点にあるのが本機だ。

音質についても、同価格帯のオーディオプレーヤーと比較しても、決して譲らない極めて高い水準にある。複合型ディスクプレーヤー、つまりユニバーサルプレーヤーとしては、本機以上の音質を達成した例はない。デジタル音楽ファイル再生についても同様だ。

ちなみに同じくES9038PRO採用や機能面などの共通点から、Sonica DACを検討中のユーザーはUDP-205も気になるところだろう。両機の音質にはそれぞれ個性があり、一概に比較はできないが、低音の量感に関して筐体が重厚なUDP-205に分があったことを報告しておく。

（大橋伸太郎）

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特別企画　協力：OPPO Digital Japan