有線モデルのShureサウンドを継承
Shureから待望のBTイヤホン登場!人気モデルをワイヤレス化「SE215 Wireless Special Edition」レビュー
■遂に登場、ShureのBTイヤホン「SE215 Wireless 高遮音性イヤホン Special Edition」
プロフェッショナル向けの音響機器を送り出すShureが、遂にBluetoothイヤホンを発売した。発売前にShure社内で様々な議論があった事は漏れ伝わっているが、エンドユーザーにとってもビッグニュースのはずだ(製品ニュース/開発ストーリー)。
オリジナルモデル「SE215」の発売は2011年、音響面で特別チューニングが施された「SE215 Special Edition」の発売は2012年と、既に5年以上が過ぎているものの、1万円前後の有線イヤホンで常にベンチマークとして比較されるロングセラー機が、ついにワイヤレス化されたのだ。
10月13日に発売された製品は、「SE215 Wireless 高遮音性イヤホン」「SE215 Wireless 高遮音性イヤホン Special Edition(以下、SE215 Wireless Special Edition)」の2モデル。今回は、SE215 Special Editionをベースにした「SE215 Wireless Special Edition」をレビューする。
■「SE215 Special Edition」+Bluetoothワイヤレス対応のケーブル
まず実機を前にイヤホン部をチェックしてみる。外観は見慣れた鮮やかで目を引くトランスルーセントブルーの美しい色合いに、内部にはシングルダイナミック型MicroDriverを搭載。有線モデルと同様に、SE215と共通ながらSpecial Editionでは低音を強めるチューンが施されている。
筆者はShureのイヤホンに触れると、まずMMCX端子の着脱部を外してみたくなるのだが、こちらも有線モデルのケーブルと同じく、力を入れて引き抜くと難なく外れる。つまり、イヤホン部は有線モデルのSE215 Special Editionと全く共通で、ケーブル部によってBluetooth対応を果たしたことが直感的に理解できる。
なお付属のイヤーチップは、Shureユーザーにはおなじみの低反発フォーム製のソフトイヤパッドとシリコン製のソフト・フレックス・イヤパッドが3サイズずつ付属。口径はSE215 Special Edition準拠なので、サードパーティー製への交換も容易だ。
イヤホンとしてのスペックは、周波数帯域が21Hz-17.5kHz、インピーダンス17Ω、感度107dBと、こちらもSE215 Special Editionと同じだ。
本機がワイヤレス化を果たした “本体”とも呼べるケーブル部は、左右の耳元に“シュア掛け”可能なワイヤーフォームフィット機能が入った長さ76cmのケーブルで、首元にあたる中央部分に、Shureのロゴが配されたバッテリーを搭載している。
ケーブル右側にはマイク内蔵の3ボタン式リモートを装備。左側には長さ調整用のクリップが配されている。装着の際に首後ろに垂れるバッテリー部のたるみをクリップで押さえることで、スポーツ時の使用用途にも対応する仕組みだ。
Bluetoothイヤホンとしてのスペックは、ver4.1で最大10mまでのペアリングに対応。コーデックはSBCのみの対応となる。なお、バッテリー駆動時間は8時間で、充電はリモコンからmicroUSB端子で行える。
プロフェッショナル向けの音響機器を送り出すShureが、遂にBluetoothイヤホンを発売した。発売前にShure社内で様々な議論があった事は漏れ伝わっているが、エンドユーザーにとってもビッグニュースのはずだ(製品ニュース/開発ストーリー)。
オリジナルモデル「SE215」の発売は2011年、音響面で特別チューニングが施された「SE215 Special Edition」の発売は2012年と、既に5年以上が過ぎているものの、1万円前後の有線イヤホンで常にベンチマークとして比較されるロングセラー機が、ついにワイヤレス化されたのだ。
10月13日に発売された製品は、「SE215 Wireless 高遮音性イヤホン」「SE215 Wireless 高遮音性イヤホン Special Edition(以下、SE215 Wireless Special Edition)」の2モデル。今回は、SE215 Special Editionをベースにした「SE215 Wireless Special Edition」をレビューする。
■「SE215 Special Edition」+Bluetoothワイヤレス対応のケーブル
まず実機を前にイヤホン部をチェックしてみる。外観は見慣れた鮮やかで目を引くトランスルーセントブルーの美しい色合いに、内部にはシングルダイナミック型MicroDriverを搭載。有線モデルと同様に、SE215と共通ながらSpecial Editionでは低音を強めるチューンが施されている。
筆者はShureのイヤホンに触れると、まずMMCX端子の着脱部を外してみたくなるのだが、こちらも有線モデルのケーブルと同じく、力を入れて引き抜くと難なく外れる。つまり、イヤホン部は有線モデルのSE215 Special Editionと全く共通で、ケーブル部によってBluetooth対応を果たしたことが直感的に理解できる。
なお付属のイヤーチップは、Shureユーザーにはおなじみの低反発フォーム製のソフトイヤパッドとシリコン製のソフト・フレックス・イヤパッドが3サイズずつ付属。口径はSE215 Special Edition準拠なので、サードパーティー製への交換も容易だ。
イヤホンとしてのスペックは、周波数帯域が21Hz-17.5kHz、インピーダンス17Ω、感度107dBと、こちらもSE215 Special Editionと同じだ。
本機がワイヤレス化を果たした “本体”とも呼べるケーブル部は、左右の耳元に“シュア掛け”可能なワイヤーフォームフィット機能が入った長さ76cmのケーブルで、首元にあたる中央部分に、Shureのロゴが配されたバッテリーを搭載している。
ケーブル右側にはマイク内蔵の3ボタン式リモートを装備。左側には長さ調整用のクリップが配されている。装着の際に首後ろに垂れるバッテリー部のたるみをクリップで押さえることで、スポーツ時の使用用途にも対応する仕組みだ。
Bluetoothイヤホンとしてのスペックは、ver4.1で最大10mまでのペアリングに対応。コーデックはSBCのみの対応となる。なお、バッテリー駆動時間は8時間で、充電はリモコンからmicroUSB端子で行える。