初めてのホームシアターPJにも
4K/HDRプロジェクターは使いやすさも重要! BenQ「HT2550」はシンプルさと高画質を両立
ベンキューが4K/HDR対応のホームプロジェクター「HT2550」を発売した。北米、アジアを中心とした世界のホームシアター先進地域に向けて一斉投入される本機は、日本で初めて4K/HDR対応ホームプロジェクターとして実売価格で20万円を切るという、非常に値頃感のあるモデルだ。
ベンキューといえば2017年に発売した4K対応モデルの「HT8050」や「HT9050」に代表される、ホームシアターの本格派に向けた良質なプロジェクターを手がけるブランドというイメージが一般にも浸透しつつある。そのラインナップに入門機として加わったHT2550について、画質だけでなく、設置性や使いこなしも含めて実際に触ってみた印象をレポートしたい。
■わがままな期待に応えてくれる4Kプロジェクターの誕生
既存の4Kホームプロジェクターと比べた時に圧倒的な差として感じられるのは、そのコンパクトさ。本体は最大辺の横幅が約35.3cmしかないので、設置の自由度がものすごく高い。
生活空間を乱すことなくホームシアターを実現できるし、プロジェクターを使いたい時だけ出して、リビングやダイニングのテーブルに置いて上映会を楽しんでもいい。
実際、HT2550は本体がコンパクトなだけでなく、タテ方向に±40度の範囲で細かく調節できる自動台形歪み補正機能を備えている。専用設計のレンズは光学1.2倍ズーム。約1.95mで60型、さらに約3.25m以上で100型の大画面を投写できる。プロジェクターの移動も、約4.2kgと軽量なので、苦には感じない。最大輝度は2,200ルーメン。昼間のリビングルームでもカーテンを閉めたり、簡単な遮光対策を行えば、本機で十分に明るく見応えのある映像が楽しめると思う。
本体にスピーカーも内蔵しているので、家庭のリビングの壁面に空きスペースを見つけて、4K対応のビデオプレーヤーやHDMIスティック型端末などと組み合わせれば、あっけないほど手軽に「4Kホームシアター」が実現できてしまう。
ベンキューは、映像制作者の意図を正確に再現する自然な色彩と、滑らかな動画の再現性にこだわって、HT2550を開発したという。そこには、THX HD規格の認証を受けた4Kプロジェクター上位機「HT8050」の画質設計から得た知見が活かされた。また、デザイナーや写真家などプロ向けモデルから、コンシューマー向けモデルまで、幅広くPC用モニターを手がけてきたベンキューの開発資産も寄与している。
元々ベンキューは、滑らかで切れ味のよい動画再現とコントラスト感に長けているDLP方式にこだわってきたブランドだ。本機はDLP技術を開発する米TI社から優先供給された、最新の0.47インチDMDチップを採用している。この最新チップを中核に製品全体の設計を固めたことにより、画質だけでなくコストパフォーマンスにも優れた4Kホームプロジェクターが完成した。
ベンキューといえば2017年に発売した4K対応モデルの「HT8050」や「HT9050」に代表される、ホームシアターの本格派に向けた良質なプロジェクターを手がけるブランドというイメージが一般にも浸透しつつある。そのラインナップに入門機として加わったHT2550について、画質だけでなく、設置性や使いこなしも含めて実際に触ってみた印象をレポートしたい。
■わがままな期待に応えてくれる4Kプロジェクターの誕生
既存の4Kホームプロジェクターと比べた時に圧倒的な差として感じられるのは、そのコンパクトさ。本体は最大辺の横幅が約35.3cmしかないので、設置の自由度がものすごく高い。
生活空間を乱すことなくホームシアターを実現できるし、プロジェクターを使いたい時だけ出して、リビングやダイニングのテーブルに置いて上映会を楽しんでもいい。
実際、HT2550は本体がコンパクトなだけでなく、タテ方向に±40度の範囲で細かく調節できる自動台形歪み補正機能を備えている。専用設計のレンズは光学1.2倍ズーム。約1.95mで60型、さらに約3.25m以上で100型の大画面を投写できる。プロジェクターの移動も、約4.2kgと軽量なので、苦には感じない。最大輝度は2,200ルーメン。昼間のリビングルームでもカーテンを閉めたり、簡単な遮光対策を行えば、本機で十分に明るく見応えのある映像が楽しめると思う。
本体にスピーカーも内蔵しているので、家庭のリビングの壁面に空きスペースを見つけて、4K対応のビデオプレーヤーやHDMIスティック型端末などと組み合わせれば、あっけないほど手軽に「4Kホームシアター」が実現できてしまう。
ベンキューは、映像制作者の意図を正確に再現する自然な色彩と、滑らかな動画の再現性にこだわって、HT2550を開発したという。そこには、THX HD規格の認証を受けた4Kプロジェクター上位機「HT8050」の画質設計から得た知見が活かされた。また、デザイナーや写真家などプロ向けモデルから、コンシューマー向けモデルまで、幅広くPC用モニターを手がけてきたベンキューの開発資産も寄与している。
元々ベンキューは、滑らかで切れ味のよい動画再現とコントラスト感に長けているDLP方式にこだわってきたブランドだ。本機はDLP技術を開発する米TI社から優先供給された、最新の0.47インチDMDチップを採用している。この最新チップを中核に製品全体の設計を固めたことにより、画質だけでなくコストパフォーマンスにも優れた4Kホームプロジェクターが完成した。