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ソニーのモバイルプロジェクター「MP-CD1」を編集長・風間がテスト! 高い完成度に思わず唸った

公開日 2018/04/20 08:00 編集部:風間雄介
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今回はChromecastを接続しました。接続はすごくシンプルで、USBとHDMIをつなぐだけ。給電もプロジェクターのUSB端子から行えます。ちなみに1.5Aの給電が可能だそうです。これだけ電流があると、Chromecast以外にもいろいろ動きそうですよね(笑)。

それはさておき、Chromecastをつないだら、あとはキャスト対応のアプリから映像をストリーミングするだけ。Chromecastは5,000円くらいで買えますし、一緒にカバンに入れても邪魔にならないサイズ。スマホの映像を見ることが多いなら一緒に購入するのをオススメします。

ただChromecastでは、スマホ画面のミラーリングを行うことはできません。ミラーリングするには、MHL対応のAndroidスマホであれば、ケーブル一本でMP-CD1とつなげばOK。iPhoneやiPadであればLightning - HDMIアダプターを介して接続できます。

三脚に取り付けて使うことも可能

変換アダプターを用意すればiPhoneとも接続できる

■実際の画質は?

ーー実際の映像を見てどう感じましたか?

画面の輝度については、率直に言って、すごく明るい映像を期待するべきではありません。眩しいほど明るい映像を求めるのであれば、会議室に備え付けのプロジェクターだったり、もっと大きくて重いポータブルプロジェクターを使えば良いと思います。

ですがMP-CD1は、ふつうの明るさの会議室で、資料やウェブサイトの内容を確認するには十分な明るさです。

MP-CD1の明るさは明るさは105ルーメンです。数値が若干低いことを気にする人もいるかもしれませんが、ルーメンの数値だけで、見た目の明るさが決まるわけではありません。

実際に映像を見てみると、色温度が適正で、コントラスト感があり、数値以上の明るさを感じました。本機はDLPプロジェクターですが、IntelliBright技術を搭載していることも関係しているかもしれません。このIntelliBright技術は、リアルタイムに画像コンテンツを解析し、画像の輝度/コントラストを向上させるというものです。

また、デフォルトは「標準画質」モードですが、電源ボタンを短く押すと「ダイナミックピクチャー」モードになり、よりメリハリのある映像を楽しめます。

ーーモバイルプロジェクターは静かさも重要な要素ですね。

正直、こんなに薄くて熱対策は大丈夫かな? と最初は思ってたんですよ。だけど使ってみたら、すごく静かでした。

少人数の会議だと、わりと部屋の中も静かですが、この音ならうるさいと思うことはないでしょうね。ファンはたしかに回っているんですが、そもそも音が小さいのと、耳障りな高い周波数帯の音をしっかり抑え込んでいるので、なおさら静かな印象です。
■「大画面でエンタメ」が予想以上に楽しい!

ーー自宅でプライベートでも試してみたと聞きました。感想はどうでしょう?

本機はビジネスユースがメインに想定されているのでしょうが、家でエンタメを大画面で映し出したら、これが予想以上に楽しくて! これはぜひ試してみて欲しいですね。

プライベートでの映画鑑賞などにも十分に“使える”レベル

まずやってみたのは、いまハマっているiOSのサッカーゲーム。スポーツゲームはタイミングがシビアですけど、Lightning - HDMIアダプターで接続したら、遅延は全く感じられませんでした。

とにかく、大きな画面でゲームをするのは予想以上に楽しいです。 もちろんiPadだけでなく、PS4でもNintendo Switchでも、HDMIで接続するゲーム機なら何でも接続できます。

ほかにChromecastをつなげて、スマホのYouTubeアプリからキャストしてみました。アプリのキャストアイコンをタップするだけで映像が出る便利さは前から知ってましたが、これに「大画面」が加わると、感動がさらに深まるな、と実感しました。「手軽に動画を大画面で観たい」と思ったとき、サッと実現できるのはいいですよね。

映画も、Netflixをキャストして観てみました。本機のサイズ、そして価格を考えると、かなり健闘している印象です。暗部の粘りを出すために、部屋をかなり暗くすることをオススメしたいですね。とにかく、白い壁があればそこがスクリーンになるので、導入も手軽。大画面デビューにも良いと思いました。

ーーかなり使い込んだようですが、使い勝手の面で、バッテリー持続時間などはどうでしたか?

バッテリー持続時間のスペック値は約2時間です。通常、ミーティングは1時間程度の場合が多いでしょうから、1日2回のミーティングで電源を付けっぱなしにしてもOKという計算になります。実際に試してみたら、スペック通り、2時間きっちり使えました。ちなみに充電用の端子はUSB-Cです。

あとは、給電用のUSB端子からスマホなどの充電が行えるのもよいですね。MP-CD1はモバイルバッテリーサイズと説明しましたが、本当にモバイルバッテリーとして使えるわけです。

一台カバンに入れておけば、映像を共有したいときも、スマホのバッテリーがなくなりそうなときも、どちらにも対応できちゃいます。心強いですよね。

あとは三脚用の穴も切ってあるので、市販の小さい三脚をカバンに入れておけば、投射角を変えられます。もし三脚がなくても、消しゴムを下に挟んで投写すると、ちょっと上に画面を投写できます。ゴムなので滑らず、これが予想以上に便利でした。オススメです。



この会話の後、聞き手側の記者も本機を実際に体験したが、製品の魅力を実感。ビジネス用途はもちろん、プライベートにも手軽に使える小型モバイルプロジェクターの魅力を実感させられた。ぜひ店頭で、その映像、使い勝手を試してみて欲しい。

(PR企画 協力:ソニーマーケティング株式会社)

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