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【特別企画】外音取り込みも。通話品質も高い

Jabraの完全ワイヤレスイヤホン「Elite 65t」が本気でスゴイ! 音声アシスタント完全対応、隙の無い機能と完成度

公開日 2018/06/15 10:22 折原 一也
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「Jabra Sound+」のアプリで使いこなすべきポイントは、日本語で”周囲の音”と表記されている「Hearthrough」機能。音楽を聴きつつ環境音も同時に聞けるというスグレモノだ。

実際に「Elite 65t」を身に着けて路上を歩いたり、電車に乗ってみたりすると、「Hearthrough」を有効にした状態では低音をカットして騒音を抑えた上で、中高域を高性能なマイクで音を聴くイメージ。「Hearthrough」の効果はスライダーで調整でき、1/3〜1/2のあたりに設定すると、音楽を流しながら往来を歩いても車の行き来を感じ取れ、安全に歩くことができた。

外音取り込み機能「Hearthrough」は効き具合をスライダーで調整できる

電車内での装着でも同じ設定で、車内アナウンスもクリアに聞き取れる。スライダーを上げ過ぎるとホワイトノイズも出るので、1/2前後までが使い所になるだろう。「Hearthrough」のオン/オフは、通話中以外の状態で多機能ボタンを2度押すと切り替えられるので、周りの様子を見ながら切り替えて使うのもベターだ。

「通勤」タブの設定は、基本的に「Hearthrough」をオンにして使うためのものだ(カスタマイズも可能)。なお「通勤」はサウンドカスタマイズがデフォルトでトレブル(高域)側が若干持ち上げられた設定になっている。「フォーカス」のタブは「Hearthrough」はオフで、外音も気にせず音楽に集中できる設定だ。

通勤時向け設定の「通勤」、外音を遮断する「フォーカス」メニューも便利

発表時から「Elite 65t」最大の特徴として語られていたのが、音声アシスタントのSiri/Googleアシスタント/Alexaトリプル対応だ。なおテストした6月上旬の時点では、Alexaは日本国内で“近日対応”と表記され、サービス開始待ちの状態となっていた(編集部注:その後6月下旬にAlexa対応が行われた)。

iPhone接続時には、多機能ボタンの長押しでSiriの呼び出しに対応する。感覚としてはボタンを押してからワンテンポ遅れて音声アシスタントを受け付ける音が鳴る。iPhoneユーザーであれば、Homeボタンを長押しするときのイメージに近い。あとはニュースや天気予報を聴いたり、選曲したりと自由自在だ。

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