ドイツ取材中にテスト
“睡眠用”イヤホンは本当に効くの? ボーズ「sleepbuds」を着けて早速寝てみた
ボーズの “入眠サポート用” 完全ワイヤレスイヤホン「Bose noise-masking sleepbuds」がいよいよ日本でも発売される。今回はIFA取材の道中で製品を試用したファーストインプレッションをお届けしたい。
Bose noise-masking sleepbuds(以下:Bose sleepbuds)は、ボーズが昨年秋にアメリカのクラウドファンディング・プラットフォーム「Indiegogo」をベースに、プロジェクトの参加者から声を集めながら開発した “オーディオじゃない” 実験的な製品だ(関連記事)。北米/カナダでは6月中旬に先行発売されていたが、このほど日本でも無事に発売されることが決定した。
本機は音楽用の完全ワイヤレスイヤホンのようにも見えるが、スマホとのペアリングは本体の機能設定、またプリセットされている入眠サポート用音源を選択するところだけに使う。スマホから音楽をストリーミング再生したり、ハンズフリー通話の用途は想定していない。つまり単体で使うことが前提のスマートデバイスだ。
実機を目の当たりにすると、まずは充電器を兼ねた専用ケースが軽くて小さいこと、そしてさらにイヤホンのサイズが圧倒的に小さいことに驚くはずだ。スタビライザーと一体化されているシリコン製の専用チップ「StayHear+ Sleep tips」を外した状態なら重さは約1.4g、直径は1円玉以下というサイズ感だ。耳に着けると、文字通りその存在を忘れてしまうほどだ。
イヤーチップのサイズはS/M/Lの3種類が揃う。初期導入時に専用アプリ「Bose Sleep」を立ち上げるとイヤホンのセットアップガイドが表示され、ユーザーの耳に合ったイヤーチップを選ぶことの大切さなど、丁寧な解説が表示される。眠りに就くときに煩わしく感じられる外音ノイズを完璧にシャットアウトするために、まず何よりもパッシブな遮音性を最大限に確保することが大事ということなのだろう。
ちなみにボーズの耳栓ということで、本機にはアクティブNC機能が乗っているはずと思う方もあるかもしれない。だが本機はあくまで “いびき” や “ねごと” 、集合住宅の場合は隣りから聞こえてくる話し声などを、特別な音を使ってマスキングして聞こえにくくすることが主目的のデバイスである。本体の小型化・低消費電力化を徹底するため、アクティブNC機能は搭載していない。
Bose noise-masking sleepbuds(以下:Bose sleepbuds)は、ボーズが昨年秋にアメリカのクラウドファンディング・プラットフォーム「Indiegogo」をベースに、プロジェクトの参加者から声を集めながら開発した “オーディオじゃない” 実験的な製品だ(関連記事)。北米/カナダでは6月中旬に先行発売されていたが、このほど日本でも無事に発売されることが決定した。
本機は音楽用の完全ワイヤレスイヤホンのようにも見えるが、スマホとのペアリングは本体の機能設定、またプリセットされている入眠サポート用音源を選択するところだけに使う。スマホから音楽をストリーミング再生したり、ハンズフリー通話の用途は想定していない。つまり単体で使うことが前提のスマートデバイスだ。
実機を目の当たりにすると、まずは充電器を兼ねた専用ケースが軽くて小さいこと、そしてさらにイヤホンのサイズが圧倒的に小さいことに驚くはずだ。スタビライザーと一体化されているシリコン製の専用チップ「StayHear+ Sleep tips」を外した状態なら重さは約1.4g、直径は1円玉以下というサイズ感だ。耳に着けると、文字通りその存在を忘れてしまうほどだ。
イヤーチップのサイズはS/M/Lの3種類が揃う。初期導入時に専用アプリ「Bose Sleep」を立ち上げるとイヤホンのセットアップガイドが表示され、ユーザーの耳に合ったイヤーチップを選ぶことの大切さなど、丁寧な解説が表示される。眠りに就くときに煩わしく感じられる外音ノイズを完璧にシャットアウトするために、まず何よりもパッシブな遮音性を最大限に確保することが大事ということなのだろう。
ちなみにボーズの耳栓ということで、本機にはアクティブNC機能が乗っているはずと思う方もあるかもしれない。だが本機はあくまで “いびき” や “ねごと” 、集合住宅の場合は隣りから聞こえてくる話し声などを、特別な音を使ってマスキングして聞こえにくくすることが主目的のデバイスである。本体の小型化・低消費電力化を徹底するため、アクティブNC機能は搭載していない。