タウンユースに納得の機能
AKGの“外音取り込み”だから安心の使い心地とサウンド! BTイヤホン「Y100 WIRELESS」レビュー
AKGといえばイヤホン&ヘッドホンの名門ブランドとして知られているが、そのラインナップのなかでも “明るくポップ” な方向性に振っているのがYシリーズだ。
だが安心して欲しい、 “明るくポップ” なYシリーズだからといって、その音や性能はさすが名門、AKGそのものなのだ。エントリークラスの製品だけあって、コストパフォーマンスも魅力のYシリーズだが、そこにさらなる「便利」をプラスする、待望のネックバンド型Bluetoothイヤホン「Y100 WIRELESS」が登場した。
このY100 WIRELESSだが、Bluetoothイヤホンとしてのベーシックな完成度の高さはもちろん、実売1万円前後と手頃な価格であることにも要注目。さらに、外音取り込み機能「アンビエントアウェア」を装備する点が大きな特徴だ。まとめると次のようになるので、ひとつずつチェックしていきたい。
<1>“カジュアル”な新デザインで装着感などネックバンド型の弱点をクリア
<2>外音取り込み「アンビエントアウェア」がとにかく便利
<3>AKGだから “安心” のサウンドクオリティ
さて、ネックバンド型というと「せっかくのワイヤレスなのに装着感に何となく重みがあるし、しまうときもかさばる」と思う方もいるかもしれない。
しかしこのモデルのネックバンドは、
「“バンド” というほど太くないので軽い」
「弾力があるのでしまうときにケーブルみたいに絡まらない」
というように、よく考え抜かれている。ネックバンド型の弱点とされがちな部分をしっかりクリアしているのだ。
左右をケーブルで接続するタイプのBluetoothイヤホンと比べても、装着感はむしろすっきりしているし、首周りでの収まりのよさ、収納時のコンパクトさも申し分なし。収納時のコンパクトさについては、付属ポーチの小ささを見れば、どれだけ小さくまとまるか一瞬で理解してもらえるはずだ。
また、ちょっと外すときには収納しなくても首にかけたまま安定するように、左右イヤホンはマグネットでくっつく使用。ネックレスのように首に掛けられ、安心感はバツグンだ。
Bluetoothイヤホンの基本性能で特に気になるバッテリーも、最近のモデルの高い水準をさらに超えてきている。8時間駆動に加えて、15分のクイック充電での1時間駆動にも対応。充電端子は一般的なmicroUSBなので、モバイルバッテリーを持ち歩いている方なら、出先でのバッテリー切れにもさっと対処できる。
デザインも特徴的だ。冒頭のようにYシリーズといえば “明るくポップ” なイメージが強いが、今回用意されたブラック、ブルー、グリーン、ピンクの各カラーは “カジュアル” といった印象だ。
かと言っておとなしすぎるということもなく、Yシリーズらしく適度に主張してくれるので、ファッションアイテムとしても良い感じ。男女問わず、そして幅広い年齢層が着けやすく仕上げられていて、街に持ち出したくなるビジュアルだ。
サウンド周りのスペックとしては、ダイナミック型ドライバー、BluetoothコーデックはSBCとAACに対応、デザイン性を保ちながら頑強でもある金属製ハウジングなどが特徴として挙げられる。AKG製品だから、このあたりに抜かりがあるわけはない。
さて、機能や使い勝手を高めているこのモデルにおいて、一歩踏み出した機能として搭載されているのが、外音取り込み機能「アンビエントアウェア」だ。AKGのBluetoothイヤホンとしては先に「N200 WIRELESS」がリリースされているが、これは非搭載。というよりも、Yシリーズにアンビエントアウェア機能を搭載したということは、AKGはこの機能を「今後のワイヤレスイヤホンにおけるベーシックな機能」と位置付けているのかもしれない。
アンビエントアウェア機能の実装方法にもこだわりを感じる。アプリを使って様々な取り込み具合を選択できるといったものではなく、シンプルに「リモコンの専用ボタンを押すと外の音を聴ける」の一択! という機能・操作感になっているのだ。
使い始めるときも普段使うときも、迷う要素は何もない。いつでもどこでも「外の音を聴きたいときはアンビエントアウェアボタンを押す」でOKだ。
そのアンビエントアウェアの実際の動作と効果だが、シンプルなノー設定&ワンボタンで十分な便利さを得られるよう、よく作り込まれている。
だが安心して欲しい、 “明るくポップ” なYシリーズだからといって、その音や性能はさすが名門、AKGそのものなのだ。エントリークラスの製品だけあって、コストパフォーマンスも魅力のYシリーズだが、そこにさらなる「便利」をプラスする、待望のネックバンド型Bluetoothイヤホン「Y100 WIRELESS」が登場した。
このY100 WIRELESSだが、Bluetoothイヤホンとしてのベーシックな完成度の高さはもちろん、実売1万円前後と手頃な価格であることにも要注目。さらに、外音取り込み機能「アンビエントアウェア」を装備する点が大きな特徴だ。まとめると次のようになるので、ひとつずつチェックしていきたい。
<1>“カジュアル”な新デザインで装着感などネックバンド型の弱点をクリア
<2>外音取り込み「アンビエントアウェア」がとにかく便利
<3>AKGだから “安心” のサウンドクオリティ
さて、ネックバンド型というと「せっかくのワイヤレスなのに装着感に何となく重みがあるし、しまうときもかさばる」と思う方もいるかもしれない。
しかしこのモデルのネックバンドは、
「“バンド” というほど太くないので軽い」
「弾力があるのでしまうときにケーブルみたいに絡まらない」
というように、よく考え抜かれている。ネックバンド型の弱点とされがちな部分をしっかりクリアしているのだ。
左右をケーブルで接続するタイプのBluetoothイヤホンと比べても、装着感はむしろすっきりしているし、首周りでの収まりのよさ、収納時のコンパクトさも申し分なし。収納時のコンパクトさについては、付属ポーチの小ささを見れば、どれだけ小さくまとまるか一瞬で理解してもらえるはずだ。
また、ちょっと外すときには収納しなくても首にかけたまま安定するように、左右イヤホンはマグネットでくっつく使用。ネックレスのように首に掛けられ、安心感はバツグンだ。
Bluetoothイヤホンの基本性能で特に気になるバッテリーも、最近のモデルの高い水準をさらに超えてきている。8時間駆動に加えて、15分のクイック充電での1時間駆動にも対応。充電端子は一般的なmicroUSBなので、モバイルバッテリーを持ち歩いている方なら、出先でのバッテリー切れにもさっと対処できる。
デザインも特徴的だ。冒頭のようにYシリーズといえば “明るくポップ” なイメージが強いが、今回用意されたブラック、ブルー、グリーン、ピンクの各カラーは “カジュアル” といった印象だ。
かと言っておとなしすぎるということもなく、Yシリーズらしく適度に主張してくれるので、ファッションアイテムとしても良い感じ。男女問わず、そして幅広い年齢層が着けやすく仕上げられていて、街に持ち出したくなるビジュアルだ。
サウンド周りのスペックとしては、ダイナミック型ドライバー、BluetoothコーデックはSBCとAACに対応、デザイン性を保ちながら頑強でもある金属製ハウジングなどが特徴として挙げられる。AKG製品だから、このあたりに抜かりがあるわけはない。
さて、機能や使い勝手を高めているこのモデルにおいて、一歩踏み出した機能として搭載されているのが、外音取り込み機能「アンビエントアウェア」だ。AKGのBluetoothイヤホンとしては先に「N200 WIRELESS」がリリースされているが、これは非搭載。というよりも、Yシリーズにアンビエントアウェア機能を搭載したということは、AKGはこの機能を「今後のワイヤレスイヤホンにおけるベーシックな機能」と位置付けているのかもしれない。
アンビエントアウェア機能の実装方法にもこだわりを感じる。アプリを使って様々な取り込み具合を選択できるといったものではなく、シンプルに「リモコンの専用ボタンを押すと外の音を聴ける」の一択! という機能・操作感になっているのだ。
使い始めるときも普段使うときも、迷う要素は何もない。いつでもどこでも「外の音を聴きたいときはアンビエントアウェアボタンを押す」でOKだ。
そのアンビエントアウェアの実際の動作と効果だが、シンプルなノー設定&ワンボタンで十分な便利さを得られるよう、よく作り込まれている。