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「トラベルケース」など進化点多数

使い勝手バツグンの重低音系・完全ワイヤレスイヤホン!SOL REPUBLIC「AMPS AIR 2.0」レビュー

公開日 2018/10/10 10:20 折原 一也
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AMPS AIR2.0本体を収納する“トラベルケース”は約90W×300H×450Dmmと拳の半分ほどの寸法で、重さは約130g(イヤホンが入った状態で計測)。見た目より重めに思える質量の理由は、イヤホン本体を15回も充電できるパワフルなバッテリーを搭載するためだ。

コンパクトなボディーのうち少なくないスペースをイヤホン収納に割いているが、15回充電分のパワフルなバッテリーを内蔵している。イヤホンとは3つのピンで接続

そして”トラベルケース”は、チャージ用のmicroUSB端子の他にUSB typeA端子(5V、1.0A)を搭載しており、スマホやその他デバイスを充電するためのバッテリーとして利用できるのだ(これは“バックアップバッテリー”と名付けられている)。

USBケーブルで、他の機器を充電できる

実際にLightning接続用のケーブルを用意してiPhone 8と接続すると、まさにモバイルバッテリーとしてチャージしながら利用することができた。完全ワイヤレスイヤホンはスマホと組み合わせることが多いことを考えると、再生機側のバッテリー残量までケアするというのは、1台2役のパッケージとして荷物を減らせ、機能的だ。

“トラベルケース”の蓋の前面側にはLEDを搭載。LEDの点灯数によってケース単体でもバッテリー残量を確認できる作りだ。なお、“トラベルケース”のバッテリー残量確認の方法は、ケースをシェイク(振る)というユニークな操作になっている。

アタックが強く、ディープに沈む重低音志向のサウンド

実際に「AMPS AIR 2.0」のセットアップから始めてみよう。購入後のセットアップは、あらかじめトラベルケースでイヤホンを充電した上で、ケースから左右のイヤホンを取り出すと自動的に電源がオンになるので、左右のイヤホンのボタンを素早く2回押してペアリング。

電源やペアリング状態に合わせてイヤホン本体のLEDも明滅する

あとはスマホのBluetooth画面で「Amps Air 2.0」として表示されるようになるので、1台のイヤホンのようにペアリングする流れ。BluetoothのコーデックはSBCのみの対応となる。

再生中、イヤホン側からの基本操作はシンプルで、イヤホンに搭載されるマルチファンクションボタンの役割も左右共通。1回押しで再生・停止、2回押しでSiri/Google Nowといった音声アシスタントを呼び出せる。

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