【特別企画】つないでスイッチオンするだけで効果バツグン
ゲーム世界に完全ダイブ! XROUND「XPUMP」の“サラウンド効果”で没入レベルがアップした
使用したヘッドホンは、3,000円程度で購入できるリーズナブルなゲーミングヘッドセットと、購入当時10,000円前後だったオーディオテクニカ “SonicFuel” 「ATH-CKX9」、そして現在発売中でこちらも10,000円ちょっとで購入できるSHURE「SE215 Special Edition」と、どれもそれほどお高いものではありません。
■明瞭に聴こえるようになり、ゲーム内の音の区別もつきやすい
結論から言うと、どのヘッドホン、イヤホンでも効果的に感じました! XPUMPのレベルスイッチのオンオフで、効果の入り切りができるので、その効き具合を歴然と感じることができます。
特にレベル2の状態にすると、ステレオ感が増し、音の広がりが即座に感じ取れます。個人的にはそこまで音の違いが分かる方ではないので、それにも関わらずこれほどまでに違いが分かるとなると、もっと繊細な音の違いが分かる人にとっては、相当な効果を感じ取れるかも知れません。
各モデルの性能差があるものの、一番安いヘッドホンでさえ、しっかり効果を感じられたのは、朗報と言えるんじゃないでしょうか。音に依存することが多いと言っても、音だけに集中するわけにいかないのがゲーム。そこら辺のさじ加減を考えるとオーディオ向けモデルのようにお金をかけられないというのもあるわけですから、とりあえずで使っているようなヘッドホンやイヤホンでも高い効果が得られるのは嬉しいところです。
で、音が明瞭に聴こえることにより、ゲーム内のさまざまな音の区別もつきやすくなっています。今回試した『ストリートファイターVアーケードエディション』の場合、ゲージが溜まった時の音がいつも以上に感じ取れたので、「そろそろ溜まったかな?」って感じで、確認する行動が少なくなりました。
ゲージは画面端にあるので、一瞬とは言え、相手のキャラクターから目を離してしまうことになるので、ゲージを見るということは隙ができる可能性があるわけです。それが少なくなるのであれば、勝率アップに繋がると言えるのではないでしょうか。
次にPS VRを試してみた。視界が外界と遮断されるVRは、音も遮断されないと、没入感が得られなくなってしまいます。XPUMPを使うことで、空間感が増すので、VRにも相性が良いと言えますね。もちろん、5.1ch対応コンテンツなどでは、音の指向性に基づいた演出を完全に享受するためには5.1ch対応のサラウンドヘッドホンが必要となりますが、そうでないのであれば、XPUMPを使って臨場感を高めたいところです。
続けて、違うハードとしてNintendo Switchでも試してみました。Nintendo Switchを据え置き機とする、モバイル機とするかは、その人次第ではありますが、とりあえずテレビに接続した状態の据え置き機として、モニターとXPUMPとヘッドホンを接続しました。