スポーツでもデイリーユースでも快適音楽再生
途切れにくさが大幅アップ! 進化したJaybird完全ワイヤレスイヤホン 「RUN XT」レビュー
スポーツ向けイヤホンメーカーとしてアスリートからの大きな支持を集める米Jaybird。同ブランドの完全ワイヤレスイヤホン 「RUN」のアップデートモデルとなる「RUN XT」が、2月8日に発売された(関連ニュース)。この新しくなったRUN XTのレビューをお届けしたい。
■ランナーに愛される完全ワイヤレスイヤホン「RUN」がアップデート! 何が変わった?
2017年9月に発売されたRUNは、同ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン。汗が付着しても壊れない「防汗性能」や、激しく動いても耳から取れない「フィット感」といったアスリートフレンドリーな機能に加え、ケースでの充電を含めれば最大12時間の使用が可能なうえ、5分充電すれば1時間の再生ができるなど様々な特徴を兼ね備え、瞬く間に人気を博したモデルだ。
そのほかにも、専用の「Jaybirdアプリ」でイコライザーの調整やボタンコントロールの設定ができたりと。非常に使い勝手の良いワイヤレスイヤホンだ。そして、この機能性の高さはそのままに、さらなるアップデートを加えながら、2,000円のプライスダウンを成し遂げたのがRUN XTである。アップデートポイントは以下の通り。
1.IPX7を取得
2.デザインの変更
3.Bluetoothの接続安定性
アップデートによって変更となった点はもちろん、従来モデルより引き継がれる高い機能性も含めてRUN XTを詳しく見ていこう。
■新たにIPX7を取得すると同時に、デザインもチェンジ
まず、RUN XTは防水規格であるIPX7を新たに取得している。そう書くと「ずいぶん進化したんだな」と思われるかもしれない。だが実は、仕様面で何か変化があったわけではない。
実は、2017年9月に行われたRUNの製品発表会で同社のマネージャー・黄氏は「防水性能として基準とされるIPXは取得していない。IPXは真水でのテストであり、汗に強いとは限らない」と述べている。つまるところ、これまでIPXを取得していなかっただけで、RUNの時点で高いレベルの防水性能を備えていたのだ。つまり今回は、改めてIPX7という“肩書き”を取得した、ということだ。
次にデザイン面について。本体やイヤーピース、フィンなどの形状はRUNと同じなのだが、カラーリングが大幅に変わっているため、印象はかなり違うものになっている。RUNはブラック/ホワイトの2色展開だったが、RUN XTはブラック/グレーの2色展開に。また、RUNのブラックはボタン周りにシルバーのリングがあしらわれたデザインとなっていたが、RUN XTのブラックはリング部分も黒に変更となっている。
特に目を惹くのがノズル部分だろう。シックなボディに明るい色合いのノズルを合わせるデザインは、同社の「TARAH」「X4」といったモデルに採用されているスタイルだ。装着してしまえば外からは見えない部分ではあるが、こういう見えない部分のオシャレというのは最高にウキウキする。
もう一つ、RUNのケースはブラックもホワイトも共通して黒のケースが使用されていたのだが、RUN XTではそれぞれのボディ色に合わせたケースが使用されている。
そして肝心の音質は、RUNのフラットな音がそのまま引き継がれている。比較的フラットで、長時間使っていても聴き疲れすることがないため、スポーツ時のみならずふだん使いも考えると、ここが変わっていないのはありがたいところだ。
「Jaybirdアプリ」によって自由にイコライジングできる点もバッチリ引き継がれている。作ったイコライジングはプリセット保存もできるため、普段はフラットめで使いつつ、走るときは低音強めのプリセットでEDMを再生してテンション上げる、などというように使い分けできるのも魅力的だ。
・・・ただ、ここまで読んでこう思った方もいるのではないか。「性能的には全然変わってなくない?」
安心してほしい。これから述べていくBluetoothの接続安定性に関しては、感動的なほど向上している。
■ランナーに愛される完全ワイヤレスイヤホン「RUN」がアップデート! 何が変わった?
2017年9月に発売されたRUNは、同ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン。汗が付着しても壊れない「防汗性能」や、激しく動いても耳から取れない「フィット感」といったアスリートフレンドリーな機能に加え、ケースでの充電を含めれば最大12時間の使用が可能なうえ、5分充電すれば1時間の再生ができるなど様々な特徴を兼ね備え、瞬く間に人気を博したモデルだ。
そのほかにも、専用の「Jaybirdアプリ」でイコライザーの調整やボタンコントロールの設定ができたりと。非常に使い勝手の良いワイヤレスイヤホンだ。そして、この機能性の高さはそのままに、さらなるアップデートを加えながら、2,000円のプライスダウンを成し遂げたのがRUN XTである。アップデートポイントは以下の通り。
1.IPX7を取得
2.デザインの変更
3.Bluetoothの接続安定性
アップデートによって変更となった点はもちろん、従来モデルより引き継がれる高い機能性も含めてRUN XTを詳しく見ていこう。
■新たにIPX7を取得すると同時に、デザインもチェンジ
まず、RUN XTは防水規格であるIPX7を新たに取得している。そう書くと「ずいぶん進化したんだな」と思われるかもしれない。だが実は、仕様面で何か変化があったわけではない。
実は、2017年9月に行われたRUNの製品発表会で同社のマネージャー・黄氏は「防水性能として基準とされるIPXは取得していない。IPXは真水でのテストであり、汗に強いとは限らない」と述べている。つまるところ、これまでIPXを取得していなかっただけで、RUNの時点で高いレベルの防水性能を備えていたのだ。つまり今回は、改めてIPX7という“肩書き”を取得した、ということだ。
次にデザイン面について。本体やイヤーピース、フィンなどの形状はRUNと同じなのだが、カラーリングが大幅に変わっているため、印象はかなり違うものになっている。RUNはブラック/ホワイトの2色展開だったが、RUN XTはブラック/グレーの2色展開に。また、RUNのブラックはボタン周りにシルバーのリングがあしらわれたデザインとなっていたが、RUN XTのブラックはリング部分も黒に変更となっている。
特に目を惹くのがノズル部分だろう。シックなボディに明るい色合いのノズルを合わせるデザインは、同社の「TARAH」「X4」といったモデルに採用されているスタイルだ。装着してしまえば外からは見えない部分ではあるが、こういう見えない部分のオシャレというのは最高にウキウキする。
もう一つ、RUNのケースはブラックもホワイトも共通して黒のケースが使用されていたのだが、RUN XTではそれぞれのボディ色に合わせたケースが使用されている。
そして肝心の音質は、RUNのフラットな音がそのまま引き継がれている。比較的フラットで、長時間使っていても聴き疲れすることがないため、スポーツ時のみならずふだん使いも考えると、ここが変わっていないのはありがたいところだ。
「Jaybirdアプリ」によって自由にイコライジングできる点もバッチリ引き継がれている。作ったイコライジングはプリセット保存もできるため、普段はフラットめで使いつつ、走るときは低音強めのプリセットでEDMを再生してテンション上げる、などというように使い分けできるのも魅力的だ。
・・・ただ、ここまで読んでこう思った方もいるのではないか。「性能的には全然変わってなくない?」
安心してほしい。これから述べていくBluetoothの接続安定性に関しては、感動的なほど向上している。