Googleアシスタントなど操作性もチェック
レトロな外観に機能満載の“ギャップ萌え”ヘッドホン。パイオニア「S9 wireless noise cancelling」レビュー
■レトロモダンデザインと現代的な多機能を両立したパイオニアのワイヤレスヘッドホン「S9 wireless noise cancelling」
パイオニアブランドのワイヤレスヘッドホンのなかでも、レトロモダンなデザインが目を惹くノイズキャンセリング対応モデルが“S9 wireless noise cancelling”「SE-MS9BN」だ。ハイレゾ対応の40mmドライバーにCCAWボイスコイルを組み合わせたクリアな音質を下地としつつ、多彩な機能を搭載していることが特徴。具体的には、ノイズキャンセリング機能の搭載、aptX HD対応、Googleアシスタント搭載、専用設定アプリ、最大24時間駆動のバッテリー内蔵と、多機能を極めている。今回はS9 wireless noise cancellingの実機に触れながら、その実力を検証していこう。
まず、ポータブルオーディオに関心のある方でなくてもまず目がいくのは、レトロモダン調のデザインだろう。大きめのイヤーカップにメカニカルなワイヤー状のアーム部をアイコニックにレイアウト。今回聴いた“ゴールド”モデルでは、イヤーカップはゴールド、ヘッドバンド部はブラウンで、こちらは特に個性が際立つ。
このデザインは、同社から1960〜1970年に発売されていたパイオニアのヘッドホン「SE-30」「SE-50」を彷彿とさせる。無論、当時のデザインとは細部が異なるのだが、往年の名ヘッドホンシリーズのデザインを現代的なアルミハウジングで再構築したといったところ。
見た目は大柄でイヤーパッドも厚く、屋内向けヘッドホンのゆったりした装着感を思わせるが、実際に装着してみるとポータブル用途を想定したであろうやや強めの側圧でホールドされる。イヤーカップ上下のスライドによる調整がカーブを描いているので、伸ばすほど側圧が強くなりやすいようだ。本体重量は290g。折りたたみ式でないのもレトロなデザインあってのことだが、むしろ使わないときは首からかけて積極的に見せて欲しいというメッセージにも思える。
操作部はヘッドホンの左側に配置。+/−が刻まれたノック式のボタンは、それぞれ1回押しで音量の上下、長押しで曲送り/曲戻しとなり、+/−の間にあるボタンで再生/停止の操作となっている。
その隣の電源マークがついたボタンは、電源オン/オフ操作だけでなく、長押しで初回のペアリング操作、そしてペアリング後はノイズキャンセルのモードを切り替える役割がある。1回押すごとにノイズキャンセル/外音取り込み/機能オフの順に切り替わる仕様だ。さらに電源ボタンの横には、独立したGoogleアシスタントボタンも搭載している。
パイオニアブランドのワイヤレスヘッドホンのなかでも、レトロモダンなデザインが目を惹くノイズキャンセリング対応モデルが“S9 wireless noise cancelling”「SE-MS9BN」だ。ハイレゾ対応の40mmドライバーにCCAWボイスコイルを組み合わせたクリアな音質を下地としつつ、多彩な機能を搭載していることが特徴。具体的には、ノイズキャンセリング機能の搭載、aptX HD対応、Googleアシスタント搭載、専用設定アプリ、最大24時間駆動のバッテリー内蔵と、多機能を極めている。今回はS9 wireless noise cancellingの実機に触れながら、その実力を検証していこう。
まず、ポータブルオーディオに関心のある方でなくてもまず目がいくのは、レトロモダン調のデザインだろう。大きめのイヤーカップにメカニカルなワイヤー状のアーム部をアイコニックにレイアウト。今回聴いた“ゴールド”モデルでは、イヤーカップはゴールド、ヘッドバンド部はブラウンで、こちらは特に個性が際立つ。
このデザインは、同社から1960〜1970年に発売されていたパイオニアのヘッドホン「SE-30」「SE-50」を彷彿とさせる。無論、当時のデザインとは細部が異なるのだが、往年の名ヘッドホンシリーズのデザインを現代的なアルミハウジングで再構築したといったところ。
見た目は大柄でイヤーパッドも厚く、屋内向けヘッドホンのゆったりした装着感を思わせるが、実際に装着してみるとポータブル用途を想定したであろうやや強めの側圧でホールドされる。イヤーカップ上下のスライドによる調整がカーブを描いているので、伸ばすほど側圧が強くなりやすいようだ。本体重量は290g。折りたたみ式でないのもレトロなデザインあってのことだが、むしろ使わないときは首からかけて積極的に見せて欲しいというメッセージにも思える。
操作部はヘッドホンの左側に配置。+/−が刻まれたノック式のボタンは、それぞれ1回押しで音量の上下、長押しで曲送り/曲戻しとなり、+/−の間にあるボタンで再生/停止の操作となっている。
その隣の電源マークがついたボタンは、電源オン/オフ操作だけでなく、長押しで初回のペアリング操作、そしてペアリング後はノイズキャンセルのモードを切り替える役割がある。1回押すごとにノイズキャンセル/外音取り込み/機能オフの順に切り替わる仕様だ。さらに電源ボタンの横には、独立したGoogleアシスタントボタンも搭載している。