Googleアシスタントなど操作性もチェック
レトロな外観に機能満載の“ギャップ萌え”ヘッドホン。パイオニア「S9 wireless noise cancelling」レビュー
■ワンタッチでGoogleアシスタントを呼び出せる。専用アプリも拡張性充分
S9 wireless noise cancellingの特徴のひとつがGoogleアシスタント対応。オンキヨーの“GRANBEAT”「DP-CMX1」と組み合わせてセットアップを進めてみた。
Googleアシスタント対応のイヤホン/ヘッドホンを使い込んでいる人にはお馴染みの手順だと思うが、Bluetoothの初回ペアリング時、Androidスマホ側でGoogleアシスタントに登録すると、S9 wireless noise cancellingから「Googleアシスタントに何かを尋ねる時は…」と日本語でガイド音声が流れる。以降はGoogleアシスタントボタンを押すだけですぐに効果音が鳴り、1回押しで時刻と通知読み上げ。長押しをすると音声入力の待機状態になる。
筆者はすべてのスケジュールをGoogleカレンダーで管理しているので、この読み上げ機能だけでもボイスアシスタントとして実用性十分。ストリーミングで音楽を聴いているとき、「Spotifyで○○を流して」(Google Play Music、YouTube Music、AWA等も利用可)と声をかけるだけで選曲もできるのは便利だ。
なお、「Googleアシスタント対応だからiPhoneでは使えないのか?」と勘違いされがちだが、iPhoneに「Google Assistant」アプリを入れてアカウント登録、ヘッドホンの登録と進めていけば同様に使うことができる。
操作関連では専用アプリ「Pioneer Headphone App」も提供。はじめ搭載されていた機能は「ヘッドホンの使用方法」メニューから使い方ガイドの参照、ノイズキャンセルオン/オフ/外音取込モードの切り替えと限られていたが、2月末に配信されたアップデートにより拡張。再生中の音楽情報の表示や、スキップ/ボリューム調整などのコントロール、イコライザーやバスブーストによる音質調整、音楽サービスプリセットの設定などが可能となった。