【PR】アンテナまで自社設計
パナソニック初の完全ワイヤレスで勢力図が一変? ノイキャン「RZ-S50W」/スタンダード「RZ-S30W」レビュー
■パナソニックから遂に登場!「RZ-S50W」「RZ-S30W」は本気の仕様が満載
パナソニックが2020年4月、満を持して「RZ-S50W」「RZ-S30W」の2機種で完全ワイヤレスイヤホン市場に参入する。
イヤホン選びで “完全ワイヤレスイヤホン” がファーストチョイスとなってきた今、単に新規参入するというだけでは、さほど大きなトピックではないかもしれない。だが、初めてのモデルでノイズキャンセリング機能を搭載したRZ-S50Wを投入したところからも、パナソニックの本気度が伺い知れる。それでは早速、RZ-S50W/RZ-S30Wそれぞれの実力をチェックしていこう。
■ノイズキャンセリング技術、アンテナ設計まで自社設計満載の「RZ-S50W」
パナソニック初の完全ワイヤレスイヤホンの上位モデル「RZ-S50W」は、2020年の完全ワイヤレスのキーワードとなる “ノイズキャンセリング” 機能を搭載し、登場した注目機種だ。完全ワイヤレスイヤホン市場の中では上位クラスにあたる。
RZ-S50Wの音響技術は専用設計で、ドライバーユニットには、広帯域な特性を備えるバイオセルロール素材を採用した、8mmダイナミックドライバーを搭載。音質にもこだわっている。
機能面での注目はやはり、ノイズキャンセリング機能の搭載だ。RZ-S50Wに搭載されているパナソニック独自の 「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」は、多くの他社製品と同じくフィードバック/フィードフォワード方式なのだが、デジタル処理とアナログ処理を最適なかたちで掛け合わせ、高精度に騒音を低減するというもの。
もちろん、音楽を聴きながら使える「外音取り込み機能」にも対応する。なお、ノイズキャンセリング技術のベースは同じタイミングで発表されたTechnics「EAH-AZ70W」と共通になっている。
RZ-S50Wの実機を手に取ってみる。完全ワイヤレスイヤホンとしてはミドルサイズ程度の大きさで、空気の流れを最適化するバックチャンバーを確保した音響構造によって、少し背の高い筐体ながら耳への収まりは良好。デザインもナチュラルな質感で、大きさを感じることなく、すんなり装着できた。
操作はイヤホンのフェイスプレートに備えた全面タッチパネルで行う。実はこのフェイスプレート面には接続安定性を高める工夫があり、タッチパネル基板にBluetoothアンテナを共用する「タッチセンサーアンテナ」を新設計している。
電波を通しづらい人体の影響を受けにくいようにアンテナは外側に向けて配置、ほかにもスマホとの接続は左右独立受信方式を採用するなど、通信安定性を高める数多くの工夫が盛り込まれている。これらには、パナソニックが得意とするコードレス電話機を手掛ける中で培われたノウハウが活用されているという。
実際に短時間ながら都内の電車で検証した限りでは、片側だけの途切れも含め、音途切れが一度も発生しなかった。なお、ワイヤレス部の仕様はBluetooth 5.0対応で、SBCに加えてAACコーデックにも対応している。
操作体系は、左右イヤホンのタッチ回数と長押しによって割り当てられている。例えば再生/停止は左右どちらでも1回タッチ、音量操作は左を2回タッチで音量ダウン、3回タッチで音量アップ、ノイズキャンセル/外音取り込みの外音コントロール操作は右イヤホンを約2秒タッチ&ホールドする。
通話用マイクは、イヤホンのフェイスプレートの縁にあたるマイク穴の奥に高性能のMEMSマイクを搭載した「ラビリンス構造」によって、風切り音を低減する。2つの通話用マイクを採用すると共に、送話の音声とそれ以外を区別する「ビームフォーミング技術」によって、通話時に声をクリアに伝える設計も徹底している。
バッテリー駆動時間はイヤホン本体のみで6.5時間(ノイズキャンセルON/AAC)。本体とカラーが揃えられた充電ケースと組み合わせると最大19.5時間。ノイズキャンセル対応モデルと考えれば十分過ぎるほどの長時間再生対応だ。
専用アプリ「Panasonic Audio Connect」も用意。ペアリングまでのガイドや、外音コントロールの切り替え、サウンドモードとして「バスエンハンサー」「クリアボイス」も設定できる。さらにアプリを使うことで、ノイズキャンセリングおよびアンビエントモードの強度を100段階で詳細に調節することもできる。
パナソニックが2020年4月、満を持して「RZ-S50W」「RZ-S30W」の2機種で完全ワイヤレスイヤホン市場に参入する。
イヤホン選びで “完全ワイヤレスイヤホン” がファーストチョイスとなってきた今、単に新規参入するというだけでは、さほど大きなトピックではないかもしれない。だが、初めてのモデルでノイズキャンセリング機能を搭載したRZ-S50Wを投入したところからも、パナソニックの本気度が伺い知れる。それでは早速、RZ-S50W/RZ-S30Wそれぞれの実力をチェックしていこう。
■ノイズキャンセリング技術、アンテナ設計まで自社設計満載の「RZ-S50W」
パナソニック初の完全ワイヤレスイヤホンの上位モデル「RZ-S50W」は、2020年の完全ワイヤレスのキーワードとなる “ノイズキャンセリング” 機能を搭載し、登場した注目機種だ。完全ワイヤレスイヤホン市場の中では上位クラスにあたる。
RZ-S50Wの音響技術は専用設計で、ドライバーユニットには、広帯域な特性を備えるバイオセルロール素材を採用した、8mmダイナミックドライバーを搭載。音質にもこだわっている。
機能面での注目はやはり、ノイズキャンセリング機能の搭載だ。RZ-S50Wに搭載されているパナソニック独自の 「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」は、多くの他社製品と同じくフィードバック/フィードフォワード方式なのだが、デジタル処理とアナログ処理を最適なかたちで掛け合わせ、高精度に騒音を低減するというもの。
もちろん、音楽を聴きながら使える「外音取り込み機能」にも対応する。なお、ノイズキャンセリング技術のベースは同じタイミングで発表されたTechnics「EAH-AZ70W」と共通になっている。
RZ-S50Wの実機を手に取ってみる。完全ワイヤレスイヤホンとしてはミドルサイズ程度の大きさで、空気の流れを最適化するバックチャンバーを確保した音響構造によって、少し背の高い筐体ながら耳への収まりは良好。デザインもナチュラルな質感で、大きさを感じることなく、すんなり装着できた。
操作はイヤホンのフェイスプレートに備えた全面タッチパネルで行う。実はこのフェイスプレート面には接続安定性を高める工夫があり、タッチパネル基板にBluetoothアンテナを共用する「タッチセンサーアンテナ」を新設計している。
電波を通しづらい人体の影響を受けにくいようにアンテナは外側に向けて配置、ほかにもスマホとの接続は左右独立受信方式を採用するなど、通信安定性を高める数多くの工夫が盛り込まれている。これらには、パナソニックが得意とするコードレス電話機を手掛ける中で培われたノウハウが活用されているという。
実際に短時間ながら都内の電車で検証した限りでは、片側だけの途切れも含め、音途切れが一度も発生しなかった。なお、ワイヤレス部の仕様はBluetooth 5.0対応で、SBCに加えてAACコーデックにも対応している。
操作体系は、左右イヤホンのタッチ回数と長押しによって割り当てられている。例えば再生/停止は左右どちらでも1回タッチ、音量操作は左を2回タッチで音量ダウン、3回タッチで音量アップ、ノイズキャンセル/外音取り込みの外音コントロール操作は右イヤホンを約2秒タッチ&ホールドする。
通話用マイクは、イヤホンのフェイスプレートの縁にあたるマイク穴の奥に高性能のMEMSマイクを搭載した「ラビリンス構造」によって、風切り音を低減する。2つの通話用マイクを採用すると共に、送話の音声とそれ以外を区別する「ビームフォーミング技術」によって、通話時に声をクリアに伝える設計も徹底している。
バッテリー駆動時間はイヤホン本体のみで6.5時間(ノイズキャンセルON/AAC)。本体とカラーが揃えられた充電ケースと組み合わせると最大19.5時間。ノイズキャンセル対応モデルと考えれば十分過ぎるほどの長時間再生対応だ。
専用アプリ「Panasonic Audio Connect」も用意。ペアリングまでのガイドや、外音コントロールの切り替え、サウンドモードとして「バスエンハンサー」「クリアボイス」も設定できる。さらにアプリを使うことで、ノイズキャンセリングおよびアンビエントモードの強度を100段階で詳細に調節することもできる。