【PR】アプリやGoogle連携で使い勝手も◎
音も機能も「即戦力」! テクニクスの人気一体型オーディオ “OTTAVA f” 第2世代機レビュー
■Googleデバイス対応や使いやすいリモコンアプリ。初心者でも手軽に使いこなせる
SC-C70MK2では新たに、グーグルのChromecast built-in、works with Ok Googleに対応している。初代モデルには搭載されていないそれぞれの機能を使うと、スマホのGoogle Homeアプリを使った音楽再生コントロールや、本機とは別の部屋に置いたworks with Ok Googleを搭載するスマートスピーカーと連携するマルチルーム再生などが楽しめる。
筆者はふだんから、自宅で複数のスマートスピーカーを使用している。今回SC-C70MK2を使ってみて、中でもとても相性が良いと思った製品は、ディスプレイ付きの「Google Nest Hubシリーズ」。画面タッチ、または音声操作で音楽ソースの再生先をSC-C70MK2に指定すると、楽曲のカバーアートがGoogle Nest Hubの画面に大きく表示される。
スマホアプリやGoogleデバイスとの連携が使いこなせれば、音楽配信サービスのワイヤレス再生に関してはもう十分に不自由なく楽しめるだろう。加えて専用アプリの「Technics Audio Center(以下:TAC)」もマスターすれば鬼に金棒だ。
TACアプリは、SC-C70MK2の細かな本体設定だけでなく、ホームネットワーク上にあるNASなどのミュージックファイルサーバーからの音楽再生、USBストレージに保存したハイレゾ音源ファイル、CDの再生、FM/AMラジオのステーション選択なども一括して行える万能リモコンアプリだ。筆者は仕事中にBGMとして海外のインターネットラジオを聴く際、ステーション検索がスムーズにできるのでアプリをメインに利用している。
本体のセットアップについては、付属のリモコンもすべての操作に対応しているが、できればより視認性の高いスマホアプリをぜひ一度使ってみてほしい。
圧縮音源を高品位なサウンドに復元する独自の「RE-MASTER(Re-master Enhanced for Compressed Audio)」は、アプリからもオン・オフが切り換えられる。インターネットラジオ放送のサウンドに圧倒的な広がりが生まれるので、とても効果的だ。低中高域のバランスをマニュアルで調節できるトーンコントロール機能も上手く使いたい。
紹介の順番が少し後になってしまったが、SC-C70MK2をベストなコンディションで楽しむために、本機を設置する場所を決めたら、最初に自動音場補正機能「Space Tune」を使おう。
マークツーから搭載する「Space Tune Auto」では、本体内蔵のマイクを使って再生したテストトーンを測定・解析し、数ステップの操作により自動音質調整ができる。付属のリモコンからSpace Tune Autoのセットアップに入る場合も簡単で、「SETUP」ボタンを長押しすればスタートする。なお、セットアップの最初に少し音量が大きいテストトーンが一瞬鳴るので気をつけたい。
筆者のようにインターネットラジオをよく聴く方は、お気に入りのステーションに1から9まで付番してFAV番号に登録できる機能も便利に使いたい。TACアプリからの登録でき、操作もシンプルで簡単なのでおすすめ。付属リモコンからでもステーションの再生中に「FAV」ボタンを長押しして、数字キーで空いているFAV番号を選択するとスムーズに登録が完了する。
■本格サウンドを楽しめる、完成度の高さに磨きがかかった一台
新しいテクニクスの “OTTAVA f”「SC-C70MK2」はスピーカーとアンプの高品位な音質とバランス、モバイルアプリやスマートスピーカーにも連携できる多彩な音楽プレーヤーとしての機能がとても高いレベルでひとつになっている。誰もが迷うことのないシンプルな操作性も、満足度が高いことと思う。
すべての音楽ファンの即戦力になれる、本格派の一体型システムオーディオとしておすすめしたい。
“OTTAVA f”「SC-C70MK2」レビュー記事 第二弾はこちら!
「高音質にオーディオ評論家も驚愕。テクニクスの多機能コンポ“OTTAVA f”最新モデルを聴く」
(協力:パナソニック)