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おうち時間が1本の“マイク”で変わった。Blue「Yeti」導入のメリットとは?

公開日 2021/03/29 06:30 山本 敦
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新型コロナウイルス感染症の影響を避けるために外出自粛を続ける生活の中で、「2021年はギターの演奏を再開して趣味の時間を持とう」と考えていた頃、BlueマイクロフォンズのUSBマイク「Yeti」シリーズを本格的に活用することを思い立った。

Blueマイクロフォンズ「Yeti」

自分の演奏は下手の横好き程度なので人様の耳を汚すまでもないが、練習用にUSBマイクを役立てられたらこれ幸い。例えば先にコードカッティングを録音して、これを聴きながらメロディを弾けば練習にもうってつけだ。

アメリカのBlueマイクロフォンズの主力であるマイク製品はスティングにレディ・ガガ、エルトン・ジョンなどのビッグアーティストたちもレコーディングのために活用してきた。PCにUSBケーブルで接続して簡易な宅録環境が整う「Yeti(イエティ)」は、現在2万円を切る手頃な価格で販売されているロングセラーモデルだ。

もちろん、Yetiが活躍するのは演奏録音だけではない。例えば、パソコンによる音声通話。テレワークが増えた今、自宅のワークスペースから参加するオンラインミーティングの会話音声を、よりクリアに伝えたいと考えている方にもおすすめしたい。筆者も今やYetiがオンライン取材に欠かせないアイテムになっている。今回はそんな様々な生活・利用シーンで活躍が見込まれる、高音質USBマイク「Yeti」の活用術を掘り下げてみたい。

テレワークや演奏収録・ゲーム配信など、1台であらゆる場面に “いい音” を

Yetiの本体は500mlのペットボトルと同程度のサイズだ。円筒形のエンクロージャーの中には独自開発の14mmコンデンサー型マイクカプセルを3基搭載する。

14mm径コンデンサー型マイクカプセルを3基搭載

背面部の様子。正面とともに、それぞれ各機能のダイヤルを配置する

ダイナミック方式のマイクよりも集音感度が高く、解像度にも優れる音が録れると評判のコンデンサー方式のUSBマイクだ。レコーディング時の最高音質は48kHz/16bit。4種類の指向特性パターンが選べる録音モードにより、音楽演奏からナレーション、ハンズフリー通話や対面形式のインタビュー録音まで、幅広く1台のマイクで “いい音” が録れる。

PCはWindows 7/8/10、macOS 10.10以降のプラットフォームに対応する。パソコンとUSBケーブルでつないでYetiから音声を入力できるだけでなく、パソコンからの音声出力をYetiに設定して、3.5mmヘッドホン出力端子からの音声をヘッドホンやイヤホンでモニタリングすることも可能だ。例えば周囲が騒がしい環境、会話を筒抜けにしたくない環境などで、ZoomやMicrosoft Teamsによるオンライン会議がスムーズにこなせる。

筆者はふだんYetiをM1チップ搭載のMacBook Air(macOS 11)につないで使っている。macOSの場合はYetiをUSBケーブルで接続後、システム環境設定に入り「サウンド」を選択してから入力/出力機器をYetiとする。macOSの場合、SkypeやFaceTimeなど音声通話ができるアプリケーションでは問題なく動作した。YouTubeのライブ配信、ゲーム実況の音声収録にも使えそうだ。

今回MacBook Airと接続して使用した

ちなみに、Yetiのパッケージにはマイク本体に色を合わせたテーブルトップスタンドが付いてくる。別途スタンドを買い足さなくても買った直後からすぐに使えるスピード感がいい。マイクとスタンドを合わせた質量は約1.5kg。移動や持ち運びにも苦労しないと思う。

もしも自宅を離れてスタジオで楽器演奏をレコーディングしたり、オフィスと自宅を往来しながらどちらの場所でも、もっと気軽に高音質なBlueマイクロフォンズのコンデンサー型USBマイクを持ち運んで使いたいのであれば、指向特性パターンの数が少し減るものの、やはり高音質で簡単に使えるコンパクトな「Yeti Nano」や「Snowball」もおすすめできる。

次ページYetiで早速録音。S/Nよく立体的で、高解像度の音声は圧巻!

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