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いま、日本のリビングに“ちょうどいい”サウンドバー。「DENON HOME SOUND BAR 550」の魅力に迫る
■実在感があり、音も広がる。音楽も映画も使える万能機
“完成度6割”と伺った開発途中のモデルを試聴したが、この段階でもクオリティは紛れもなくプレミアムの領域だ。『ボヘミアン・ラプソディ』のライヴエイドのシーンを試聴すると、フレディの情熱的なパワーと艶やかさを秘めた歌声、凛としたピアノ演奏が印象的だ。それと同時に歓声も上下左右に自然と広がっていく。
『天気の子』では雨音に高さを感じるし、セリフも明瞭に届く。『TENET』では爆音や効果音のキレがよくリアル。パワフル、クリアといった一面的な音の特徴では語り尽くせないほど550の音質は魅力的で、Hi-Fiオーディオの水準に到達しているように感じた。
さらなる驚きだったのがリアルサラウンドに拡張した音だ。DENON HOME 150を2台用意して視聴位置後方に置くと、『ボヘミアン・ラプソディ』の歓声は、550のみでは上下左右だったのが真後ろに移動し、会場にいるかのような感覚。『天気の子』は映画館で観たような音の広がり感が出るし、『TENET』は緊迫感あるBGMに包み込まれ、音の移動感まで完璧だ。
いまサウンドバーは、おうちエンタメを充実させるアイテムとして人気を高めている。選ぶ基準は様々だが、よい音を知っている日本人向けの音質やサイズ感という基本スペックが高いだけでなく、音楽を聴くための便利な機能、そして機器追加による拡張機能があることは、長く愛用していく上で注目してほしい点だ。発売は4月23日。期待して待とう。
機能性
●音楽配信サービスを受信でき、高音質再生することができる
ワイヤレスで音楽を楽しむ方法は、BluetoothとWi-Fiの2種類がある。簡単なのはBluetoothで、550もレシーバー機能を搭載している。だが、Bluetooth接続の場合はスマホのバッテリー消費が大きいし、電話を受信すると音楽再生が止まってしまうためBGMとして活用するには少し利便性が劣る。
その点、エントリークラスの「DHT-S216」には搭載していなかったWi-Fi接続は、550本体が直接音楽配信サービスからデータを受信して再生するのでスマホの依存度が下がるし、楽曲操作も複数の端末から同時に行うことができるので、家族で利用するなら絶対にお薦めな機能なのだ。
●HDMI入力端子も搭載! ゲームもいい音で楽しむ
近年はARC対応のテレビも普及し、HDMI出力しか搭載しないサウンドバーも増加するなか、550はHDMI入力端子を1系統搭載している。レコーダーなど外部接続する機器を複数お持ちの方には嬉しいポイントだ。また、PS4/PS5やNintendo Switchといったゲームでは、リニアPCMのサラウンド作品も増えているので、よりリアルなサラウンドを求める方にも本機はお薦めできる。
●音を立体的に再生するイマーシブサウンドに対応
ドルビーアトモスやDTS:Xといったイマーシブ(没入)サウンドは、音を天井方向にも動かす立体音響技術だ。550はこれら音声フォーマットのデコードに対応する。上向きに配置するドルビーイネーブルドスピーカーこそ搭載していないが、精度の高いアップミックス処理がかかるため、音場は50インチのテレビより上下左右ともに大きく広がって再生してくれる。