【特別企画】自分と相手、どちらの声もクリアに届ける
リモートワークにオススメのオーディオテクニカ新製品は?注目デバイスを一斉レビュー
オーディオテクニカは世代を超えた多くのファンに愛されているオーディオブランドだが、実はビジネス向けのヘッドセットやカンファレンス用のスピーカーフォンなども広く展開していることをご存じだろうか。
同社の製品には、マイクやワイヤレスシステムなどプロオーディオ、設備音響関連の機器にも強力なラインナップがある。オーディオテクニカの「音に対するこだわり」やノウハウが詰まった最先端プロダクトを、リモートワークやオンラインミーティングが広く普及したいま、一般の方々が手軽に利用できることの意義は大きい。
今回はカテゴリーや使い方がそれぞれに少しずつ異なっている、オーディオテクニカの最先端技術を搭載する「リモートワークに最適なオーディオ」を集めてみた。
■スピーカーフォン「AT-CSP5」
オーディオと放送機器の両方を手がけるメーカーであるオーディオテクニカの製品らしく、スピーカーのサウンドとマイクによる通話音声がともにハイレベルだ。特に「人の声」が力強く、解像度も高い。ホワイトノイズが乗らず、自分の声も相手の声もクリアに届ける。
内蔵マイクはスピーカーの360度周囲を囲む、最大6名までの発話を自動検知する。話者の声に反応して本体のLEDライトが点灯してマイクの向きを知らせる。ビームフォーミングマイクに自動ゲインコントロール、エコー抑制と環境ノイズリダクション機能をずらりと揃えて、約1メートルの範囲内でとてもクリアに発話音声を拾い上げる。複数人で使用する場合には、メンバーの中心に置くようにするのがコツだ。
PCやタブレットなどコミュニケーション端末にはBluetoothによる無線接続、またはUSBケーブルによる有線接続が可能。最新のノートPCに多く採用されているUSB-C端子と本機を変換アダプターを介さずにつなげる、両端USB-C端子のケーブルが付属するのも嬉しいポイントだと思う。さらに、このケーブルを収納できるキャリングケースも用意されるなど、配慮が行き届いている。
ビジネスバッグにしのばせて、持ち運びながらの使用にも最適なコンパクトサイズ。無線接続による使用時は内蔵バッテリーで約15時間の連続駆動に対応する。本体ボタンによる音量調整ができたり、操作もシンプルなので、離れて暮らす家族とのビデオ通話など使い道を広げてもいいだろう。
■ワイヤレスヘッドホン「ATH-S220BT」
発売以来、さっそく注目を集めている本機は音楽リスニング用のみならず、リモートワーク用のヘッドセットとしても使い勝手がとても良かった。筆者が特に注目したポイントは3つある。
ひとつは、長時間身に着けていても疲れにくい軽快な装着感。薄手なのに弾力感がしっかりとあるクッションが耳に心地よく馴染む。耳のせスタイルのオンイヤーヘッドホンだが側圧が窮屈に感じられることもなく、筆者の頭のサイズや耳の形によくフィットした。
ふたつめとして、内蔵バッテリーによる連続駆動が約60時間というスタミナ性能に思わず目を見張ってしまった。1週間が始まる前に満充電にしておけば、毎日数時間単位のリモート会議に参加してもバッテリー切れを心配することなく使い倒せる。もし充電を忘れてしまっていても、付属のケーブルを使ってPCやタブレットに有線接続もできるので安心だ。
そして最後に注目したいポイントはもちろん音質だ。本機もやはり人の声がとても明瞭に聞こえる。芯がしなやかでブレない。マイクによる集音性能も高いと感じた。環境ノイズにかき消されることなく、通話相手の声が立体的に聞こえてくる。
マルチポイント対応なので、プライベート用のスマホと仕事用のPCを同時接続する、といったことも可能だ。デバイスの切り替えにいちいち設定を行う必要がなく、これもリモートワークでの使いやすさに拍車をかけている。アンダー6,000円で、ここまでの満足度を感じさせてくれるワイヤレスヘッドホンは他にないかもしれない。
同社の製品には、マイクやワイヤレスシステムなどプロオーディオ、設備音響関連の機器にも強力なラインナップがある。オーディオテクニカの「音に対するこだわり」やノウハウが詰まった最先端プロダクトを、リモートワークやオンラインミーティングが広く普及したいま、一般の方々が手軽に利用できることの意義は大きい。
今回はカテゴリーや使い方がそれぞれに少しずつ異なっている、オーディオテクニカの最先端技術を搭載する「リモートワークに最適なオーディオ」を集めてみた。
■スピーカーフォン「AT-CSP5」 |
■ワイヤレスヘッドホン「ATH-S220BT」 |
■片耳ヘッドセット「ATH-101USB」/両耳ヘッドセット「ATH-102USB」 |
■USB-Cイヤホン「ATH-CKD3C」/Lightningイヤホン「ATH-CKD3Li」 |
オーディオと放送機器の両方を手がけるメーカーであるオーディオテクニカの製品らしく、スピーカーのサウンドとマイクによる通話音声がともにハイレベルだ。特に「人の声」が力強く、解像度も高い。ホワイトノイズが乗らず、自分の声も相手の声もクリアに届ける。
内蔵マイクはスピーカーの360度周囲を囲む、最大6名までの発話を自動検知する。話者の声に反応して本体のLEDライトが点灯してマイクの向きを知らせる。ビームフォーミングマイクに自動ゲインコントロール、エコー抑制と環境ノイズリダクション機能をずらりと揃えて、約1メートルの範囲内でとてもクリアに発話音声を拾い上げる。複数人で使用する場合には、メンバーの中心に置くようにするのがコツだ。
PCやタブレットなどコミュニケーション端末にはBluetoothによる無線接続、またはUSBケーブルによる有線接続が可能。最新のノートPCに多く採用されているUSB-C端子と本機を変換アダプターを介さずにつなげる、両端USB-C端子のケーブルが付属するのも嬉しいポイントだと思う。さらに、このケーブルを収納できるキャリングケースも用意されるなど、配慮が行き届いている。
ビジネスバッグにしのばせて、持ち運びながらの使用にも最適なコンパクトサイズ。無線接続による使用時は内蔵バッテリーで約15時間の連続駆動に対応する。本体ボタンによる音量調整ができたり、操作もシンプルなので、離れて暮らす家族とのビデオ通話など使い道を広げてもいいだろう。
発売以来、さっそく注目を集めている本機は音楽リスニング用のみならず、リモートワーク用のヘッドセットとしても使い勝手がとても良かった。筆者が特に注目したポイントは3つある。
ひとつは、長時間身に着けていても疲れにくい軽快な装着感。薄手なのに弾力感がしっかりとあるクッションが耳に心地よく馴染む。耳のせスタイルのオンイヤーヘッドホンだが側圧が窮屈に感じられることもなく、筆者の頭のサイズや耳の形によくフィットした。
ふたつめとして、内蔵バッテリーによる連続駆動が約60時間というスタミナ性能に思わず目を見張ってしまった。1週間が始まる前に満充電にしておけば、毎日数時間単位のリモート会議に参加してもバッテリー切れを心配することなく使い倒せる。もし充電を忘れてしまっていても、付属のケーブルを使ってPCやタブレットに有線接続もできるので安心だ。
そして最後に注目したいポイントはもちろん音質だ。本機もやはり人の声がとても明瞭に聞こえる。芯がしなやかでブレない。マイクによる集音性能も高いと感じた。環境ノイズにかき消されることなく、通話相手の声が立体的に聞こえてくる。
マルチポイント対応なので、プライベート用のスマホと仕事用のPCを同時接続する、といったことも可能だ。デバイスの切り替えにいちいち設定を行う必要がなく、これもリモートワークでの使いやすさに拍車をかけている。アンダー6,000円で、ここまでの満足度を感じさせてくれるワイヤレスヘッドホンは他にないかもしれない。
次ページより軽く着けられる、ヘッドセットとイヤホンもチェック