[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域【第263回】
低価格ノイキャン完全ワイヤレス、実際どうなの?音質や機能をガチチェック
■各製品を写真でチェック!
続いて、各製品のフォルムやサイズ感などは写真中心でお伝えしていく。
EarFun Air Pro 2はAirPod的に前方に伸びるスティック部分があるタイプ。口の方向を向くスティック先端に通話用マイクを搭載できること、スティックが耳の窪みにハマることで装着ポジションの正解がわかりやすく安定もしやすいことなどが強みだ。
SoundPEATS T2はカナル型イヤホンとしても完全ワイヤレスイヤホンとしてもスタンダードなフォルム。なので好みは分かれにくいだろう。
COUMI ANC-860は、たまにあるタイプなのだが決まった呼び方はないようなこのフォルム。強いて言うなら片耳ヘッドセット風?スティック型と同じく、口に向かうポジションにマイクが設置されているように見える。耳の穴への挿入が浅く、軽めの装着感も特徴的だ。
■「ノイキャン」と「ヒアスルー」をチェック
ではいよいよ、一番気になるノイキャン性能をチェック。屋外では電車内の走行中の騒音と、電車を降りて駅ナカの雑踏の騒音。屋内ではエアコンやサーキュレーター、換気扇といった空調周りの騒音に対してのテストを行なった。また同時にヒアスルー周りもチェック。こちらも表にまとめた。
どの製品にも「操作アプリによるタッチ操作割り当ての変更」はないので、ノイキャンオフ/ノイキャンオン/ヒアスルーの切り替えを多用しそうなユーザーは、それが自分好みの操作方法に割り当てられているかも要チェック。
表からポイントを抜き出して確認、検討していこう。