PR「すべての人に体験してみてほしい素晴らしいサウンド」
映画も音楽もB&W流の極上サウンドに!サウンドバー「Panorama 3」実力チェック
まずはドルビーアトモス音声を収録しているUltraHD Blu-ray版『007/ノータイム・トゥーダイ』を視聴。映画序盤の、ジェームズ・ボンドがイタリア・マテーラでヴェスパーの墓を訪れるシーン。壮大なスケールの景色とともに、天井近くまで高さを使いオーケストラのBGMをどこまでも遠くに広げてくれて、映画音楽の素晴らしさを再認識させてくれる。
そしてボンドの身に突如襲いかかる爆発音は、体に降り注ぐようにパワフル。それは振動まで伝わってくるような迫力志向の鳴りというよりは、パワーとともにスピード感とヌケ、情報量が伴う低音だ。バイク、車と乗り換えるアクションシーンも、高解像かつ鮮烈な移動感を気持ち良く響く低音が支える。映画を視聴しても、愛好家ならその上質さからB&Wのスピーカーと分かるところに、サウンドの一貫性を感じ取れるだろう。
テレビ内蔵のNetflixアプリでもドルビーアトモス作品を視聴。音の定位感のわかりやすい作品として『イカゲーム』のエピソード1、”だるまさんがころんだ” のシーンでは、場内アナウンスがドルビーアトモスの位置情報を生かしてハッキリとその高さ方向の位置で再現される。
高所から降り注ぐ銃声は上から下への移動感があるし、サウンドバー本体よりもワイドな位置から、体を回り込むように再現される。「Panorama 3」はセットアップ時に部屋の環境に応じた自動音場補正などを行わないモデルではあるが、ドルビーアトモスの立体音響をしっかり再現する実力機だ。
僕の見立てでは、「Panorama 3」は広い映画館の音を再現するというよりも、作品の音響空間を正確に再現するミキシングスタジオのサウンドを狙ったようにも思える。極めて強力なアンプで駆動されるスピーカーが持つような、全帯域にわたる優れた音純度とレスポンスで統一され、完全にコントロールされた映画のミキシングスタジオの音だ。それこそアビー・ロード・スタジオの映画音響の再現を目指しているのではないだろうか。
サウンドステージと楽器の再現性までも映える音楽リスニング
「Panorama 3」は音楽リスニングも活用できる。特に扱いやすいのは内蔵のAmazon Alexaに登録する形で使えるSpotifyかAmazon Music。またAppleMusicもスマホからAirPlay経由で再生が可能だ。
Spotifyで宇多田ヒカルの「あなた」を再生してみると、歌声がクリアかつ余韻と情緒感たっぷりに浮かび上がる。ステレオ音源の再生ではフロント3chで再生になるため高さこそ控え目ではあるが、背後に並ぶ楽器のサウンドステージの広さとスケール感が極めて秀逸。埋もれていた楽器の音の再現が、音楽リスニングをより深みへと導く。
英国を代表する人気ミュージシャン、エド・シーランの「Shivers」も聴いてみると、歌声の存在感はもちろん、トラックを重ねた深みある低音、ハンドクラップの存在まで空間の広がりを伴って再現。楽曲に収録された全帯域の音すべてを溌剌と鳴らすサウンドは、まさに絶品だ。
デフォルトで極めて完成度の高い「Panorama 3」だが、アプリには音質カスタマイズ機能も搭載。高域/低音を±6dBで調整可能だ。騒音が気になる環境で低音を絞るといった用途などで活用できるだろう。
サウンドバーを検討しているすべての人に体験してみてほしい素晴らしいサウンド
B&W「Panorama 3」は、サウンドバーのなかでも特別な存在だ。それは、B&Wの製品という要素にすべてが集約される。B&Wのブランドを冠するだけでなく、高解像で音純度が高くハイレスポンス、そして音場再現も得意という「800 Series Diamond」シリーズの流れを明確に汲んだサウンドであるということ。B&Wをよく知るオーディオ愛好家に推奨できるのはもちろん、映画や音楽用のサウンドバーを検討しているすべての人に、この素晴らしいサウンドの世界を体験してみてほしい。
(提供:ディーアンドエムホールディングス)