PR凄まじい画質性能の超本格派
AVファン待望の小型有機ELモニター!AKRacing「OL2701」は“思わず笑える”別次元の映像美が堪能できた
「有機ELパネルの高画質小型モニターが欲しい」――かねてからAVファン、PCユーザーから聞こえていた声に、意外なメーカーが応えてくれた。
ゲーミングチェアで知られるAKRacingブランドから、ハイエンドPCモニター「OL2701」が登場した。搭載パネルは日本のJOLEDによる、RGB印刷方式の27型国産4K有機ELパネルだ。
AKRacing「OL2701」は、まずそのスペックからスゴイ。画面サイズは27型でパネル解像度は3,840×2,160の163ppi。ピーク輝度は540cd/m2と、有機ELながら輝度もなかなか優秀。そしてコントラスト比は1,000,000:1だ。
各RGBがネイティブ10bit駆動で、色域はsRGB 130%、Adobe RGB 99%(CIE1976)、DCI-P3 99%までをカバー。有機ELだけあってパネル応答速度は0.1msと超高速だが、60Hz駆動パネルということもあり、製品コンセプトはゲーミングではなくハイエンドPCモニターという位置づけになる。AVファンの視点からは、27型という珍しいサイズの小型4K有機ELモニターとして気になる存在というほかない。
設置性や機能面など仕様の説明はひとまず後にして、ちょうど同じ27型の4K液晶モニターを接続している筆者のデスクトップPCに、OL2701をHDMI接続。普段から3,840×2,160で表示しているデスクトップの画面を複製して並べてみると……4K解像度で表示してデスクトップ画面をひと目見た瞬間から、OL2701のあまりの高画質に笑いがこみ上げてきた。
Windowsのデスクトップやブラウザ画面、エディタの文字を見るだけで、OL2701はドットが見えず画面の密度感が違う。“標準”の色彩は抑えているのに赤色の発色やコントラストは別次元だし、バックライトによる眩しさもない。これがデスクトップの距離で見る4K有機ELパネルの画質なのかと、まざまざと実感した。
PCモニター的な視点として補足すると、OL2701の画面はノングレア系。2画面で使ってみるとすぐに気づくが、有機ELパネルなので斜め位置から見ても色変化はほとんど感じられず、実用上の視野角が非常に広い所もメリットだ。
さて、改めてOL2701の仕様面を紹介しておくと、背面にHDMI 2.0を2系統、DisplayPort 1.4 1系統を搭載し、USB-C (DisplayPort Alt mode)からの入力にも対応する。HDRについてはスペック上は謳われていないが、HDMIおよびDisplayPortでの接続時はHDRが有効化された。そのほか各種機器接続用にUSB-A端子 (Downstream) 、3.5mmのオーディオジャックを搭載。内蔵スピーカーは2W×2とスタンダードな作りだ。
また、後ろ20度〜前 -5度までのチルト、高さ120mmのチルト、左右30度のスイーベルなど一般的なPCモニターとしての機構も搭載。最初のスタンド設置さえ済めば、ベゼルを押さえて簡単に調整できる。100×100mmのVESAマウントも備えているので、スタンドをモニターアームなどに交換可能だ。
OL2701の前面のベゼル部分はメタリックでブラックのヘアライン仕上げ。パネルの縁側はシルバーでエッジが落とされていて照明の光が輝く、高級感のある仕上げだ。
モニター本体の操作ボタンは右背面にあり、上からOSDメニュー、音量+、音量−、入力切り替え、電源と並ぶ。ボタンを見ないで操作する必要があるので、この順番はしっかり覚えておきたい。
さて、今回のテーマはAVファンにとってのOL2701の活用。まずデスクトップPCに接続したが、最近メインの視聴ソースになっている4K/HDR信号を正しく扱える環境は、PCでは少ない。そんななか、最高画質を確実に揃えられる数少ないサービスがNetflixだ。ブラウザからの視聴ではHD画質になるが、Windows Storeからインストールできるアプリ版のNetflixなら、4K/HDRかつドルビーアトモス配信が楽しめる。
なおOL2701の画質調整機能では、明るさおよびコントラストを0 - 100で調整でき、これらを利用シーンごとに適した数値へ簡単に切り替えられる6種類の「映像モード」を搭載。さらに色温度として暖色/標準/寒色、そして赤、緑、青色ごとのユーザー調整も可能だ。
ただし、これらの設定項目はHDR信号を入力すると無効になる。WindowsでHDR環境を使う際には、ディスプレイ設定で “HDRを使用する” をオンにすると常にHDR信号が出力されるので、AVファンにとってはシンプルな使い方のモニターとなるだろう。
ゲーミングチェアで知られるAKRacingブランドから、ハイエンドPCモニター「OL2701」が登場した。搭載パネルは日本のJOLEDによる、RGB印刷方式の27型国産4K有機ELパネルだ。
「思わず笑いがこみ上げてくる」画質のPCモニター
AKRacing「OL2701」は、まずそのスペックからスゴイ。画面サイズは27型でパネル解像度は3,840×2,160の163ppi。ピーク輝度は540cd/m2と、有機ELながら輝度もなかなか優秀。そしてコントラスト比は1,000,000:1だ。
各RGBがネイティブ10bit駆動で、色域はsRGB 130%、Adobe RGB 99%(CIE1976)、DCI-P3 99%までをカバー。有機ELだけあってパネル応答速度は0.1msと超高速だが、60Hz駆動パネルということもあり、製品コンセプトはゲーミングではなくハイエンドPCモニターという位置づけになる。AVファンの視点からは、27型という珍しいサイズの小型4K有機ELモニターとして気になる存在というほかない。
設置性や機能面など仕様の説明はひとまず後にして、ちょうど同じ27型の4K液晶モニターを接続している筆者のデスクトップPCに、OL2701をHDMI接続。普段から3,840×2,160で表示しているデスクトップの画面を複製して並べてみると……4K解像度で表示してデスクトップ画面をひと目見た瞬間から、OL2701のあまりの高画質に笑いがこみ上げてきた。
Windowsのデスクトップやブラウザ画面、エディタの文字を見るだけで、OL2701はドットが見えず画面の密度感が違う。“標準”の色彩は抑えているのに赤色の発色やコントラストは別次元だし、バックライトによる眩しさもない。これがデスクトップの距離で見る4K有機ELパネルの画質なのかと、まざまざと実感した。
PCモニター的な視点として補足すると、OL2701の画面はノングレア系。2画面で使ってみるとすぐに気づくが、有機ELパネルなので斜め位置から見ても色変化はほとんど感じられず、実用上の視野角が非常に広い所もメリットだ。
PC用モニターとして堅実な仕様、外観も質感高い
さて、改めてOL2701の仕様面を紹介しておくと、背面にHDMI 2.0を2系統、DisplayPort 1.4 1系統を搭載し、USB-C (DisplayPort Alt mode)からの入力にも対応する。HDRについてはスペック上は謳われていないが、HDMIおよびDisplayPortでの接続時はHDRが有効化された。そのほか各種機器接続用にUSB-A端子 (Downstream) 、3.5mmのオーディオジャックを搭載。内蔵スピーカーは2W×2とスタンダードな作りだ。
また、後ろ20度〜前 -5度までのチルト、高さ120mmのチルト、左右30度のスイーベルなど一般的なPCモニターとしての機構も搭載。最初のスタンド設置さえ済めば、ベゼルを押さえて簡単に調整できる。100×100mmのVESAマウントも備えているので、スタンドをモニターアームなどに交換可能だ。
OL2701の前面のベゼル部分はメタリックでブラックのヘアライン仕上げ。パネルの縁側はシルバーでエッジが落とされていて照明の光が輝く、高級感のある仕上げだ。
モニター本体の操作ボタンは右背面にあり、上からOSDメニュー、音量+、音量−、入力切り替え、電源と並ぶ。ボタンを見ないで操作する必要があるので、この順番はしっかり覚えておきたい。
さて、今回のテーマはAVファンにとってのOL2701の活用。まずデスクトップPCに接続したが、最近メインの視聴ソースになっている4K/HDR信号を正しく扱える環境は、PCでは少ない。そんななか、最高画質を確実に揃えられる数少ないサービスがNetflixだ。ブラウザからの視聴ではHD画質になるが、Windows Storeからインストールできるアプリ版のNetflixなら、4K/HDRかつドルビーアトモス配信が楽しめる。
なおOL2701の画質調整機能では、明るさおよびコントラストを0 - 100で調整でき、これらを利用シーンごとに適した数値へ簡単に切り替えられる6種類の「映像モード」を搭載。さらに色温度として暖色/標準/寒色、そして赤、緑、青色ごとのユーザー調整も可能だ。
ただし、これらの設定項目はHDR信号を入力すると無効になる。WindowsでHDR環境を使う際には、ディスプレイ設定で “HDRを使用する” をオンにすると常にHDR信号が出力されるので、AVファンにとってはシンプルな使い方のモニターとなるだろう。
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