PRVGP開発大賞受賞の新世代映像エンジン搭載!
ハイセンス「U7H」がプロも納得の完成度。4K液晶テレビ“新定番”の要注目モデル登場!
日本の地デジ放送も自然で綺麗な高画質
実機インプレッションもお届けしよう。今回は65型モデル「65U7H」の画質・音質を確かめた。
まずは地デジ放送のニュース番組から視聴してみると、ひと目見るだけで、色バランスが良く整えられていることが分かる。これは「AIオート高画質」が優秀かつ正しく機能しているからだろう。また「AI放送映像高画質処理」のおかげで、ニュース番組であっても、画面全体の精細感が高くノイズの押さえ具合も巧みだ。
これはまさに、日系メーカーが得意としてきた地デジ高画質化そのものだ。人の顔の質感まで上手く再現し、さらには画面全体の遠近感も感じる。地デジでまれにある黄色寄りの色を押さえつつ、血色の良いような健康的な肌色再現も狙っているようだ。
さらにテロップやスタジオのセットのような、極端に派手派手しい色を抑えることで、分かりやすく・明るく・健康的な高画質を実現している。AIオート高画質やAI放送映像高画質処理だけでなく、「美肌リアリティーPRO」「AIシーン別超解像処理」など、数々の高画質化機能がすべて効果的に働くことで、あらゆるソースをより高品質に楽しめるのだ。
ちなみにU9Hシリーズのレビュー記事でも触れているが、本機も明るさセンサーと色温度センサーによって、環境に合わせて表示を自動調整している。だが、センサーの位置が下にある関係上、テレビ台が暗かったり照明の影になるような位置にセンサーがあると、やや暗い表示になってしまう。こういった場合、設定メニューの「画面の明るさ」から手動で明るさを上げると良さそうだ。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(UltraHD Blu-ray)も視聴すると、色バランスを整えた上でしっかりと質感を表現する。リビングのような部屋にテレビを設置する場合、照明をつけた明るい状態で視聴することになるはずだが、そのような環境においても、映画を十分に楽しめるクオリティを実現している。なおHDRフォーマットは、HDR10とHLGだけでなく、上位モデルと同じくHDR10+、HDR10+ ADAPTIVE、Dolby Vision、Dolby Vision IQまでフル対応する。
内蔵スピーカーの音質はどうだろうか。昨年の最上位モデルから引き継いだこともあり、声に深みがあって良くできている。スピーカー自体は下向きに設置されているものの、ダイレクトサウンド技術によって、画面の人の位置に近いところから声が聴こえるのも快適といえる(製品版は出荷後のアップデート対応だが、今回は試作ファームウェアで動作)。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でも、ジェームス・ボンドがバイクで古都を疾走するシーンのエンジン音など、しっかりとした低音の馬力を確認できた。
2022年のハイセンス製4K液晶テレビラインナップにおいて、中核となるU7Hシリーズ。TVS REGZA社と共同開発したNEOエンジンProの高画質性能と日本人エンジニアの手による画質チューニングが揃い、ミドルクラスながら画質面での完成度が高いモデルとなっている。
そしてハイセンスジャパンによる、日本市場にかける本気度も本物。日本の技術とハイセンスによる世界基準のキメ細かな配慮が揃うU7Hシリーズは、ミドルクラス4Kテレビの新定番モデルとしてオススメだ。
(提供:ハイセンスジャパン株式会社)