PRユーザーフレンドリーな使い勝手が魅力
アプリが便利、装着感良好、デザインも良し! ビクター“完全ワイヤレス”集音器「みみ楽 EH-W10」を体験!
集音モードは「会話」「TV」「屋外」「ノーマル」の4種類。例えば、ノーマルモードのまま街を歩くと、街頭にあふれる様々な音を拾いすぎて疲れてしまいがちだが、「屋外」モードにすることで、ノイズとなる余計な音を抑えてくれる。特に、高架下のお店に入ったときには、ノーマルモードのままだと電車のブレーキ音がかなりキツく感じてしまったが、屋外モードに切り替えたとたん、不快な音が劇的に減り、自分が聞きたい音に集中することができた。モード切り替えは積極的に利用していくことをオススメしたい。なお、いったん製品を取り外し、次回また使う際には前回設定していたモードが継続した状態となる。
装着感や使い勝手も上々。音楽/動画視聴や電話のハンズフリー通話にも
装着感もなかなか快適だ。耳穴の手前のほうにひっかけるタイプなので、圧迫感もない。製品の特性上、長時間つけっぱなしにすることが想定されるものだけに、快適な装着感というのはかなり重要なポイントだ。
それでいて、しっかりしたホールド感も実感。歩いたり小走りしたりしても外れることがなく、オンライン会議などでうなづいたりしても安心して使用できた。
本体はタッチ操作にも対応。イヤホンとしてスマホなどでの音楽リスニング使用時に、左右どちらかのタッチセンサー部(犬のマークの部分)をタッチすることで楽曲の再生/停止操作を行える。もちろん、スマホに保存してある音楽だけでなく、各種サブスクリプション型音楽配信サービスや、YouTubeなどの動画に対してもタッチ操作での再生/停止指示が可能だ。
また、スマホにかかってきた電話のハンズフリー通話にも対応。本体へのタッチで着信への応答および終話が可能なほか、センサー部をすばやく3回タップすることで着信を拒否することもできる。
タッチ操作は、1回タップで集音のボリュームダウン、2回タップで同じく集音のボリュームアップ。タップして2秒間触れ続けることで再生/停止(スマホ通話の場合は着信応答/終話)が行える。なお、タッチ操作でのボリューム調整は集音機能に対してのみ有効で、音楽再生やスマホ通話などの音量調整はスマホ側で行う。
この「再生/停止および応答/終話の際には2秒間触れ続けておく必要がある」ことと「タッチ操作でのボリューム調整は集音機能に対してのみ」という点が興味深い。これらはボリューム調整よりも誤動作の影響が大きいので、ちょっと装着位置を直そうとした際などに間違ってタッチセンサー部に触れて音楽が止まってしまったり、通話が突然終了してしまわないように配慮しているのだろう。実に細やかな心配りだ。
ちなみに、“みみ楽” シリーズには主にテレビの音をテレビから離れた位置でもはっきり楽しめるようにするスピーカー「SP-A900」も存在している。家のなかでは耳に何もつけずに生活したいなどといった場合にはSP-A900と併用するのもよいだろう。
集音器へ関心を持ち始めた人々にうってつけなモデル
流行している完全ワイヤレスイヤホンと同じスタイルで、かつデザイン性も高く、機能も充実、装着感も良い本機。集音器という製品に関心を持ち始めた人々にとって、まさにうってつけなモデルであると感じた。
変に主張しすぎずシンプルでスタイリッシュな本機なら、仮に「集音器を使う」という行為自体に抵抗感がある人にも受け入れられやすいのではないか。そう考えると、本人が購入するだけでなく、例えばプレゼント品として贈るというのも充分に “アリ” だろう。
眼の調子が悪くなったらメガネを使うのが当たり前であるように、耳の調子が悪くなったらまず集音器を試すことが当たり前な時代がやってくるかもしれない。この“みみ楽”EH-W10は、そんな未来を感じさせてくれる製品だ。
(提供:JVCケンウッド)