PR「Halo+」「HORIZON Pro」「AURA」の魅力を一挙紹介
ポータブル&4K&超短焦点!XGIMIの個性あふれる人気プロジェクター3モデルを一斉レビュー
■レーザー光源×超短焦点!高コントラストで迫力サウンドの最上位モデル「AURA」
レーザー光源&超短焦点という組み合わせは、現下のホームプロジェクターにおいてもっとも “尖った” 存在だが、ユニフォーミティ(均一性)や色再現性など、プロジェクターとしての資質が映像に現れやすく、難しいジャンルでもある。しかし、この「AURA」はしっかりと期待に応えてくれる。
画面サイズは最大120インチ、それを壁面からわずか29.8cmという距離で実現する。明るさは2400ANSIルーメン、ネイティブ4Kの解像度とHDR10/HLG対応により、UHD BD再生も余裕でこなす。
現行XGIMI製品ではお約束のAndroid TV/Google Play対応だから、Amazon Prime Videoの4Kコンテンツも本体のみで楽しめる。これまで紹介した2モデルと同様に、モーション補正機能「MEMC」も用意されているから、動きの激しいスポーツ番組も違和感なく視聴できる。
スピーカーは15WフルレンジのHarman/Kardon製を4基搭載。DTS-Studio Soundや、Dolby Digital Plusといったオーディオフォーマットもサポートするなど、サウンド面でも充実の仕様だ。
視聴の前にユニフォーミティをチェックしたが、本機ならではの8点式補正機能によって隅々まで微調整できるため、適当に置くだけでも一定水準の画質を得られてしまう。よりシビアに設定を追い込むことも可能だが、この容易さが超短焦点モデルにはうれしい。
そして気になる映像は、コントラストの高さが印象的。4Kらしい解像感もさることながら、明部・暗部の階調表現が巧みで荒削りなところが少ない。『力の指輪』では、風にたなびく少女の金髪も、暗闇に光り輝くエルフ族の大樹も、それらしく見せてくれる。
また、視聴したインパクトは『力の指輪』より、UHD BD再生の『フォードvsフェラーリ』のほうが大きい。「これがプロジェクターから出ている音なのか?」と疑うほど、エンジン音には低域の量感があり、サーキットの臨場感までも表現する。計60Wの出力は100インチ画面の迫力に負けず劣らず、画音一体でコンテンツを堪能できる。
設置が簡単なこともあり、テレビ感覚で付き合えることは、本機の大きなアドバンテージといえるだろう。
実際にXGIMIの製品に触れると、最初はAndroid TV/Google Playの標準装備による各種VODサービスへの対応や、セットアップの容易さといったソフトウェア面に目が向くが、実際にコンテンツを視聴し始めれば、色合いやシャープネスにこだわった絵作りに意識が移る。また内蔵スピーカーの音質にも妥協しない開発姿勢は、激しい競争の中で培われたものなのだろう。
映像と音のアワード「VGP2023」でも、AURAが映像音響部会・超短焦点プロジェクター部門、ライフスタイル分科会・多目的プロジェクター部門(20万円以上)で金賞、HORIZON Proが映像音響部会・プロジェクター部門(15万円以上)、ライフスタイル分科会・多目的プロジェクター部門(20万円未満)で金賞、Halo+が映像音響部会・プロジェクター部門(12.5万円未満)で金賞、ライフスタイル分科会・ポータブルプロジェクター(8万円以上)部門で受賞を果たすなど、その評価は非常に高い。
競争はより優れた製品へとつながる道、XGIMIは今後も我々の期待に応えてくれることだろう。
(協力:XGIMI)