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PR好きな角度で投写できる

新しいスクリーンは天井!BenQプロジェクター「GV11」で大画面の夢を実現しよう

公開日 2022/11/30 06:30 編集部:押野 由宇
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映像モードなど一切いじらず、ノーマルな状態で天井投写した映像を視聴してみるが、最大解像度は480p(854×480)のため、その点は相応のクオリティといったところ。ただGV11は画質を追求するモデルではなく、とにかく大画面の楽しさを身近にしてくれるというスタンスだ。寝っ転がった状態で天井に投写された大画面コンテンツを観る、という行為そのものがワクワクするし、正直に言ってこの見方において画質なんて気にならない。

天井に投写した映像を横になって視聴。通常ない角度での視聴だが、慣れるとかなりリラックスできる

スペック上の輝度が200ルーメンと低めだったのが気になっていたが、これも実際に観てみると、十分な明るさであることがわかった。なんなら部屋の照明を完全に落とさず、明るさを保った状態でも、壁面投写ではっきりとした映像描写を実現してくれため、数値以上の再現性が感じられる。

実際に天井に投写したところ。照明をつけた状態でもクッキリとした描写がされている

カラーのバランスは程よく、全体的に少し彩度が高いことで明るさや解像度を補ってくれているように思う。映像モードは「明るく」「リビング」「ゲーム」「スポーツ」「シネマ」「日中」とシチュエーションに合わせて用意されている。また輝度/コントラスト/色/シャープネスの項目を調整することができ、好みに応じた調整ができる。

映像、サウンドともに各種モードを選んだり、詳細の調整が行える。細かな追い込みも可能だが、プリセットのモードが優秀なので、特に意識せずに使えるはずだ

汎用性が高いと思えるのは「リビング」で、少し明るめの環境でなら「日中」がオススメだ。どちらもくっきりとした色表現で、天井や壁面に溶け込まず存在感のある映像のため、複数人でワイワイ視聴するのにも耐えられる。一方で「シネマ」は落ち着いた印象になるので、その名の通り映画コンテンツだったり、風景など落ち着く映像を流してリラックスする用途にも向いている。なお本機はタイマー機能は非搭載だが、バッテリー駆動にすることで勝手に電源が切れるというワザも使える。

またサウンドはかなりのボリュームが確保できており、よほど広い部屋でなければ、半分程度の音量でも問題なく空間に響きわたる。密度や音圧感こそサイズなりだが、ブーミーではないスッキリした低音を再生。ベッドサイドに置くならボリュームを絞っても十分な迫力が得られる。サウンドモードの切り替えの効果が大きいので、映像コンテンツや、MV・ライブ映像などのジャンルにあわせて選ぶとより楽しめるはずだ。

もちろん壁面投写も楽しめる。本体背面にスピーカー穴が備えられており、見た目以上のパワーでサウンドが再生される

ちなみにGV11は、デザインは同じまま一回り大きくしてスペックアップした「GV30」の弟機といった位置づけになる。もしこのGV11のデザインが気に入ったり、実際に使ってみたりして、より画質の良いプロジェクターに入れ替えを検討するなら格好のモデルとなるため、あわせてチェックしてみてほしい。

上位モデルの「GV30」

使いこなし案の1つとして、壁面でも天井でもなく、ブラインドに投写するのも面白い。もちろん平らではないので多少の凸凹は感じられるが、別に画質を追求しなければ問題なく楽しめる。実は投写できるスペースがあるのに、案外ブラインドは盲点になっている可能性があるので、壁も天井でもない投写先として候補に入れてみてほしい。

またGV11の投写可能な画面サイズは30〜100インチと、小さな画面も投写できることにも注目。ここまで大画面の楽しさを推してきたが、あえて投写面から距離をあまり離さずに設置して、時計を映し出したり、デジタルフォトフレームとして使うといったこともできる。あえて斜め下に向けて、地面に投写するのもアリ。これも135度投写が可能なGV11ならではの魅力だ。

床やテーブルに投写する使い方も、映像のアイディア次第で色々と遊べそうだ


プロジェクターに対する難しいと感じるハードルを、どんどん取り払っていったらたどり着いた1つの答えが、GV11の独自デザインなのだろう。抜群の使いやすさを実現し、そして様々なインテリアにもマッチしやすいプロジェクターなので、ライフスタイルを重視する方にこそ本機をオススメしたい。

(提供:ベンキュージャパン株式会社)

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