PR新世代デザイン機CINEMAシリーズ第一陣機を試す
注目のマランツ新AVアンプ「CINEMA 50」「CINEMA 70s」実力チェック! 評論家が自宅でテスト
ファン注目のマランツ新AVアンプ「CINEMA 50」「CINEMA 70s」を聴く
マランツのAVアンプが全面刷新された。シリーズ名称は「CINEMA」となり、10年以上ぶりに新コンセプトのシャーシデザインを採用。最新のHDMI規格と映像ソース、さらにサラウンドフォーマットに対応した。その第一陣が「CINEMA 50」「CINEMA 70s」の2機種である。
いま僕の気持ちは高揚している。自身が同社のフラグシップAVプリアンプ「AV8805」を使うマランツユーザーであることも大きいが、CINEMA 50とCINEMA 70sを自宅で試せることになったからだ。
まずは、2台が登場する背景についてお伝えしたい。昨今のマランツは、趣味性やインテリアなどライフスタイルの多様化というあたらしい価値観に対応するAVアンプを販売し人気を博してきた。
例えばラックに入りやすい薄型のAVアンプ「NR1711」は全AVアンプカテゴリでNo.1の売れ行きだし、プリメインアンプながらHDMI端子を持つことで、PS5などのゲーム機からApple TV 4K端末などのキャストデバイスなど多くの機器が接続できる「NR1200」や「MODEL 40n」も展開している。そのような中、新しい価値観を継承しつつ、もう一段本気のAVファンに向けて発売したのが、「CINEMA 50」「CINEMA 70s」なのである。
最新の映像/音声規格にしっかり対応。「プリアンプ・モード」も新搭載
CINEMAシリーズは10月に発表され、今後正式発表予定の製品も含め全5モデルが紹介された。
上位モデルから見ていくと、15.4ch仕様のAVプリアンプ「AV 10」と16chパワーアンプ「AMP 10」、9.4ch仕様の「CINEMA 40」、そして今回レビューする2台「CINEMA 50」「CINEMA 70s」である。