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長く安心して使えるクオリティ

失敗したくないならエプソンプロジェクター!「EH-TW6250」で“明るい大画面生活”はじめよう

公開日 2022/12/27 06:40 鴻池賢三
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プロジェクターの醍醐味は、テレビでは味わえない100インチ超の大画面が手に入ること。しかし、「テレビよりも何だか難しそう…」と敬遠している方も多いのではないだろうか?

実はプロジェクターは、ひと昔に比べて、性能も機能も大幅に進化している。製品を選べば、映像は明るく日中でも利用でき、本体のみでWiFi経由でネット動画が再生可能など利便性も向上した。ポイントを押さえれば、テレビよりも圧倒的に低コストで、美しく使い勝手の良い超大画面シアターが手に入る。そう、コストパフォーマンスはすこぶる高いのだ。

今回は、4K/HDR高画質で価格も手ごろなエプソンの新製品「EH-TW6250」を紹介する。EH-TW6250のある生活とは?


明るさアップでリビングでも使いやすい



エプソンはプロジェクターメーカーとしても著名な日本メーカー。画質を含むクオリティはその長年の実績が証明とも言え、安心なのは何よりだ。エプソンの家庭用プロジェクター「ドリーミオ」の中でも特に存在感を放ってきたのが、比較的お手頃価格で画質精細度も充分と言えるフルHD解像度モデルで、ながらくオーディオビジュアルアワード「VGP」でも金賞の常連だ。

今回紹介するEH-TW6250は、フルHDの「EH-TW5825」の後継にあたるモデルだが、何と解像度を4K相当(フルHDデバイスを使用し画素ずらし技術を併用)にアップし、明暗のダイナミックな表現が可能なHDR(ハイダイナミックレンジ)機能にも対応。昨今、何もかもが値上がり傾向にあり、プロジェクターも例外ではないが、メーカーもそこを承知してか、同じモデルの値付けをアップするのではなく、高付加価値化を推進。4K/HDR化されたEH-TW6250の場合、EH-TW5825よりもさらにお買い得に感じる。ユーザーとしては歓迎すべき面もあるのだ。

「EH-TW6250」(予想実売価格:税込159,500円前後)

プロジェクターで肝心な映像の明るさは、EH-TW5825が2,700ルーメンだったのに対し、本機はエプソン独自のカラー映像も「白色」と同様に明るく色鮮やかな「3LCD」方式を維持しつつ、2,800ルーメンに。数値だけを見ると微増に感じるかもしれないが、4Kエンハンスメントでいくらかの光ロスが免れないので、 この微増は立派と言ってよいだろう。HDR映像の場合、明るさは画質に直結するので、画質レビューの際にも注目したい。

「3LCD」方式の採用で色鮮やかな映像投写を実現しながら、さらに前モデルより明るさを向上させた

ほか、画質を維持したまま、投写位置を調整できるレンズシフト機能は、前モデルが投写画面短辺の上15%だったのに対し本機は上下60%に拡大。画面の投写位置あるいは設置位置をより柔軟に選べることを意味し、生活空間とも折り合いやすい。映像の明るさ、WiFi対応でネット動画がワイヤレスで再生できる機能もあわせ、専用室を用意しなくても、リビングなどの空間が利用できるという訳だ。

レンズシフトや台形補正など柔軟な投写に対応。投写面に対して本体を斜めに設置しないと行けない場合でも、調整によってある程度まで歪みをカバーできる

鮮やかな色表現、安心のハイクオリティで作品にのめり込める



エプソンのプロジェクター製品を長らく見て来た筆者としては、まず、デザインの進化に感心した。会議室によるあるビジネスプロジェクター風ではなく、スクエアでモダンな佇まいに。これならリビングに設置しても「カッコイイ」と思えるのではないだろうか。

投写先はとりあえず「壁」で良いだろう。一般的なホワイト系の壁紙なら問題なく映像を見ることができる。壁紙の凹凸や継ぎ目が気になるなど、画質へのさらなる欲求がわいてきたら、その時はスクリーンを追加すれば良い。あれこれ考えすぎるよりも、まず、視野を覆う大画面を体験することをお勧めする。好きな映画、俳優、アーティストは、等身大を超えて大きく映れば映る程、テンションがアップする。

簡単に持ち運んで設置できるサイズ感に収まっている

そして、本機の最大の特徴である4Kも、この価格帯として嬉しい機能。画質へのこだわりはユーザー次第だが、フルHDで100インチクラスになると、画面に近づけば、画素の「ツブツブ」が見えてくる。画質にこだわらないというユーザーも、「ツブツブ」は気になるはずだ。しかし4Kになると、間近に近寄ってもほぼ「ツブツブ」は見えない。4Kにはそうした実利があり、想像以上の体験をもたらしてくれるはずだ。

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