“大きい方のHomePod” の進化した点とは?
第2世代「HomePod」レビュー!新旧モデルを比較試聴してみた
アップルが、Siriを内蔵するスマートスピーカー「HomePod」の第2世代機を2月3日に発売する。本稿では、主に初代HomePodから進化した点を整理していきながら、新旧モデルの音質がどのように変化したのかを比較レポートしていく。
2021年の春に販売を終了した“大きい方”のHomePodが、約2年ぶりに復活を遂げた。進化のポイントは大きく2点で、「音質」と「スマートホーム機能」だ。音質については後ほど新旧モデルの比較インプレッションを報告するとして、まずはスマートホーム機能について整理していきたい。
初代のHomePod、現行モデルのHomePod miniは、ともにアップル独自のスマートホームのプラットフォームである「HomeKit」に準拠するデバイス、アクセサリー製品の司令塔になる。
iOS/iPadOSの標準アプリである「ホーム」により、自宅で稼働するHomeKit対応製品の遠隔操作も可能。ホームアプリから「オートメーション」を設定しておけば、ユーザーが自宅に帰るとHomePodで音楽再生を開始、スマート照明を点灯といった具合に、アプリや音声による操作を使わずにスマートホーム機器を自動操作できる。
そして今回の第2世代HomePodでは、アップルのほかにアマゾンやグーグルが参加する、無線通信規格標準化団体「Connectivity Standards Alliance(CSA)」によるスマートホームの新規格「Matter(マター)」に対応。今後はMatter対応のアクセサリーもHomePodから音声で操作したり、ホームアプリを介して他のMatter対応製品と連動することができる。それらの使い勝手については、対応アクセサリーが揃ってきた頃に改めてレポートしたい。
また、本体には温湿度センサーを内蔵。スピーカーを置いた室内の温度を検知して、スマート空調機器の温度設定を自動で切り換えるような使い方が想定されている。
ほかにも今春には、HomePodのソフトウェアアップデートが予告されており、「サウンド認識」の機能などが追加予定。火災探知機のアラーム音をHomePodの内蔵マイクが検知すると、ユーザーのiPhoneやApple Watchなどのデバイスへ即座に通知を飛ばせるという。こちらも環境が整った頃に精度を試す必要がありそうだ。
■大きく進化したスマートホーム機能。新標準規格「Matter」に対応
2021年の春に販売を終了した“大きい方”のHomePodが、約2年ぶりに復活を遂げた。進化のポイントは大きく2点で、「音質」と「スマートホーム機能」だ。音質については後ほど新旧モデルの比較インプレッションを報告するとして、まずはスマートホーム機能について整理していきたい。
初代のHomePod、現行モデルのHomePod miniは、ともにアップル独自のスマートホームのプラットフォームである「HomeKit」に準拠するデバイス、アクセサリー製品の司令塔になる。
iOS/iPadOSの標準アプリである「ホーム」により、自宅で稼働するHomeKit対応製品の遠隔操作も可能。ホームアプリから「オートメーション」を設定しておけば、ユーザーが自宅に帰るとHomePodで音楽再生を開始、スマート照明を点灯といった具合に、アプリや音声による操作を使わずにスマートホーム機器を自動操作できる。
そして今回の第2世代HomePodでは、アップルのほかにアマゾンやグーグルが参加する、無線通信規格標準化団体「Connectivity Standards Alliance(CSA)」によるスマートホームの新規格「Matter(マター)」に対応。今後はMatter対応のアクセサリーもHomePodから音声で操作したり、ホームアプリを介して他のMatter対応製品と連動することができる。それらの使い勝手については、対応アクセサリーが揃ってきた頃に改めてレポートしたい。
また、本体には温湿度センサーを内蔵。スピーカーを置いた室内の温度を検知して、スマート空調機器の温度設定を自動で切り換えるような使い方が想定されている。
ほかにも今春には、HomePodのソフトウェアアップデートが予告されており、「サウンド認識」の機能などが追加予定。火災探知機のアラーム音をHomePodの内蔵マイクが検知すると、ユーザーのiPhoneやApple Watchなどのデバイスへ即座に通知を飛ばせるという。こちらも環境が整った頃に精度を試す必要がありそうだ。