PR「レコーダーリンク」など多数機能でカーライフが充実
本気で聴いた“カーナビの音”が予想以上だった。有機ELストラーダ「CN-F1X10BGD」レビュー
パナソニックから新登場したカーナビゲーションシステム、ストラーダ「CN-F1X10BGD」のオーディオ/ビジュアル性能が凄いことになっている。基本となるナビ性能が充実していることに加えて、音質と画質の再生能力が最大限強化されているのだ。
この事実を知ったら、試さないわけにはいかない。今回は、デモカーを使った取材に加え、普段はピュアオーディオのクオリティチェックを行う音元出版の試聴室で、CN-F1X10BGDの再生能力を本気でテストさせてもらった。
今回取り上げるCN-F1X10BGDは、ストラーダ最新モデルの最上位機種だ。Fシリーズの人気ポイントである独自のフローティング構造を採用し、10V型の大画面ディスプレイを高精細な有機ELで実現した。
有機ELディスプレイは発光素子の光がほぼそのまま再現されるため色の再現性に優れ、沈み込むような黒色表現が得意、視野角もおおよそ180度と広い。画面解像度はHD(1280×720)と高精細で、独自技術「HDブリリアントブラックビジョン」はウインドウの外からさしこむ光による反射を抑える。
また、CN-F1X10BGDの大きなアドバンテージとして、上下/前後スライド機構および角度調整ヒンジを備えて広範囲に角度調整が可能な「DYNABIGスイングディスプレイ」を搭載する。
エンターテインメント対応力も優れている。ストラーダの特徴とも言えるBlu-rayドライブの搭載に加え、地デジはフルセグ/ワンセグに対応し、HDMI接続でスマホ画面もミラーリングできるなどスマホとの親和性も高い。
そして今回の新たな目玉機能が、「レコーダーリンク」だろう。自宅のハードディスクレコーダーやNASに録画した番組や放送中の番組を、インターネット経由でCN-F1X10BGDの画面上で再生する機能だ。
早速、パナソニックが用意してくれた試乗車のトヨタRAV4に乗り込み、レコーダーリンクを試してみた。本機能を利用するためには、自宅にはDLPA/UPnP再生に対応したハードディスクプレーヤーとインターネット環境があり、手元にデータ通信が可能なスマホがあることが条件になる(対応機種はDiXiMのホームページに記載)。
手順は下記の通り。
(1) スマホに専用アプリ「DiXiM Play for レコーダーリンク」をインストールする
(2) 専用アプリにレコーダーを登録する
(3) 専用アプリにカーナビを登録。スマホのBluetoothとテザリング機能を利用して再生する
対応レコーダーはパナソニック以外にも、シャープ、東芝などのレコーダーや、アイ・オー・データ機器やバッファローのNASにも対応している。
スポーツやドラマなどの録画コンテンツを再生してみると、通信速度や電波状態によっては時折動画のカクツキが起きるものの、自宅で録りためた番組が車内で楽しめるのは斬新だ。地デジは全チャンネルに対応し、BSデジタル/110°CSデジタル放送も視聴できる(一部チャンネルは非対応)。良いなと思ったのは、通信状況やパケットの消費を考慮してバッファサイズや映像再生画質設定が選択できることだ。
昨今はNetflixなどの映像配信サービスを利用される方も増えたと思うが、レコーダーリンクであれば、録画したばかりでまだ配信が開始されていない作品や、テレビ放送をリアルタイムで視聴できる。本機能では自宅のレコーダーとつながるため、たとえば遠方に旅行に出た際も、自宅エリアで受信した放送局の番組を、いつも通りの時間に観ることができるわけだ。
「どこでもディーガ」アプリを利用してスマートフォンからミラーリングする方法でも同じような視聴体験ができそうだが、これはプロテクトがかかるため映すことはできない。また、カーナビゲーションシステムの地デジは繋がりにくい場面もあるが、インターネット回線を利用するレコーダーリンクであればその対策としても使えるはずだ。
さらにストラーダに採用されるレコーダーリンクは、DiXiMのアプリをパナソニック用にカスタマイズしたもので、カーナビゲーション上での使いやすさも向上している。このようにメリットが多い本機能をフルに活かせば、クルマ移動の際にもスキマ時間の有効活用ができる。
そして車内で積極的に映像鑑賞がしたくなるのは、有機ELディスプレイの高画質があるからこそ。ジョン・ウィリアムズ『ライヴ・イン・ウィーン』のBlu-rayを再生してみると、10インチの大型ディスプレイに、演奏場所のムジークフェラインに鎮座するオーケストラが高精細に浮かび上がる。黒の締まりが良くコントラストに長けているし、トランペットやコントラバスなどオーケストラを構成する楽器の質感もよくわかる。
はっきり言うが、ビックリするほど画質が良い。ディスプレイ部も薄く、ラウンドしたフォルムも手伝って、ダッシュボード周りの風景もスタイリッシュに見える。HDMI出力を搭載しているので、リアシートにモニターを追加すれば同乗者も大喜びだろう。
この事実を知ったら、試さないわけにはいかない。今回は、デモカーを使った取材に加え、普段はピュアオーディオのクオリティチェックを行う音元出版の試聴室で、CN-F1X10BGDの再生能力を本気でテストさせてもらった。
「レコーダーリンク」で有機ELディスプレイの活用の幅がさらに広がった
今回取り上げるCN-F1X10BGDは、ストラーダ最新モデルの最上位機種だ。Fシリーズの人気ポイントである独自のフローティング構造を採用し、10V型の大画面ディスプレイを高精細な有機ELで実現した。
有機ELディスプレイは発光素子の光がほぼそのまま再現されるため色の再現性に優れ、沈み込むような黒色表現が得意、視野角もおおよそ180度と広い。画面解像度はHD(1280×720)と高精細で、独自技術「HDブリリアントブラックビジョン」はウインドウの外からさしこむ光による反射を抑える。
また、CN-F1X10BGDの大きなアドバンテージとして、上下/前後スライド機構および角度調整ヒンジを備えて広範囲に角度調整が可能な「DYNABIGスイングディスプレイ」を搭載する。
エンターテインメント対応力も優れている。ストラーダの特徴とも言えるBlu-rayドライブの搭載に加え、地デジはフルセグ/ワンセグに対応し、HDMI接続でスマホ画面もミラーリングできるなどスマホとの親和性も高い。
そして今回の新たな目玉機能が、「レコーダーリンク」だろう。自宅のハードディスクレコーダーやNASに録画した番組や放送中の番組を、インターネット経由でCN-F1X10BGDの画面上で再生する機能だ。
早速、パナソニックが用意してくれた試乗車のトヨタRAV4に乗り込み、レコーダーリンクを試してみた。本機能を利用するためには、自宅にはDLPA/UPnP再生に対応したハードディスクプレーヤーとインターネット環境があり、手元にデータ通信が可能なスマホがあることが条件になる(対応機種はDiXiMのホームページに記載)。
手順は下記の通り。
(1) スマホに専用アプリ「DiXiM Play for レコーダーリンク」をインストールする
(2) 専用アプリにレコーダーを登録する
(3) 専用アプリにカーナビを登録。スマホのBluetoothとテザリング機能を利用して再生する
対応レコーダーはパナソニック以外にも、シャープ、東芝などのレコーダーや、アイ・オー・データ機器やバッファローのNASにも対応している。
スポーツやドラマなどの録画コンテンツを再生してみると、通信速度や電波状態によっては時折動画のカクツキが起きるものの、自宅で録りためた番組が車内で楽しめるのは斬新だ。地デジは全チャンネルに対応し、BSデジタル/110°CSデジタル放送も視聴できる(一部チャンネルは非対応)。良いなと思ったのは、通信状況やパケットの消費を考慮してバッファサイズや映像再生画質設定が選択できることだ。
昨今はNetflixなどの映像配信サービスを利用される方も増えたと思うが、レコーダーリンクであれば、録画したばかりでまだ配信が開始されていない作品や、テレビ放送をリアルタイムで視聴できる。本機能では自宅のレコーダーとつながるため、たとえば遠方に旅行に出た際も、自宅エリアで受信した放送局の番組を、いつも通りの時間に観ることができるわけだ。
「どこでもディーガ」アプリを利用してスマートフォンからミラーリングする方法でも同じような視聴体験ができそうだが、これはプロテクトがかかるため映すことはできない。また、カーナビゲーションシステムの地デジは繋がりにくい場面もあるが、インターネット回線を利用するレコーダーリンクであればその対策としても使えるはずだ。
さらにストラーダに採用されるレコーダーリンクは、DiXiMのアプリをパナソニック用にカスタマイズしたもので、カーナビゲーション上での使いやすさも向上している。このようにメリットが多い本機能をフルに活かせば、クルマ移動の際にもスキマ時間の有効活用ができる。
そして車内で積極的に映像鑑賞がしたくなるのは、有機ELディスプレイの高画質があるからこそ。ジョン・ウィリアムズ『ライヴ・イン・ウィーン』のBlu-rayを再生してみると、10インチの大型ディスプレイに、演奏場所のムジークフェラインに鎮座するオーケストラが高精細に浮かび上がる。黒の締まりが良くコントラストに長けているし、トランペットやコントラバスなどオーケストラを構成する楽器の質感もよくわかる。
はっきり言うが、ビックリするほど画質が良い。ディスプレイ部も薄く、ラウンドしたフォルムも手伝って、ダッシュボード周りの風景もスタイリッシュに見える。HDMI出力を搭載しているので、リアシートにモニターを追加すれば同乗者も大喜びだろう。