PR臨場感ある重低音&超強力ノイキャンを実現
他とは違うハイコスパ完全ワイヤレスが欲しい、それなら「EarFun Air Pro 3」がオススメ!
2022年末に登場した、1万円以下の価格帯において存在感を発揮する完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 3」−−筆者自身も審査員を務めるVGP 2023で金賞・企画賞を受賞した注目モデルの魅力を解説していこう。
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製品の詳細を語る前に、「Earfun」というイヤホンブランドについて振り返っておきたい。Earfunは2018年に工業デザイナー・音響エンジニア・音楽愛好者で構成されたチームによって、“ワイヤレスに特化したポータブルオーディオ” を展開する新興ブランドとして設立。2019年発売「EarFun Free」、2020年発売の「EarFun Air」と世界中のユーザーやメディアから高い評価を受けており、一気に低価格ながらクオリティに優れたブランドの地位を確立してきた。
日本でもコスパに優れた完全ワイヤレスイヤホンブランドとして評価は高く、VGPにおいても2021年からVGPの受賞モデルを送り出し、VGP 2022 Summerでは「EarFun Air S」およびBluetoothスピーカー「UBOOM L」が金賞を受賞。VGP 2023でも「EarFun Free 2S」が金賞、そして今回レビューする「EarFun Air Pro 3」は金賞・企画賞と、プロからも高い評価を受けてきた。
Amazonを始めとするネット通販を通して数多くの海外製新興ブランドが参入してくる一方で、消えていくブランドも少なくない。では、2018年創業のEarFunが評価され生き残れるのはなぜか。
それはEarFunが、イヤホンを本当に自社開発している技術志向の会社であること。ブランディングやマーケティングで勝負するタイプの会社ではないのだ。そしてEarfunとしてのサウンドポリシーを備えていること。コスパの良さもさることながら、「音楽を聴くことの楽しさ」に重きを置いたサウンドチューニングを行い、“EarFunの音” に対する信頼とファンを生み出す好循環も既に始まっている。
そんなEarfunの最新モデルが「EarFun Air Pro 3」というわけだ。公式サイトで8,990円というお手頃価格のモデルだが、まずこの価格帯で “全部入り” と呼ぶべきスペックを実現している。
ドライバーユニットは新規採用の「11mm径ウール複合素材ダイナミック型ドライバー」を搭載。そしてBluetooth SoCには、新たにQualcomm社の最新チップ「QCC3071」を採用している。これによりBluetooth 5.3、96kHz/24bitのワイヤレス伝送が可能なaptX Adaptiveコーデック対応、マルチポイント接続にも対応と最新的な機能を備えている。また次世代BluetoothオーディオのLE Audioにも対応予定としている。
そして1万円以下でアクティブノイズキャンセリング(ANC)対応、外音取込モード対応の時点でハイコスパの条件を満たしているが……Earfunの技術志向は、そんなスペックの羅列ではないところにある。
Earfunが特に自社技術として差別化しているのが、トップクラスの-43dBノイズ低減となるノイズキャンセリング技術「QuietSmart 2.0」だ。
近年、完全ワイヤレスイヤホンにおけるANCは、BluetoothのSoC搭載の技術を利用すれば容易に対応できる機能だ。このため、低価格の完全ワイヤレスイヤホンでは標準装備のフィルターやANCソフトウェアをそのまま利用しているが、EarFunは以前から完全ワイヤレスイヤホンのSoCに対する組込みソフトウェアを自社エンジニアが開発。ANCアルゴリズムのチューニングも自社技術として手掛けており、これが-43dBのノイズ低減という差別化要因になっている。
また「QuietSmart 2.0」では風を検知するとフィード/フォワードマイクの感度を下げる新しいアルゴリズムを採用。これもまた同価格帯のANC対応イヤホンとの差別化ポイントだ。
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・期間:2023年4月7日(金)- 2023年4月14日(金)
■確かなサウンドポリシーに則った製品づくりを行うブランド
製品の詳細を語る前に、「Earfun」というイヤホンブランドについて振り返っておきたい。Earfunは2018年に工業デザイナー・音響エンジニア・音楽愛好者で構成されたチームによって、“ワイヤレスに特化したポータブルオーディオ” を展開する新興ブランドとして設立。2019年発売「EarFun Free」、2020年発売の「EarFun Air」と世界中のユーザーやメディアから高い評価を受けており、一気に低価格ながらクオリティに優れたブランドの地位を確立してきた。
日本でもコスパに優れた完全ワイヤレスイヤホンブランドとして評価は高く、VGPにおいても2021年からVGPの受賞モデルを送り出し、VGP 2022 Summerでは「EarFun Air S」およびBluetoothスピーカー「UBOOM L」が金賞を受賞。VGP 2023でも「EarFun Free 2S」が金賞、そして今回レビューする「EarFun Air Pro 3」は金賞・企画賞と、プロからも高い評価を受けてきた。
Amazonを始めとするネット通販を通して数多くの海外製新興ブランドが参入してくる一方で、消えていくブランドも少なくない。では、2018年創業のEarFunが評価され生き残れるのはなぜか。
それはEarFunが、イヤホンを本当に自社開発している技術志向の会社であること。ブランディングやマーケティングで勝負するタイプの会社ではないのだ。そしてEarfunとしてのサウンドポリシーを備えていること。コスパの良さもさることながら、「音楽を聴くことの楽しさ」に重きを置いたサウンドチューニングを行い、“EarFunの音” に対する信頼とファンを生み出す好循環も既に始まっている。
■高スペックだけじゃない。EarFun自社開発のノイキャン「QuietSmart 2.0」に注目
そんなEarfunの最新モデルが「EarFun Air Pro 3」というわけだ。公式サイトで8,990円というお手頃価格のモデルだが、まずこの価格帯で “全部入り” と呼ぶべきスペックを実現している。
ドライバーユニットは新規採用の「11mm径ウール複合素材ダイナミック型ドライバー」を搭載。そしてBluetooth SoCには、新たにQualcomm社の最新チップ「QCC3071」を採用している。これによりBluetooth 5.3、96kHz/24bitのワイヤレス伝送が可能なaptX Adaptiveコーデック対応、マルチポイント接続にも対応と最新的な機能を備えている。また次世代BluetoothオーディオのLE Audioにも対応予定としている。
そして1万円以下でアクティブノイズキャンセリング(ANC)対応、外音取込モード対応の時点でハイコスパの条件を満たしているが……Earfunの技術志向は、そんなスペックの羅列ではないところにある。
Earfunが特に自社技術として差別化しているのが、トップクラスの-43dBノイズ低減となるノイズキャンセリング技術「QuietSmart 2.0」だ。
近年、完全ワイヤレスイヤホンにおけるANCは、BluetoothのSoC搭載の技術を利用すれば容易に対応できる機能だ。このため、低価格の完全ワイヤレスイヤホンでは標準装備のフィルターやANCソフトウェアをそのまま利用しているが、EarFunは以前から完全ワイヤレスイヤホンのSoCに対する組込みソフトウェアを自社エンジニアが開発。ANCアルゴリズムのチューニングも自社技術として手掛けており、これが-43dBのノイズ低減という差別化要因になっている。
また「QuietSmart 2.0」では風を検知するとフィード/フォワードマイクの感度を下げる新しいアルゴリズムを採用。これもまた同価格帯のANC対応イヤホンとの差別化ポイントだ。