PR音質や使い勝手をレビュー
JVC「HA-FR9UC」は「リモート会議も音楽再生もバッチリこなせるイヤホン」。今あえて有線USB-C型を選ぶべき理由とは?
PCのUSBポートに接続すると、前述の通りUSBオーディオ機器としてすぐに認識される。専用のドライバなどを入れる必要もないため、購入してすぐに使い始めることが可能だ。
実際にZoomでのリモート会議や友人とのDiscordで使用してみたところ、問題なく快適に通話することができた。相手の声もハッキリと聞き取りやすく、通話以外にもYouTube動画などでも相性が良いと感じた。
また、Discordで友人にマイクの音質について尋ねてみたところ、こちらも聞き取りやすいと好評だった。ノートPCやスマートフォンの内蔵マイクではなかなか声が拾われづらいこともあるため、マイク性能もしっかりしているのはありがたい。
今度はAndroidスマートフォンに接続して、Apple Musicアプリでストリーミング再生の音質をチェック。
まずはYOASOBI「アイドル」を再生してみると、一発目からドシンと響く力強いバスドラの迫力に引き込まれた。独特のイントロの重みを見事に表現している一方で、ボーカルも埋もれることなくクリアに立っている。特徴的なリズムで刻まれるハイハットなどの高域の描写も控えめでいて存在感があり、バランスとしては中低域を中心に低域〜中域まで盛り上がっているような印象ながら、ディープすぎずスッキリした聴き応えだ。
Official髭男dism「Subtitle」では、ウィスパーボイスの質感も鮮明で、ボーカルの距離感が心地よい。全体的にメリハリの効いた音作りだが、中低域のふくよかさも手伝ってか、エッジ感はそこまで強くない。適度な迫力がありつつもジャンルを選ばないバランスの取れたサウンドは、ヘッドセット用途だけでなく、音楽再生もバッチリこなせる1本だ。
USB Type-Cによる汎用性は思いのほか高く、たとえばNintendo Switchなどのゲーム機に接続してもすぐに認識してくれる。PCやスマートフォンだけでなく、今後の幅広い製品選びに活かせるポテンシャルを感じるUSB Type-C搭載の本製品。リモートワークをはじめ、様々なシーンで役立つ便利な有線イヤホンとして、ぜひお手元に置いてみてはいかがだろうか。
(提供:JVCケンウッド)