PRHarman/Kardon社製スピーカーも内蔵
世界初のXbox認証ゲーミングプロジェクター!ViewSonic「X2-4K」ならではのゲームプレイを体感
■本格的なゲームプレイに応えるゲーミングプロジェクター
PCモニターをはじめ、ビジュアル機器で幅広い製品を揃えているブランドであるViewSonic(ビューソニック)。プロジェクターでは、高画質な4Kモデルから短焦点/超短焦点モデル、小型なモバイルモデルや、アウトドアでも使用できるバッテリー内蔵モデル、さらに天井投写も可能な設置自由度が高いモデルなどをラインナップする。
そんな同社から、近年高まっている “プロジェクターで本格的にゲームプレイしたい” という声に応えるべく、4K対応のゲーミングプロジェクターとして「X1-4K」と「X2-4K」の2モデルが誕生した。ビューソニックは、PCモニターでも競技用の「Eliteシリーズ」「XGシリーズ」などゲーミングモデルを開発している背景があるが、その恩恵がプロジェクターにも受け継がれたようだ。
両機はほぼ同等のSPECだが、スタンダードな焦点距離のモデルが「X1-4K」、短焦点モデルが「X2-4K」となっており、設置性が異なる兄弟機だ。本稿では、よりコンソールゲームをプレイする距離と親和性の高い、短焦点モデルの「X2-4K」の基本性能や使い勝手、画と音のクオリティをチェックしていこう。
■1440p/120Hz対応で世界初のXbox認証も獲得
X2-4Kは、PCゲーム環境での1080p/240Hzに対応し、応答速度も4.2msを実現。ゲーミングプロジェクターとしての特徴である、高速駆動に対応している。
特徴となるのが1440p/120Hzに対応している点であり、応答速度は8.33msをマーク。そしてXbox認証を獲得した世界初のゲーミングプロジェクターとしても注目を浴びている。
本モデルは4K対応も果たしているため、4K/60Hzの入力も可能だ。2Kは、1440p/120Hz・60Hz、1080p/240Hz・120Hz・60Hzなどの入力に対応しており、Xboxだけでなく、PlayStation 5やNintendo Switchといった家庭用コンソールゲームと組み合わせやすい仕様となっている。
HDMI 2.0対応のHDMI入力端子を2系統搭載しているため、ゲーム機を複数台所有するユーザーも安心して使えるのも魅力のひとつ。また、USB Type-Cも搭載しており、ドッグなしでNintendo Switchが接続できるのもメリットだ。
■Harman/Kardon社が設計した内蔵スピーカー
表示デバイスに0.65型 DMDを採用したDLPモデルであり、光源には4ch LED(RGBG)を導入している。明るさは2150ルーメン(ANSI)で、Cinema SuperColor+搭載によってRec.709の色域を125%カバー。表解像度は4K(3840×2160)、HDRフォーマットはHDR10/HLGに対応するため、正統派なホームシアター用途の4Kプロジェクターとしても確かな仕様になっている。
短焦点モデルであるX2-4Kは、投写距離約1.21〜1.45mで80インチ、約1.51〜1.81mで100インチ、約1.81〜2.18mで120インチの投写が可能。手動で調整できる1.2倍光学ズームも備える。また、フォーカス調整も手動だが、垂直/水平の両方に対応した自動台形補正にも対応している。
特筆すべき点のひとつが内蔵スピーカーだ。Harman/Kardon社によるサウンドチューニングが施されたスピーカーを搭載しており、6W+6Wのステレオ構成となっている。ゲーミングプロジェクターとして、スピーカー一体型のモデルは、やはり扱いやすい。
またBluetoothにも対応しており、プロジェクターの音をワイヤレスヘッドホンなどに出力するだけでなく、X2-4Kをワイヤレススピーカーとして使用することも可能だ。他にも、ミラーリング機能の搭載や、アプリ「vCastSender」による操作もトピック。
ブラックのボディにグリーンのラインが入ったデザインは、ゲーミングアイテムならでは。今回、クオリティチェックのために「Xbox Series X」と組み合わせてみたが、デザイン面においても相性が良い印象だ。
実際にX2-4KとXbox Series Xを接続し、ELITE SCREENS(エリートスクリーン)の100インチのパネルタイプ・スクリーンに投写してプレイしていく。