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PRHarman/Kardon社製スピーカーも内蔵

世界初のXbox認証ゲーミングプロジェクター!ViewSonic「X2-4K」ならではのゲームプレイを体感

公開日 2023/07/03 06:30 折原一也
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『Forza Horizon 5』をプレイ



『Forza Horizon 5』 標準版 ¥7,590(税込) ※Xbox Game Passに加入すると遊び放題<月額¥1,100(税込)>
まず、『Forza Horizon 5』を4K/60Hzでプレイ。やはりプロジェクターによる大画面でのゲームプレイは、それ自体が特別な体験だ。メキシコの様々な地域を舞台にしたレーシングゲームだが、地形のテクスチャと土煙がリアルで、遠方まで見渡せる空と雲のダイナミックな描写が強烈に映える。

ビビッドなカラーの車体を色彩豊かに表現し、メキシコの空は明るく輝度感高く描き込む。実際にメキシコの舞台に入り込んでいく感覚がいっそう強まる。60Hzでも、流れる景色はとてもスムーズ。車の速度が上がっていくにつれて、景色の流れ方も合わせて変化していくが、それも違和感なく表現する。

音質もチェックしてみると、プロジェクター本体の位置よりも画面位置に近いところから音が鳴っている感覚もある。腹に響くようなエンジン音も回転数に応じて音の違いを表現するし、ダートや砂地などのオフロード走行時は、グリップの変化や路面の振動による音もしっかりと再現してくれる。

『Forza Horizon 5』の実際のプレイ画面をX2-4Kで投写した写真。左が暗室、右が明室

『Halo Infinite』をプレイ



『Halo Infinite』 ¥7,590(税込) ※Xbox Game Passに加入すると遊び放題<月額¥1,100(税込)>
続いてFPSのタイトルの『Halo Infinite』をプレイ。Xbox Series Xの4K/HDR出力を無効にして1440pに設定、ゲーム内の設定を120Hzにした。CGムービーパートは映画さながらの画作り。爆発や武器のエネルギーの表現はビビッドかつ鮮明で、力強さをしっかり備えており、プレイヤーの腕や武器などの質感も立体的に表現する。

宇宙空間の再現は、本機によってコントラスト高く描かれる。120Hz駆動は、いわゆる “ヌルヌル” とした動きで操作でき、ブレがないのが良い。FPSならではの速い視点の動きもしっかりと捉え、違和感もなく、さらに視認性も高いスムーズな動きでプレイできる。

音質も、戦闘シーンの爆発音や銃撃戦は迫力のあるサウンドで描きながらも、敵がいないところでは地形ごとの空間の音を広がり良く鳴らし、足音や武器を装備する音などプレイヤーの動きを緻密に再現する。

『Halo Infinite』の実際のプレイ画面をX2-4Kで投写した写真。左が暗室、右が明室

『Sea of Thieves』をプレイ



『Sea of Thieves』2023 Edition ¥4,290(税込) ※Xbox Game Passに加入すると遊び放題<月額¥1,100(税込)>
『Sea of Thieves』も120Hzでプレイできるタイトル。本作はオープンワールドの海域を探索し、海賊となって冒険していくアクションアドベンチャーの要素を含んだ作品だ。目の前に広がる美しく青い海は、その青さも階調を豊かに表現し、太陽の光が当たって煌めく部分もしっかりと見せる。島にある丸太で作られた建物や草木、船の木造の質感、ダガーを始めとする武器の鋭さなど、CGながら実存感を高く表現する。

120Hz駆動による動きのスムーズさは、自身のアバターを操作した時点で実感できる。プレイヤー自身の動きもブレや滲みがないし、左右だけでなく飛んだりする速い視点の動きにも違和感なく追従してくれる。また不思議なのが、1.5mくらいの距離から100インチの映像でプレイしても、酔う感覚も少ない印象だ。

サウンドは、海の波の音や草木がかする音などもリアリティに飛んでおり、音の移動感も充分に再現できている。細かい音も表現できるのだが、本タイトルでも音の広がり感が優秀で、100インチの画面サイズに劣らない広大なサウンドスペースを楽しめる。

『Sea of Thieves』の実際のプレイ画面をX2-4Kで投写した写真。左が暗室、右が明室

■映画コンテンツでも色鮮やかさが際立つ


最後にX2-4Kの映画コンテンツの再現性もチェックするべく、実写映画『アラジン』(4K UHD BD版)を視聴。映画モードで視聴したが、LED光源と色域の広さもあって鮮やかさが印象的な画作り。ランプの魔人の紫色も階調が滑らかながら際立たせる部分もあり、特に美しく感じられる。アリ王子の入場シーンは黄金の再現性が美しく、自然な煌めき感を備える。そして、内蔵スピーカーの広がりのある空間表現の再現がとても優秀で、映画作品でも大いに活躍してくれる。

今回、X2-4Kでのゲームおよび映画体験を通じて、4Kプロジェクター、そしてゲーミングプロジェクターとして信頼できるクオリティを実現していることが実感できた。ユーザー自身の視聴距離と相談しながら、X1-4Kと合わせてゲーミングプロジェクターを吟味してもらいたい。

[SPEC]
●投写形式:DLP ●投写デバイス:0.65型 DMD ●表示解像度:3820×2160 ●レンズ:1.2倍マニュアルズームフォーカスレンズ ●光源:LED(4ch/RGBG) ●投写サイズ:60〜120型 ●明るさ:2,150im(ANSI) ●騒音:29dB(Ecoモード時) ●内蔵スピーカー:6W Cube×2 ●消費電力(待機時):236W(0.5W以下) ●主な入力端子:HDMI×2、USB Type-C×1、USB-A×1 ●外形寸法:355W×121H×251Dmm ●質量:約5.5kg

(提供:ViewSonic International)

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