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良い音を聴くだけじゃない、オーディオテクニカ「ATH-TWX7」は生活の質を高めてくれる完全ワイヤレスイヤホン

公開日 2023/11/16 06:30 草野晃輔
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■高解像度で空気感まで描く実力を備える



試聴にはLDAC対応スマートフォンのソニー「Xperia 1」を使い、Amazon Musicから楽曲を再生した。ANCはオンの状態だ。前述の通り「Connect」アプリからコーデックを「LDAC」もしくは「AAC」に変更できる。まずはLDACを選び、King Gnuの「白日」をプレイ。

LDAC接続による高音質ワイヤレスリスニングが可能

冒頭の独唱が吐息まで分かるほどリアル。ピアノの音は、水面の波紋が拡がるようにふわっと空間に伸びていく。空気感までありのままに描写しているようだ。楽器が加わるとサウンドが一気に分厚く立体的になる。このメリハリを的確に描き分けられるのは、豊富な情報量があるためだろう。

ATH-TWX7は全体的に角のとれた柔らかいサウンドだが、音の立ち上がりが早くキレ味は十分。竹内まりやの「プラスティック・ラブ」は、跳ねるようなリズムとギターのバッキングが実に小気味よい。ボーカルは艶があり繊細なニュアンスまで丁寧で上品に描く。各帯域のバランスはよく、音の均整が取れている。

ジャズは定番のビル・エヴァンス・トリオ「Waltz for Debby」を聴いた。解像度の高さはさすがで楽器の音が滑らか。軽やかなピアノのタッチは生々しく、自分がその場で聴いているような臨場感だ。各パートのソロでは、演者達の遊び心と緊張感が伝わってくる。それほど空気感、空間感を上手に表現してくれる。

ここで、コーデックを「AAC」にする。再生中でも1〜2秒程度で切り替わる。情報量が減り、音の滑らかさが薄れる。その分、音のアタック感が強くなり、リズムが明瞭に感じられる。曲によっては良さが引き立ちそうだ。さすがに音質はLDACに譲るが、AACは途切れにくいメリットがある。もし、電車移動中にLDACで聴いていて、途切れるようなら切り替えて使うとよいだろう。



ATH-TWX7を使って実感したのが、「ライフスタイルを充実させる」という目的に真摯に向き合った総合力の高いモデルだということ。完全ワイヤレスイヤホンの多くは「音楽を聴く」という目的を満たすために作られている。ゆえに、音質や性能ばかりに目が行きやすい。しかし、本機は音質や性能がよいのは当たり前で、そこに使い勝手や生活の質を高めるという付加価値が加えられている。

ATH-TWX7でリスニング体験を向上させ、あなたのライフスタイルをより豊かにしてはいかがだろうか。


(提供:オーディオテクニカ)

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