PR高画質&高音質にスマートな機能性もプラス
完成度の高さに“新時代”を予感した。NOMVDICプロジェクター「P1000」「P2000UST-RGB」レビュー
■驚愕のフォーカス精度、映像・音響ともに最高峰の「P2000UST-RGB」
映像・音響ともに最高品質の、NOMVDICプロジェクターのフラグシップが4KレーザーTVプロジェクター「P2000UST-RGB」だ。DMDの0.47インチのデバイスによる“4K UHD”表示、RGB LEDによる2500ANSIルーメンという高輝度のみならず、NOMADICのトリプルレーザーテクノロジー「ALPD4.0」によりBT.2020のカバー率は100%と、シネマ基準を超える圧倒的なスペック。
設置面でも本機は超短焦点プロジェクターとして設計されており、わずか17cmの距離から100インチ、41cmの距離では150インチ投写が可能。超高画質スペック×超短焦点を1台に集約した、業界内でも例のないハイクオリティなホームシアタープロジェクターだ。
P2000UST-RGBは本体デザインにも特徴がある。超短焦点プロジェクターということもあり本体は映像を投写するスクリーンのすぐ下に配置することになるが、映画館の幕が上がる前の赤色の幕をモチーフにしたような優美なデザイン。よくみるとスリットが設けられ排熱も考えられた構造になっている。
超短焦点の投写部レンズ部もカーブを描くデザインは、同社ラインナップのなかでもひと際ラグジュアリーな製品として作られているようだ。
HDMI端子についても3系統(すべてHDMI2.0対応)を搭載する上に、HDMI1はeARC対応と妥協なし。またS/PDIFとアナログ音声出力、LAN端子まで搭載しているところも含めてインターフェース類は充実。システムUIはNOMVDIC製品共通のデザインで、ネット動画機能などは統合せず、あくまでUltraHD Blu-rayプレーヤーやFire TV Stickなどを接続する前提のシステムとなっている。
驚いたのがセットアップの容易さよりも、画面全体で極めてよくフォーカスが合っているということ。
超短焦点プロジェクターは理屈上、画面の上側と下側で投写距離が異なる。このためどちらか片方のフォーカスが甘くなるのが常のはずなのだが……本機の映し出す映像を見るとそれがまったく感じられないのだ。よほどレンズ性能に投資が行われているのか、セットアップ時点で並大抵の超短焦点プロジェクターではないことを悟ることになった。
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