PRリアルタイムAIプロセッサーの成せる技
たった数分で劇的効果、テレビが好みの画質に! LG「パーソナルピクチャーウィザード」をプロが徹底チェック
■新たな発想でユーザー好みの映像を叶える「パーソナルピクチャーウィザード」
4Kテレビの技術として “AI” がトレンドのひとつになっており、映像エンジンの画質・音質処理で導入されるケースも多く、AIの効果が働く「オートAI」などの映像モードを装備するモデルも増えている。映像コンテンツのジャンルの把握、超解像処理、オブジェクト検出など、AIによる映像分析を活用し、最適な映像処理が施せるのが大きな特徴だ。
LGエレクトロニクスでも、AI対応の映像エンジンを搭載したモデルを多数ラインナップしている。最新世代のリアルタイムAIプロセッサー「α9 AI Processor 4K Gen6」は4K有機ELモデルの「OLED G3」や「OLED C3」のシリーズなどに搭載されており、「α7 AI Processor 4K Gen6」は4K有機ELモデル「OLED B3」、4K液晶モデル「QNED85JRA」「QNED80JRA」シリーズに採用されている。
リアルタイムAIプロセッサーの機能の中で、革新的な高画質技術としてひと際注目を集めているのが、同社の独自機能である「パーソナルピクチャーウィザード」だ。画質調整に詳しくないユーザーでも手軽に好みの映像を再現することができる機能であり、ユーザーが好みの画像をどんどん選択して設定することで、嗜好に最適化した映像を楽しめるのだ。
「パーソナルピクチャーウィザード」の学習によって調整されるパラメーターには、開示されているだけでも明るさ/コントラスト/シャープネス/ガンマ/色温度/RGBなどがあり、これらを調整した8,500万ものパターンからユーザー好みの映像を自動で作ってくれるという。
新たな発想による画質調整を実現した「パーソナルピクチャーウィザード」だが、本稿ではその効果をチェックすべく、使い勝手から映像の変化について詳解していく。
取材では、LGエレクトロニクスの4K有機ELテレビ「OLED C3シリーズ」を使用。同社の上位モデルであり、42/48/55/65/77/83インチの全6サイズ展開で、幅広いユーザーのニーズに応えるラインナップを揃えている。今回は最小サイズの42インチ「OLED 42C3PJA」をレファレンスとした。
OLED C3シリーズは「OLED evo」パネルを採用。独自の「webOS 23」によって、YouTubeやAmazon Praime Video、Apple TV、Disney+、Netflixなど、多数のVODを楽しめる。また、LG WebCamとの連動など、スマート機能も豊富。応答速度0.1msやVRR、ALLM対応など、ゲームプレイにも最適なモデルだ。