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たった数分で劇的効果、テレビが好みの画質に! LG「パーソナルピクチャーウィザード」をプロが徹底チェック
■画像を選んで数分の設定で確実にユーザー好みの映像に
「パーソナルピクチャーウィザード」は設定の仕方が簡単なのが特徴だ。設定を進めていくと画面に6つの画像が表示され、映し出された傾向の異なる画像から、1枚から最大2枚の好みのイメージを選択していくだけ。
選択していく画像は、草原/山と湖/花畑/雪原/水辺の夜景/花のアップの6ステップを用意。選択が終わると分析が終了し、好みの映像の傾向が提示される。「パーソナルピクチャーウィザード」の設定以降は、映像モードのなかにある「パーソナルな映像」を選ぶだけで、いつでも調整した映像モードで視聴することができる。ひとつのモードとして選択できるようになるため、他の映像モードと比較もしやすい。
まずは、筆者の好みの通りのイメージを直感的に選択してみると、「明るくてシャープな映像がお好きですね!」のコメントが表示。ちなみに画像の選択には2〜3分程しか掛かっていない。
実際に「パーソナルな映像」を選択し、嗜好が反映された映像で、いろいろと映像コンテンツを観ていく。地デジの放送番組で、スタジオセット収録のニュース番組を視聴してみると、確かに “明るくシャープな映像” だ。映像モード「標準」と比較してみると、画面全体の輝度感がアップし、コントラストが高まった。人の顔や衣装のディテールなども立体感があり、スタジオセットも全体的に奥行き感が表れた。色は派手さが抑えられ、穏やかな階調で落ち着きのある画となった。
「パーソナルピクチャーウィザード」で表示されるイメージは全て自然の風景であり、人物は一切出てこないのだが、放送番組で映し出された人物の表現も好みにマッチしている。ただ表示された画像を選択していっただけで、上手く筆者の “好み” を学習し、その好みを確実に表現できているのだ。筆者が標準モードで変えてほしかったポイントをしっかりとフォローしてくれていて、その効果の大きさに感嘆した。