PR“ピヤホン7”「TE-ZX1-PNK」も同時レビュー!
思わず唸った存在感と迫力あるサウンド。AVIOT「TE-ZX1」は“史上最大級”のインパクト!
■“ピヤホン7”「TE-ZX1-PNK」も試す。TE-ZX1との違いをチェック
続いて、ここまで紹介したTE-ZX1をベースに、ピエール中野氏による音質&外観監修が施されたのが「TE-ZX1-PNK」、通称ピヤホン7だ。基本仕様はTE-ZX1と同様ながら、サウンドチューニングや外観デザイン、「Assemble for PNK プロジェクト」の展開などが異なっている。
チューニングの肝は、その低音の質感と躍動にフォーカスして施したとのこと。外観デザインには、もちろんピヤホンらしいブラック×ゴールドのカラーリングを採用している。
操作に対するレスポンスを、音声ではなくサウンドで返してくれる「サウンドガイダンス機能」では、そのサウンド制作をBOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUNDの中野雅之氏が担当したというのも見逃せないポイントだ。
加えて、このピヤホン7は「Assemble for PNK プロジェクト」の基盤の役割も担う。機能としては、単に「チューニングとサウンドガイダンスを専用アプリで切替可能」だが、驚きなのはプロジェクトで提供されるチューニングとサウンドガイダンスの内容だ。
発売時点では、ピエール中野氏チューニングを中野雅之氏がさらに調整した「エクストラチューニング」を標準搭載。今後Mondo Grossoの大沢伸一氏、クラムボンのミト氏によるものも随時追加予定で、その後も様々なコラボを企画中とのこと。期待を膨らませずにはいられないプロジェクトとなっている。
■「TE-ZX1-PNK」音質レビュー:クリアなベースサウンド。映える「低音の質感と躍動」が魅力
それでは期待はひとまず胸に収めつつ、標準のピエール中野氏チューニングのサウンドをチェック。ポイントとしては、特にベースラインのクリアさを挙げたい。
ベースの音そのものの調整だけではなく、ベースの周りに適切なスペースを確保することでも、ベースの見え方をクリアにしてあるイメージ。低音の足し算だけではなく、その周囲の引き算でも「低音の質感と躍動」を映えさせてある印象だ。
最後に、中野雅之氏エクストラチューニングもチェックしてみる。すると、「何このすげえローエンド!?」。しかし、その超低域ブーストが中低域に干渉することはなく、どんな曲を聴いても破綻しない。いわゆる重低音サウンドとして理想的な仕上がり。標準チューニングとの使い分けも捗ることだろう。
発売時点でこのサウンドを備える上に、発売後にも新たな楽しみが提供され、そのポテンシャルが開放されていく。何とも贅沢なモデル、贅沢なプロジェクトだ。
トライブリッド5ドライバーの意義は、実際のサウンドからも確かに感じられた。メイン機TE-ZX1のサウンドはもちろんのこと、ピヤホン7のピエール中野氏チューニングや、中野雅之氏エクストラチューニングの極振りチューニングがうまく成立するのも、そのポテンシャルがあってこそだろう。
“史上初” 採用のドライバー構成がもたらす、「史上最大級のインパクト!」。ぜひ、一度本機を手にとって体感してみてほしい。
(協力 : プレシードジャパン)