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PRLEオーディオ対応、再生時間も伸びたエントリー機

やっぱりMarshallは音も見た目も最高!「Minor IV」は“指名買い”したい完全ワイヤレスだ

公開日 2024/06/13 06:45 折原一也
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Marshallからオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのエントリーの最新世代モデル「Minor IV」が発表された。

Marshallという名前に反応する音楽ファンは多いだろう。ライブ会場で用いられるギターアンプの定番ブランド、Marshall。その轟音は音楽史に刻まれ、同時にアンプの姿とロゴマークは音楽ファンなら誰もが知るものとなっている。近年、音楽ファンのファッションとしてヘッドホンブームが到来するなか”Marshall”のロゴも人気にあっている。

そんな流れを受けての、新完全ワイヤレスイヤホン「Minor IV」の登場だ。

「Minor IV」¥OPEN(想定実売価格:税込19,980円前後)

■Marshallらしい意匠の揃った、ファッショナブルなイヤホン「Minor IV」



Minor IVは、Marshallのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンの最新モデル。2021年に発売された「Minor III」に続く後継機となる。

パッケージを開けると(正確にはパッケージの時点から)、1960年代から続く英国ロック文化、Marshallのデザインが待ち構えている。まず目に飛び込んでくるのはクラシックなMarshallのロゴが入った充電ケース。表面の仕上げは同社ギターアンプ表面のトーレックス素材を模した、凹凸のある質感。このヴィンテージ感と手触りがMarshallなのだ。

パッケージの時点でMarshallらしさ全開

同社ギターアンプを模したトーレックス加工のケース。音楽を聴いていなくても、触ったり眺めたりするだけでも楽しい

ケース内に収められたイヤホンもMarshallらしいデザインだ。ブラック×ゴールドの配色はまさに同社のアンプを想起させるし、イヤホンのステム(アンテナ)はローレット仕上げ。これは手に取った時の滑り止めという実用性も兼ねる。装着時の外見としてはお馴染み”M”のロゴマークに、ナローリングの質感、ステム先端のゴールドと、“Marshallファンなら分かる”デザインなのだ。

専用スマホアプリにも対応し、イコライザーの選択やタッチ操作のカスタマイズなどの機能が利用可能。なおタッチコントロールはアプリから標準/ミニ/オフの3パターンで選択でき、左右イヤホンの長押しにカスタムアクションを登録可能。デフォルトでは左のイヤホンに音量「-」、右のイヤホンに音量「+」が登録済みだ。

バッテリーまわりの性能は、1回の充電で最大約7時間、充電ケースを使用すれば最大30時間の連続再生。クイックチャージ機能により、15分の充電で約3時間再生が可能だ。充電ケースはワイヤレス充電にも対応しており、充電ケースの見た目が良いだけでなく、その機能も扱いやすい。

専用スマホアプリからはEQ設定やタッチ操作のカスタマイズが可能

Bluetoothは5.3で、対応コーデックに従来のSBCに加えてAAC、そしてLC3(LEオーディオ)にも対応。マルチポイント接続対応でスマホやPCなどの2台同時接続が可能だ。

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