PRヨーロピアンデザインと迫力のサウンド
超スリム、なのに高音質!フィリップスの“極細”サウンドバー「TAB6309」レビュー
スリムを極めたヨーロピアンデザインと迫力のサウンド。フィリップス「TAB6309」レビュー
フィリップスから、スリムでスタイリッシュなサウンドバー「TAB6309」が登場。「GREEN FUNDING」でのクラウドファンディングを実施している。その音質や使い勝手はどうなのか? 日頃から多数のAV機器に触れている評論家・折原一也氏が実機をレビューした。
自宅のテレビでNetflixやPrimeVideoなど映画を楽しんでいる人にとって、テレビの次に買い揃えたいアイテムが、音質をパワーアップするサウンドバー。ただ、いざ購入しようと考えると、音質や機能だけでなく、テレビ周辺にセットするにあたっての設置性やデザインも気になるプロダクトだ。
そんな設置性やデザインという観点でも注目したいサウンドバーが日本に上陸する。とてもスリムな2.1chシステムでDolby AtmosとDTS Virtual:Xに対応するフィリップス「TAB6309」だ。
発売に先立ち、フィリップス「TAB6309」実機レビューをお届けしよう。
スリムさとコンパクトさに驚愕。洗練されたヨーロピアンデザインも魅力
最初に語りたいのは、その設置性の良さと優れたデザイン。
自宅に届いたフィリップス「TAB6309」をリビングのテレビの前に設置しようと箱から取り出した際に、まずそのコンパクトさ、スリムさに驚かされた。
サウンドバー本体部は高さ37mm×奥行き42mm×横幅811mm。その姿は文字通りの“バー”、より端的に語るなら“細長い棒”なのだ。これならテレビ前に設置しても目立つことがないし、テレビのリモコン受光部が隠れない実用性もある。横幅も非常にコンパクトで、テレビと組み合わせた際に目立ち過ぎることなく設置できるサイズ感だ。また、壁掛けキットも付属し、テレビ台に置いても壁掛けでも、好みに応じて自由にレイアウトできる。
さらに、ワイヤレスサブウーファーもスリムでコンパクト。縦横どちら向きにも置けるように設計されているため、設置スペースとインテリアとのマッチングで選べる自由度も確保している。縦置き設置時のサイズは幅155mm×高さ391mm×奥行き161mmだ。
実際にテレビ周りにサウンドバーとサブウーファーを設置してみると、あらためてそのデザインの洗練さが際立つ。オランダに本社を置き100年以上の歴史を持つグローバルな電子機器メーカーであるフィリップスらしい、ヨーロピアンデザインで作り上げられたサウンドバーなのだ。
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