PRヨーロピアンデザインと迫力のサウンド
超スリム、なのに高音質!フィリップスの“極細”サウンドバー「TAB6309」レビュー
妥協なきサウンド設計。スリムながら立体音響Dolby Atmosにも対応
フィリップス「TAB6309」は、サウンド性能も妥協のない設計だ。
スピーカーは2.1ch構成で、内蔵アンプは定格160W/最大320Wの大出力。立体音響技術のDolby Atmos、ロスレスオーディオのDolby TrueHD、バーチャル3DサラウンドのDTS Virtual:Xといったハイスペックな音声フォーマットに対応している。
HDMI eARC/ARCに対応しており、テレビとの接続はHDMIケーブル1本で済む。HDMI CECによりテレビのリモコンでサウンドバーの操作が行える。また、端子類には光デジタル入力、AUX端子入力を備えている。そのほか、Bluetooth(Ver5.3)でスマートフォンなどから音楽再生も行え、LEオーディオにも対応している。
今回のテストでは、筆者が自宅で使用しているTVS REGZA社の有機ELテレビと接続。テレビ側のリモコンで音量も操作でき、普段使いならサウンドバーであることを意識せず利用可能だ。
「TAB6309」音質レビュー:想像以上のクオリティ
実際にフィリップス「TAB6309」のサウンドを体験してみると……スリムな外見からは想像できないほどの高クオリティ。
NetflixにてDolby Atmos音声で配信されている『三体』では、サウンドバーのサイズを遥かに超える高さ方向の再現性に驚かされる。テレビ画面のサイズも超えた高さ方向までBGMが定位する。
セリフは画面奥に定位し、クリアさのみならず音の厚みと凄みのある鳴り。スリムなサウンドバーではあるが、サブウーファーを活用して中低域をカバーすることで、空間を満たす音の臨場感を作り上げているようだ。
ストーリー後半にあるロケット打ち上げの轟音は、まさに部屋の空気を振動させるような重低音。この低音はテレビ内蔵スピーカーではまず出せない、「自宅が映画館になる」サウンドクオリティなのだ。
地デジ放送やYouTubeなどステレオ番組では、DTS Virtual:Xによるバーチャルサラウンドが有効になる。通常のステレオ音声の旅番組を見ても、映画と同じようにテレビの画面サイズを越えて音が立体的に広がり臨場感がアップ。サウンドバーの位置、そして存在も意識させない自然で高音質なサウンドがフィリップス「TAB6309」の持ち味だ。
リモコンやアプリで音質カスタマイズも。大音量が出しづらい場合も安心
リモコンやアプリによる音質カスタマイズ機能も紹介してこう。まず、シンプルにTreble(高域)とBass(低域)の調整が可能。例えば「重低音が近所に響いて心配……」という場合には、Bassを下げて使うといったことができる。
また、4種類のサウンドモード(映画、音楽、ボイス、スタジアム)を用意。コンテンツ本来のサラウンドを再現する「映画」、音のパワーと迫力重視の「音楽」、セリフを聞きやすくする「ボイス」、そしてスポーツの歓声を広げて臨場感を高める「スタジアム」を切り替え可能だ。普段は映画をメインに使いながら、気軽にリモコンのボタンを押して切り替えてみてほしい。
加えて、ダイアログエンハンスメント機能も装備。センターチャンネルの周波数帯域を調節し、映画のセリフやライブのボーカルを強調する。人の声の周波数成分をイコライザー補正することで明瞭度を高めて、セリフをクリアに再現し視聴を快適にするという。
ネット動画も音楽再生も。テレビ周りを高音質化したい人にオススメ
コンパクトで上質なヨーロピアンデザインで、本格的なサラウンドを体験できるフィリップスの最新サウンドバー「TAB6309」。ネット動画による映画視聴のみならず、Bluetooth 5.3とLEオーディオ対応でスマホによる音楽リスニングもカバー。テレビ周りの高音質化を図りたい人にオススメだ。
(提供:鑫三海株式会社)