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今週の読者投票:ネットワークミュージックプレーヤー、過半数が「興味アリ」

公開日 2009/08/18 19:12 Phile-web編集部
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8月10日〜8月14日の読者投票:ネットワークミュージックプレーヤーに興味アリ・ナシ?その理由は?

今週の読者投票は、LINN DSシリーズやパイオニア「PDX-Z10」、SONNETEER「Morpheus」など今話題のネットワークミュージックプレーヤーについて興味の有無、そしてその理由を尋ねてみた。


まず興味の有無では「興味ある」が49%、「興味ない」が47%と、両者がほぼ引き分け状態となった。

「興味ある」と回答した人が最も大きな理由としてあげたのが、操作性の充実・便利(29%)。一度CDをリッピングしてNAS(LAN HDD)に音楽データを保存さえしてしまえば、わざわざCDラックから聴きたい音楽を選んでディスクをセットする手間も省け、さらに複数の部屋で同じ保存データを再生するといったことも可能。対応製品ならばインターネットラジオも再生できる。

「PDX-Z10」のようにネットワーク機能を搭載している上に、CD/SACDの再生、USB端子経由でのiPodデジタル出力に対応するなど、便利機能がもりだくさんの製品も登場している。またLINN DSはiPhone/iPod touchをリモコン代わりにできるという面で、ユーザーの操作性に対する満足度は非常に高い様子。またDSの最新ソフトウェアにより先日リリースされたばかりの新PC用コントローラーソフト「KinskyDesktop」の使い勝手は山之内氏も連載で太鼓判を押している(山之内正の週刊AVラボラトリーはこちら)。

「興味ある」の回答者には操作性に続いて「高音質ソースの再生が可能だから」(19%)という音質面への期待の声が高かった一方で、「興味ない」と回答した人はその最大の理由として「音質が不安」(26%)を挙げている。

一部の高音質配信サービスで入手できる192kHz、96kHz/24bitというマスタークオリティの音楽データを再生することができるのはオーディオファイルにとって魅力的なこと。一方で、ファンレス設計など音質にこだわり抜いた設計が施された製品もあるものの、特別な音質対策が施されていないPC周辺機器(PCのドライブ、LANケーブルなど)に対して懐疑的になってしまう心情も納得できる。まだ新しい分野で解明されていない事が多いため、気にはなっているがしばらく様子をみたい・・・というのが本音かもしれない。

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